長野の戸隠神社奥社そばにある、戸隠忍法資料館
忍者好きの僕、あの猿飛佐助の戸隠流忍術を無視なんてできるわけがない
子供に大喜びされる場所だな、この忍者からくり屋敷は
屋敷自体が迷路になっていて、次の部屋に進むのがミステリーなのだ
えっ?扉がないよ
壁を触っていると、あぁ、これか、この壁を押すと壁が反転して進めるのか
掛け軸をめくったら、ほら、ぽっかり穴があいているじゃないか
冒険気分いっぱいで、次の部屋から部屋へ
面白い仕掛けがいっぱいで、伊賀や甲賀の忍者屋敷よりも楽しかった
戸隠忍法資料館にはたくさんの忍具が残されていた
種類多くの手裏剣や、吹き矢や鉤手も
真田十勇士の本を読んだばかりで、忍者モノを書こうと思っていたところ
現実の忍者は、一流アスリート並みの身体能力があったんだろうな
でも3mも跳躍できるわけもなく、物語の中の忍者は、所詮伝説の中の英雄か。
人の思い込みの裏をかくとか、錯覚を利用するとか、そういうものを集めたのが忍術
戸隠は深い山々に囲まれた神秘の地、自然の恵みが集中している
ここで戸隠忍術が受け継がれていたこと、なんだかとても自然に理解できるよ
戸隠神社の奥社、なんともミステリアスな環境に佇む、信仰の主かな
駐車場から歩くこと実に片道2km、車では行けないのが戸隠神社の奥社
その道が凄いこと、杉の巨木が並木になっていて、真っ直ぐな道をひたすら歩く
ゴールが見えなくて、もうどうしようかと思うぐらい、容赦なく参拝者を歩かせる
道脇の戸隠の自然が素敵、6月という季節だからか緑の生き様が美しい
太陽に向けて背を伸ばしたり、大きく葉を広げていたり、精一杯の姿が目についた
何百年と生きている杉並木の足もとで、植物たちが今を生きていた
特異な神社かと思いきや、実の奥社自体はとてもシンプルな造り
仏像が置いているわけでもなく、社殿には目に見える主役はいない
戸隠山の麓、戸隠神社の御本社は、その向こうに見える美しい山肌と新緑か
質素な信仰の場所なのに、新たかな霊験の効果か、多くの人が戸隠神社奥社に向かう
天然記念物に指定されている杉並木を歩くだけで、戸隠神社の世界観に引き込まれる
豊かな自然の中に、信仰の世界を生み出す
戸隠こそが山の神様、森の神様、大自然の象徴となる神様なのでしょう
戸隠高原の美しさ、澄み切った6月の空気に映える連峰の残雪、森林の木々の若々しさ
涼しい高原の風、野鳥の声が心地よく
鏡池というビューポイント、風も穏やかな湖面に映る戸隠連峰が絵画のように美しい
文字にして伝えなくても、この戸隠の写真を見てもらえれば感動が届く
戸隠蕎麦の名店「そばの実」から別れる道を、森の奥へ進むと鏡池が現れます
惜しくもPLフィルターを忘れて、この写真の湖面には余計な反射が残っている
人間社会の中でこんなに美しい光景を創りだすことはどれだけ困難か
自然が長年築きあげてきたこの戸隠・鏡池の景色は、もう抜群の美しさ
これと同等の美しいものを、僕は僕の小説の中で創ることができるのかな
汗を乾かしてくれる爽やかな風、太陽と山のパラダイスになっていて、
そこにいる人間たちも幸せそうにのんびりしていた
白樺の木肌がキレイ、高原っぽさが一層引き立つ
戸隠の鏡池、季節と時間を変えて、また訪れたい名所