愛知県緑化センターという公園、豊田市の桜名所のひとつ。
特徴は、白いユキヤナギとほぼ同時に桜が咲くこと。
ピンクとホワイト、春爛漫のパステルカラーの写真が撮れる。
雨上がりの朝、愛知県緑化センターへ行ってみた。
3月28日の朝時点、暖冬だからかユキヤナギはもう緑の葉が見えている。
桜は5分咲きといったところ、互いのピーク時は今年に重ならなかった。
それでもユキヤナギ&桜の道は大人気、ハイアマチュアカメラマンも何名かいた。
他の桜名所同様に、毎年来ていても撮れる花の絵は似たようなもの。
それでも来てしまう愛知県緑化センター、春の写真を撮りたくなる毎年の願望。
とびきり明るい単焦点レンズで撮るユキヤナギ、白さ際立って。
クローズアップした写真のマジックではなく、愛知県緑化センターのユキヤナギは数多くずっと連なっている。
立派な日本庭園の奥、白とピンクがちらほら見えるのが桜とユキヤナギの道。
広い園内に季節の見所は多い。
2020年4月16日
愛知県緑化センターの外周、御船川沿いの桜並木もまた見所。
藤岡カントリークラブの東側、1.5kmも桜が続いている。
この日は桜満開を降り、葉桜の折り返し地点ぐらいかな。
ラジコンで遊べる藤岡サーキット付近が最も桜の木の密度が濃い。
風が吹くと枝から桜の花が飛んで、その眩しい光景に春を感じた。
この光栄の桜並木を走り抜けて、僕は愛知県緑化センターの全国育樹祭記念広場へと向かう。
手前の岡崎高等技術専門校の手入れの行き届いた植栽も素晴らしい。
記念広場の芝生公園、ここはずっと前によくチェアー持ってきながらリラックして小説書いていたな。
子供を連れてきて遊んだり、写真撮ったり、天気が良い日は最高な場所。
芝生広場をぐるっと一周した後、さらに北上して昭和の森方面へ。
ここへ走りに来るのも何年ぶりだろう、というレベルで記憶が遠い。
景色は何も変わっていなかったから、「ああ、こんな場所あったな」が続いて、その場所を見ては昔の記憶が蘇る、その連続だった。
第5駐車場すぐの森林浴コース、第4駐車場すぐの昭和の小径コースをトレイルランニングしたり、交流館付近まで走ったり、その先の東海自然歩道から西広瀬までランもした。
愛知県緑化センターまで戻り、オーストラリア館や本館あたりを走る。
本館前で地面に落ちた木の実を撮ったのが僕の一眼レフライフの始まりだったな、あれは2009年1月、NIKON D90だった。
地下トンネルを走り抜けて第一駐車場~メタセコイア並木~桜とシロヤナギまで。
ただ走るのも楽しいが、愛知県緑化センターのように見所が多い場所を走るのは楽しいものだ。
白いユキナヤギが主題で、ピンクの桜は副題だ。
愛知県緑化センターは豊田市の桜名所のひとつだが、この通り異質なもの。
春の柔らかい感じ、淡い香り、薄い色合い、ユキヤナギと桜の色が体現。
どこまでいっても、桜が主役に見えないから、桜にとってはストレスかな。
早朝でないと観光客の姿が写真に入ってしまうから、アングルが難しい。
愛知県緑化センターの春の風物詩、ユキヤナギと桜の重なりの写真。