それを、広島市にららぽーとがオープンしそうな予兆だと僕は受け止めたよ。
100万都市ならばいつかは可能性はあると思っていたけど、実現化の足音が一歩近付いてきた感じ。
きっかけはこうだ。
2021年に福岡ららぽーとがオープンすると聞いたよ。
これまでは関東・東海・近畿にしか展開していなかったららぽーとなのに、
一気に東海道筋を離れ、本州を飛び越えて。
物流は陸送するのが簡単なのだから、次は大阪から西へトラックを走らせて、
中国地方の王様たる広島県広島市にオープンさせるのがららぽーとの戦略と思ったのに。
幾ら福岡と広島では人口差があるとはいえ、まずは着実に陸路で西の広島へ、その次に福岡なのかと信じていた。
それが何故に福岡なのか?と、多分の懐疑と、若干の怒りさえ覚えたものだった。
市の人口 | ららぽーと | コストコ | イケア | |
名古屋市 | 230万人 | あり(2つ) | 3つ | あり |
札幌市 | 195万人 | なし | 2つ | なし |
福岡市 | 160万人 | 2021年オープン | 2つ | あり |
広島市 | 119万人 | なし | 1つ | 計画はあり |
仙台市 | 108万人 | なし | 1つ | あり |
ネガティブに考えれば、あのイケアも広島への出店を放置・凍結した。
イケアがあり、コストコは2つもある福岡の需要に、
広島が勝てないのは承知の上でも、なんだか大差を付けられてしまった気がして。
いいえ、広島市西区のアルパークは、ららぽーと広島ではない。
それは、2019年まではららぽーとマネジメントという会社が運営したけど、三井不動産が所有するショッピングモールではなかった。
2020年最新では、大和ハウス工業が所有する施設だ。
これをどう捉えて良いのか、ららぽーとが広島を見放したのか、それとも何かの準備なのか。
私は自分の都合の良いように解釈する。
福岡ららぽーとオープン、そしてアルパークからの三井不動産撤退。
そうだ、それらは「ららぽーと広島市」のオープン準備ではないかと。
- 近畿から九州まで飛び越える、それはたまたま良い物件(土地)が出たタイミング
- むしろその中間点がもったいないので、広島市にららぽーとが降りてくることが逆に約束された
- 広島市内に同じ三井不動産系列の商業施設はいらないから、早めにアルパークから撤退した
- ほとぼりが冷めた頃に、ららぽーと広島はオープンする
- イオンモールが運営する珍しいアウトレット「ジ アウトレット ヒロシマ」に、ららぽーとが対抗
さぁどうだ、この性善説に基づいた、楽観的思想は。
100%正解とは言わないものの、きっと数年後にはこの線でららぽーとが動き出しているような気がする。
広島県広島市を素通りする商業施設があっても仕方ないことだが、広島ららぽーとはオープンするだろう。
広島を外しては日本全国にららぽーとがあるとは言えないのだから。