芦ノ湖(一周22km)
2025年4月20日
花粉が終わって、その日はずっと曇りで、16℃と緩く、過食気味の身体を絞りたいと思った日曜日。
箱根芦ノ湖一周トレイルランニング旅に出てみた、結果は22.22kmを3:24:12で、平均ペース9'11"。

会いたかったのは箱根園近く、湖畔の一本桜、期待以上の満開ぶりでした。

アングルを変えて撮影した湖畔の一本桜、枝ぶりから見事な桜を予想していたけど、これは本物ね。

今日は時計回りにランニングしたから、箱根神社を越えてのロードランは元気なうちに、東海道杉並木でジャンプ。

恩賜箱根公園の桜が美しく、iPhoneのポートレートモードが大活躍。

湖畔展望館までの道は素敵、やはり桜があるのね、日本の美はここにも。

この日は訓練のためのRUN、真田浜前後のトレイルロードをがっつり走る、
前回の22.2km/3時間44分/1km平均10分というスローペースをちょっとは更新しようと。

深良水門のお話は好き、ここの水が裾野市深良一帯の田畑を救ったという最高の仕事よ。
ここの手前でつまづいた瞬間に左足を攣ってやばいかと思ったけど、若干ペースは落ちつつも走り続けられた。

家に帰ったあと、体力回復のためと食べ続けたらダメなんだけどなぁ。
まぁ近所にある3時間少々の最良ランニングコース、また季節を変えて走ることでしょう。
2025年1月26日
この日は冠雪した富士山がはっきりと見える最高の眺望のなかで、芦ノ湖をランニング。
大観山展望台へ行く前、ほどほどランニング10kmはひたすら富士山の写真撮影を愛して。

箱根恩賜公園の湖畔展望館からの富士山、なんて格調高い富士山景色なのでしょう。

同じく箱根恩賜公園の湖畔展望館の正面から、積雪の量といい存在感あり過ぎの富士山。

まだ初詣シーズンということで箱根神社の鳥居は出入りが禁じられておりました。

箱根海賊船・元箱根港の少し南西側の公園が、富士山撮影のベストスポットね、形が最もはっきり見える。

箱根峠まで上がると箱根神社の鳥居が見えた、このアングルはなんだか新鮮でした。
2024年10月26日
芦ノ湖ランニング2周目は、箱根芦ノ湖展望公園〜三国山〜箱根峠〜芦ノ湖東側〜箱根芦ノ湖展望公園の23km/5時間半。
期待していた三国山頂からの眺望は全くないと知った、箱根外輪の景色の良さが分かった、そんな冒険。

朝7:00の箱根芦ノ湖展望公園からの景色、すっきりと全貌が見えている、夏の暑さは抜けて晩秋のどんよりさを感じた。

反対側の富士山は雲に隠れてお顔が見れない。

三国山へ向けて走り出すと、いきなりの絶景に驚いた、この一帯が箱根の眺望のベストスポットだった。

三国山がまっすぐ正面に、足元の道路は箱根芦ノ湖のスカイライン。

走りやすい箱根外輪の道、高校生たちの団体を追い抜かしたらハイタッチの両列のようで照れた。
どこが三国山頂か分からずに歩き抜けてしまった、三国峠展望台のイメージとは全く違って、三国山頂は眺望なしなのね。

6km/1時間半ほどで芦ノ湖スカイラインレストハウスレイクビューに到着、この一帯も眺めが良いね。

箱根峠までは草木伸び放題のシングルトラック、足元の下りに気が付かず珍しく転倒したら、
イヤフォン1つが外れて行方不明、途方に暮れて10分ほど捜索して見つかったけど焦った。

箱根峠から旧東海道の石畳へ、いつかの箱根越えトレランで通った道。

仏像・石像好きとしては、芦川の石仏群は撮らずにいられない。

芦ノ湖観光ゾーンに到着、箱根関所を初めて通過(見学しないので無料)、土塁の地形の険しさにびっくり。

旧東海道杉並木を一走り、変わらずの美しさね。

日中の気温は17℃ぐらい、水は合計1リットルしか摂らずでOK、完全な曇りで帽子も不要、走りやすいコンディション。

箱根神社にお参りして、僕の願いをお伝えした。

箱根園の湖畔の一本桜の美しさにハッとさせられた、これがピンクの花を咲かせたらどんな姿になるのか。

箱根九頭龍の森・セラピーロードは走っていて心地良い、走り疲れた後半に通るから登りでは歩いてしまいますけど。

芦ノ湖キャンプ村を通り抜ける、素敵なコテージがいっぱい。

箱根湖畔ゴルフコース先から箱根芦ノ湖展望公園へ、最後の登り坂を上がってゴール。

こうして地図で見ると、本当に芦ノ湖を一周しているのね。
前回は西側を芦ノ湖畔で走ったけど、今回は外輪・三国山を通った、これで芦ノ湖一周を存分に味わえたよね。
2024年9月7日
芦ノ湖一周22kmをランニングする、この夢企画が現実になったという楽しいお話。
芦ノ湖まで30分足らずで行ける我が新居、最寄りのまともなランニングコースが、まさかの芦ノ湖です。

湖尻水門からスタート、規模の大きな水景にテンション高まる。

反時計回りに走って、前半の元気なうちに芦ノ湖東側のトレイルランニングコースを抜ける計画。
深良水門までひたすら森の中のトレイルを走る。

その先もずっとトレイルコース、ところどころ藪漕ぎになってスピードが上がらない、冬なら草が少なくて走りやすそう。

なので景色もないトレイルランニングコースが続く、でもところどころ芦ノ湖のキレイさが出現。

海辺のような優しい砂浜もあるけど、大半が修行道のようなシングルトラックね。
11kmを平均8分少々で走るペース、1時間24分かけて白浜に到着。

そこから箱根神社までは観光中心になって走るどころではない、まずは箱根駅伝ゴール。

箱根海賊船に乗りたかった、楽しく観光もしたかった。

次は箱根関所に入って観光を楽しむ、という目標を定めました。

恩賜箱根公園の弁天の鼻展望台からの遠景、この遠回りは階段が多いから足にこたえた。

まだ紫陽花が健在なのはびっくりした、高台にあって涼しいからでしょうか。

離宮、この日は富士山見れなかったけど、いつかここから見たいものです。

東海道の杉並木、いつかの箱根越えランニングでも通ったけど、やはり良いね。

元箱根港あたりはインバウンド客が多く、みなさん楽しそうに。
あの箱根神社の湖に突き出した鳥居にも行ってみたけど、写真撮るのに30分以上待ちだったので諦めた。

箱根神社を過ぎたあたりから上り坂が増えるのと、石畳のデザインがおしゃれだったので撮った。

前半はトレイルランニング、後半は舗装道ランニング。
今回はランニングシューズ(ペガサス)だったけど、次回以降はトレイルランニングシューズかな。
東側11kmを除けば、水の補給もできるし、あまり重装備で来なくても良いかも、芦ノ湖一周22kmラン。

箱根園のお庭の素晴らしさ、この辺りは快適に走れるが20km近く走っていると流石に疲れが溜まる。

22.2kmを3時間44分、1km平均10分というスローペース、ちょっと観光し過ぎた。
芦ノ湖キャンプ村でアイス買って帰った。
次は装備を軽く、コースは三国山経由を試そう、毎回どこかを集中的に観光するのが楽しそう。
なかなかの中量級コースで翌日に身体の疲れを感じた、1季節に1回は走りたい本格ランニングコースでした。
外輪山ガイリーン(ハーフ27km)
2025年5月5日
これで箱根外輪山一周を何回かに分けてトレイルランニングしたことになる。
箱根関所〜屏風山〜湯坂路〜浅間山〜箱根湯本駅〜早雲寺〜畑宿〜猿滑坂〜権現坂〜芦ノ湖で、27km6時間のRUN旅。
GW恒例のロングトレランを今回は楽めに走り切った、それにしても湯坂路が素晴らしかった。

朝8時の箱根関所、誰もいないから写真撮りつつ(見学なしなので)無人無料通過。

ここしばらく走り込んできて調子が良い、曇りの上に気温が高く、新緑が綺麗とGWらしいランニング日和。
箱根の山を探検するランニングはワクワクする。

しかし屏風山への鬼のような急階段続きに早速体力を削られた。
屏風山頂には北条氏の簡単な陣があって、土塁が確認できた。

お玉ヶ池の横を通る、森がますます美しくなってきた、石畳もちらほら。

精進池、こんな大きな池が箱根にあることは知らなかった、走ってからこそ気づくもの。

六道地蔵は3.2mもある巨大な石像で700年以上前に作られている、これも超貴重な箱根の文化財でしょう。

湯坂路(鎌倉古道)に入るとびっくりした!
道の広さ、平坦さ、景色の良さ、他ではないほどの素晴らしい道、鎌倉〜江戸時代の箱根ごえの道だったのが納得。
戦で大軍が通るための高速道路だったのだろうな。

道が心地良過ぎて、ついついランニングの足が止まらなくなってしまう。
トレランには相応しくなく6'38/1kmというタイムが出ている、ほとんどロードみたいな湯坂路は光栄の道。

箱根湯本駅近くの湯坂路登り口に到着したのが、スタートして2時間59分後、3時間をギリギリ切った。

早雲寺近くのファミマで栄養補給と、早雲寺の北条幻庵さんの庭で深呼吸。

後北条氏5スターズたちにご挨拶、あなた方の城跡をいくつも見たけど、どれも技巧に富んで素敵でしたよ!

須雲川の水の青さ。

石畳が多くなってくる。
ところで大澤坂〜畑宿〜権現坂まで、風魔の忍びに後をつけられた。
スペイン系の風貌のソロハイカーだが、私のペースに追いついてくるし、どこで私が抜いたかが分からないが後ろで消えたり現れたり。
最後は振り切ったが、あれは風魔の忍びに違いない、只者ではなかった。

ちょっと疲れは出てきたが、足が攣る予兆も出ないし、まだまだ健康で歩き続けられた48歳の春。

途中で水分補給できる場所も多いし、このルートならそう水や食料を持たずに走れるな。
景色はよく負荷はほどほど、距離は稼げるし、計らずとよいトレイルランニングコースに出会うことができた。

定番の箱根旧街道・石畳の神とも言える道、石畳が身近な存在に。

道脇には放水路だろうか、システマティックに出来上がった石畳の道、日本人たちの美しい知恵。

27kmを6時間ちょうどでクリア、長過ぎず楽過ぎず景観も良いトレイルランニングコース。
消費1500カロリー、35000歩。
これで私の箱根外輪山一周が成立したよ、箱根をコンプリートして嬉しい気持ち。

途中で富士山の景色は拝むことはできませんでしたね、そこだけは箱根らしくない。
元箱根港からの富士山写真、ゴールがここなので最後の最後に富士山に祝福された感じ。
2025年1月4日 3:00 PM
箱根ガイリーンのハーフをトレイルランニングした、27kmを7時間15分の大冒険。
箱根湯本駅9:15〜阿弥陀寺9:35〜塔ノ峰10:00〜明星ヶ岳11:00〜明神ヶ岳12:00〜金時山頂13:53〜乙女峠14:42〜桃源台16:30。

消耗少ない真冬、それどころか雪まで降った日だったのに、ハーフだけでもう体力精いっぱい、ガイリーンフルの50kmは厳し過ぎる。

桃源台からバスで箱根湯本駅へ、雪がチラつく中、阿弥陀寺へのロードを登っていると身体が温まってくる。

阿弥陀寺と椿寺への参道、塔ノ峰まではひたすら登る。

途中の道では風魔(風間)の忍びを警戒したが、幸運にも遭遇せずに済んだ。
上がっていくとようやく走れるような平坦な道が見えてくる、素敵な石像に足を止めた。

曇りの日、そして想定外の雪が降ってくる、先は長いけど最初は元気に箱根ガイリーントレラン。
塔ノ峰と明星ヶ岳の間で車道に出た、導かれるがままにロードを走ったら明星ヶ岳の登山道に出たが、道に迷ったかと思った。

明星ヶ岳で小休憩、さぁこの先が景観の良い天空のトレイルコースと聞くから楽しみに。

その直後のこのトレイルがロードとして一番美しかったな、音楽をかけて駆け抜けた。

そして景色がひらけてきた、金時山があんな遠いと目で見たらなんだか絶望的、でもちゃんとたどり着けるさ。

富士山が少しだけ頭を出してきた、雪は止んで、さぁこれから少しは雲が晴れると信じていたけど。

明神ヶ岳でストップ、この一帯が本当に綺麗なトレイル、目の前には本来富士山がドーンだろうし。

金時山に向かって走っていると、視界にカットインしてきた怪しい雲、これが雪の前兆でした。

仙石原と箱根カントリー倶楽部が見えてきた、これまで走っていた道とは違う角度で。

金時山の手前まではまだ元気だったかな、やはりここが一番の勝負、京都一周トレイルの比叡山みたいな強敵が金時山。

加えて雪が本格ぶりになってきた、キレイだけど寒い、二度と会えない光景ではあるけど晴れてて欲しかった。

この通りの積雪が金時山頂に、そしていつも混み合う山頂の休憩場には5人もいなかったというレアな感じ。

僕のナイキペガサストレイル5GORE-TEXが、雪を弾いてくれた、靴下までの浸水はなかったのは最強の証。

寒くなってきたし、食べ物も飲み物も体力も乏しくなってきたけど、ここからあと2時間と思うと、ギブアップせずに走ることに。
雪道を乙女峠までサバイバルトレランね、足を挫いたり攣ったりしたらマズいことに。

雪にアクセサリーに丸峠前後の天空トレイルコースから芦ノ湖を眺めて走る。

800ml持ってきた水は尽き、エネルギー補給は全部食べ、携帯バッテリーは切れそう、20kmもトレランすると身体も辛い。
冒険とはいえ、山道ならば20kmぐらいまでが楽しめるかな、僕の体力では。それ以上は無理が出てくる。

富士見ヶ丘公園で携帯電話がバッテリー切れ、富士山は見えずの曇り空だけど裾野市に近付いてきたら雪は無くなった。
こうも違うのね、御殿場市と裾野市の間に、雪が降る降らないの境界線があると聞いてたけど、ほんとその通り。
箱根芦ノ湖展望公園で芦ノ湖を見た時が実質のゴール、そのあとは湖尻水門〜桃源台駅でゴール。
27kmを走ってなかなかの疲労、このまま補給を続けて箱根峠あたりまでは走れるがその先が相当辛いな。
僕のペースではガイリーンフルでは13-14時間といったところ。

それはともかく、箱根ガイリーンをハーフでも走破できて、冒険心はすっかり満たされました。
眺望と走りごたえのある名コース、それが箱根外輪山トレイルコースね。
箱根八里(30km)
2022年12月4日
箱根越えは天下の嶮とか、東海道一の難所と言われるが、それを自分の足で走って感じてみたかった。
中長距離トレイルランニングを走りながら旅するのが、僕の趣味のひとつ。
結果30kmのRUN旅になった箱根八里ランニング、小田原城から山中城までの厳しくも楽しかった思い出をブログに残そう。

寝坊とか行き先間違いが重なって、すっかり朝の出発/到着が遅れた。。
三島→小田原の在来線は熱海で乗り換え必要と聞いて、時短のためにまさかの新幹線に乗った三島→小田原の2駅だけ。
三島駅から富士山を新幹線を入れて撮った、この辺りは写真家として真剣な技巧。

小田原駅前の北条早雲公、あなたに挨拶でスタート、この時で10:30と超絶ディレイです。

小田原城天守閣に挨拶、久しぶりに来たからじっくり見たかったけど、それは次回のお楽しみ。

銅門や馬出門一帯の素晴らしいこと、次は写真だけ撮るために本気カメラを持って小田原城再訪するよ。。

お堀端通りから国道1号線(東海道)に入ると、あとはひたすら1号線に並走する、そこはつまらないロードラン。

5km走って三枚橋、ここから箱根湯本になる、732号線(東海道)に入ると道が細くなり、より旅情が出る。

気候は15℃と良いが日が暮れるのが早いし、スタートが遅すぎたので先を急ぎたいところだが、
早雲寺の素晴らしさに、ついつい観光が長引いてしまう、この風情のある禅寺のお庭が楽しくて。

北条幻庵作の枯山水庭園だって、北条氏の名将は庭園も作るのか、文化を感じる。

後北条5代の墓、お一人づつ名前を心の中で呟かせてもらって、その偉業をリピートした。

高級温泉宿、界 箱根なんて素敵だろうなぁと思いながら車道を並走。
大澤坂からトレイルに入ると、そこから一気に石畳に変わった、それもハイレベルで数多い石畳に。

石畳愛好家としての顔を持つ私、それは光栄な道でした、ずっとずっと昔、二十代前半の僕は箱根のどこか石畳を歩いたのだが
それがどこかなのか覚えていない、その記憶を探るための旅でもあった(結局どこだったのかは分かりませんでした)。

畑宿に入ると、立派な一里塚が残されていた、この辺りの風情はとても良かった。

橿木坂が最難関の峠、確かに坂が急すぎる、アスファルト舗装化された現代なら良いが、当時は雨の後など泥水をかき分けて進む状況だろう。
だからこそ石畳で舗装することが不可欠、それにしてもこの一帯の石畳率が高くてびっくりした。

途切れない石畳、こうした道を歩くことに慣れて妙に贅沢、トレイルランニングと書いたが、登りがきつくてただ歩いているだけ。

見晴茶屋からの小田原の海、この箱根を越えてからの小田原城攻めはきついな。

落ち葉と、とびとびの石、往時はこんな道だったのだろうな、と夢想。

甘酒茶屋、時間がないので寄りませんが、良い中継場所にあります。

そこからの旧東海道石畳は、もう最高峰に素晴らしかったよ、石畳の王様じゃないかな。
下り道になっていたから、トレイルランニングの応用で走ったけど、足くじかないか必死で注意した。

たまには自撮り、石畳のトレイルロードを一緒に。

権現坂辺りも素晴らしかった、いにしえの旅人になった気分を本当に味わえた。

芦ノ湖、箱根神社の赤い鳥居、海賊船。遠くの富士山は見えませんでしたが。
冬の風が吹いていて、立ち止まると体温持っていかれそうだから、足早に走り去る。

箱根関所一帯は風情あるお店がいっぱいで楽しそうだった。

この箱根八里トレイルランニングは、お正月の大学駅伝にインスパイアはしていませんが、1日目ゴール/2日目スタート地にタッチ!

夕暮れまで時間がなくなってきて焦る、もう三島宿に着く前に完全真っ暗だ。。
向坂から箱根峠までの道も暗めになってきた、体力脚力はまだ問題なかった。

芦ノ湖の湖面が美しい、夕暮れ前の空も綺麗、そう、タイムアウト間近です、晩秋の16時ですから。

標高846mの箱根峠、やっと箱根の頂点を超えた、ここから三島までは下り道だけ。

快調に走り続けるが、旧街道茨ヶ平あたりで日は落ちて、沼津港あたりのサンセット風景が美しかったよ。

大枯木坂前後でも石畳が続いている、それもなかなかの保存具合で。

甘酒茶屋〜芦ノ湖の間の石畳道がベスト中のベストだったと思う。
しかしこの箱根峠〜山中城でも渋めの石畳が続いていた、これが箱根八里の石畳クオリティっていうこと。

山中城手前で、足が攣った!痛みが残って、もう完全にアウト。
どうせ暗くなったからもうギブアップだったので、ある意味ちょうど良かった。
足を引きずって山中城のワッフルを拝む。

バス待ちの時間があったから、APSCセンサーではあるけど、CANON M-200のカメラで富士山スローシャッター写真を意地で撮る。
30kmに及ぶ箱根越えトレイルランニングは、6時間かけてゆっくり終わった、三嶋大社まで行きたかったけど時間切れ。

最後は富士山が笑って僕のスローシャッター写真に写ってくれたよ、お顔に雲もかかっていない。
箱根越えは、本当に天下の嶮だね、現代ではアスファルト舗装があるかそうでもないけど、当時はとんでもない苦労。
これほど良好に石畳が残っている場所もないだろう、そういう意味で最高の体験をすることができて、本当に記憶に残るRUNでした!
金時山(30km)
2024年11月9日
金時山(きんときやま)へのトレイルランニングは是非やってみたかった。
芦ノ湖展望公園からは片道8kmほど、2時間を切るコース、平坦が続き、眺望の良さは抜群。
富士山と芦ノ湖を望む箱根近辺の絶景/走りやすい/走りごたえのあるトレランコース。

前日の大雨で派手に雲海が出ていた、芦ノ湖展望公園から朝8時ちょうどに走り始めた。
先週は芦ノ湖展望公園から三国山〜箱根峠へと走ったけど、この日はその真逆へと向かう。

すぐに薮から物音、前夜は風魔の忍びの話を見ていたので、風魔か?風斎・月斎か、しぇや!とびびっていたけど鹿でした。

峠と峠の間は登り下りになるけど、その途中はこうしてなだらかだからトレイルランが進む。

箱根スカイライン料金所前からの富士山、そしてトイレを使わせてもらう。

長尾峠の先の富士見台は微妙、まぁ富士山は見えるけど、名所なのかなぁ。

丸岳無線中継所の手前から景色が素晴らしくなってくる、芦ノ湖の全貌と、箱根カントリークラブの色合い。

この外輪山を隔てて、箱根芦ノ湖の絶景、その反対側には、富士山の絶景。
眺望の良さではトレイルランニングコースで1位と言っても良いよね。

この日はモンベルのクロスランナーベストとプルトップフレックスウォーターパックを初使用、
このセットはもう手放さない、ずっとこれで走り続ける歩き続ける。

乙女峠までは行き交わす人もほとんどいない、わずかに残る暑さ、平坦気味なコース、景色を楽しんで。

ただし富士山のお姿だけは自由にならない、たまに現れてまた隠れて、まだ冠雪はなく、まぁ自由人・富士山。

乙女峠から金時山へは急に登山客が多くなる、距離が短いのに金時山頂で最高の景色が見れるから人気なのでしょう。

乙女峠の展望台から御殿場の町ごしに富士山を写真撮影。

少々の鎖場、登りの角度が急になる、金時山頂までの道。

往路は1時間59分/8.2kmで金時山頂まで、ギリギリ2時間を切るかどうかの勝負ができるコースなのか。

金時山(きんときやま)は坂田金時(金太郎)の伝説で知った山、山頂からは本当に絶景だった。

少年が岩に寝っ転がって漫画を読んでいたので、その豪胆さと呑気ぶりに思わず写真を撮った。

帰りは寄り道をほぼしなかったので8.1km/1時間54分のペースでクリア、往復16kmで4時間とちょうど良い!

富士見ヶ丘公園から振り返ると、あの場所に金時山があった、この箱根外輪を走ったと分かりやすく目で見えるコース。

これは番外編ですが、箱根芦ノ湖展望公園と湖尻峠の間の高台から、一眼カメラで真剣撮影した一枚。
赤い実、木のネジれ具合、奥の芦ノ湖、狙っていた通りの素晴らしい写真になった。
2024年11月17日
片道4.1kmといえど、足柄峠から金時山頂までは高低差500mを登る厳しさ凝縮コース。
行きは54分、帰りは36分でトレイルランニングした私はまだまだ捨てたものじゃない。

紅葉のベストシーズンだったのでしょう、林道がまっすぐ続くこのトレイルコースの足元はこんな色とりどりの葉が。

ようやく山頂に雪が積もった2024年の冬富士山、雲の合間からわずかな機会だけお顔を出した。

COMPLEX 2024 Liveを初めて聞きながら走った道、日本一心と紅葉。

金時山のふもとから山頂までは極端な登り階段の連続、一気に300mぐらいを上がる。

超がつくほど人気だった金時山頂、人がいっぱいで座るところもわずか、それは分かるよ、この気候に眺望。

三国峠方向の山々も紅葉していた、前日の雨で濃霧。

帰りは休む必要もなく一気にトレイルランで駆け降りる、COMPLEXの音楽を聴いて踊るかのように。