バーズタウン、この古い町は1,780年頃から存在して、ケンタッキー州でも2番目の古さとのこと。
何気なく訪れたバースタウン、歩いていて何かが頭の中にひっかかる。
アレだ、昔の残像。もう20年も前に見た、ワシントン州郊外の古い町並み。
つまり古いアメリカそのものが残っているということ。
イースター前日でウサギさんの着ぐるみ姿がいて、それとみんなで写真撮ろうとしている図。
ダウンタウン中心にある観光案内所(元・裁判所だとか)、「最も美しい小さな町」を名乗るバーズタウンの顔。
シアトルにいた20年前も、アメリカ各地への旅行中にこうしたキレイな町を幾つか見たな。
名前や場所も思い出せないそれらの冒険の影が、今日の僕の頭にひっかかる。
「日本にある美しさとはまるで方向性の違うデザインだよね、これがアメリカかー」
そんなつぶやきをしていたあの頃から経験値を貯めていて良かった。
スパルディングホールもセントジョセフ大聖堂も、外観の写真だけで通り過ぎる。
冒険ではなく写真の被写体を求めている2017年時点の自分。
体験より写真が欲しい。
バーズタウンの町並みに懐かしさと平和とのんびりを感じた、アメリカ人の故郷を体現したかのような町。
このページには載せていないが、バーズタウンの現代の顔は、ウイスキーバーボンの産地であって、
色々なバーボンメーカーの工場やショップが点在しているということ。
2019年4月27日
マイオールドケンタッキーホームの写真 バーズタウンの州立公園
ケンタッキー州歌「マイ・オールド・ケンタッキー・ホーム」と同じ名前の建物。
作曲者のスティーブン・フォスターが、わずかながらも過ごした家が州立公園になっている。
このケンタッキー・コロニアル・マンションは、通称「マイ・オールド・ケンタッキー・ホーム」と呼ばれて、ケンタッキーの州歌でもある。
小型プランテーションといったところだ、入口から建物の雰囲気は。
目的地として来るまでもないが、ついでに寄った僕たちにとっては「もうけもの」だった。
娘は踊る、広い傘の下で。
この野外劇場で、ミュージカル「フォスター・ストーリー」が演じられるとか。
古都バーズタウンはバーボン蒸留所だけではない、マイオールドケンタッキーホームの町。
井戸水を汲み上げるウチの子7歳
イースターのイベントが行われていた
「ケンタッキーの我が家」、日本で言えば演歌。
古き良き時代のケンタッキー州が、バーズタウンのマイオールドケンタッキーホーム州立公園にあった。