ランニング 写真(富士山)

富士山/御殿場ルート、私の日帰登山時間記録・装備品写真

まつきよ
まつきよ
健脚プライドで良いタイム出したけど、キツくて二度は登りない修行コース!
登り5時間30分 (公表所要時間は9時間)距離10.5km
下り1時間35分 (公表所要時間は4時間)距離 8.4km

標高差は2,336m御殿場口新五合目は標高1,440m富士山頂の剣ヶ峰は標高3,776m

富士山御殿場口登山ルート写真

全体写真で見ると、そもそもとんでもない位置関係ね、こんなの登れる人間の足って凄い。

鎖場や岩場がない分、登りやすいのが富士山、それでも長時間の登りと標高差のある富士山登山は難度が高い。

富士山御殿場口登山ルート写真

剣ヶ峰登頂直後の私はとても良い表情をしている、初めての富士山、達成感の極み。

まつきよ
まつきよ
真夏の晴天、早朝からの日帰り往復、健脚の私(フルマラソンでサブ4レベル)が前提ね
シューズトレイルランニングシューズ
ナイキペガサストレイル5GORE-TEX
登りは最良、下りは時々滑った
8合目以上の岩場ではミッドカットの登山靴が良いのだろうなぁ
ソックス厚手のノースフェイス製品特に下りの大砂走りで小石が入るので
厚手の靴下にこだわった方が良い
モンベルのハイドレーション
トレールウォーターパック 1.5Lでちょうど飲みきった
バックパッククロスランナーベスト水、エナジーバー5つ、上着、スマホ、小物
トレッキングポールあえて持っていきませんでした普通の人は両手に必要
サングラススワンズのスポーツサングラス目の疲れ対策も必要
日焼け防止つばの長いハイカーハット日焼け止めを首/耳/両手に塗りまくった

5:21、富士山スカイラインに入ると、あたりの雲が晴れて、本日の冒険地・富士山がくっきり見えてきた。

富士山御殿場口新五合目の第二駐車場には、もう何十台かの車が止まっている。

山小屋に泊まった人もいるのだろうが、それにしてもこの長距離・御殿場ルートを目指すのはどんな人たち?

5:45、御殿場口の鳥居をスタート、4,000円の入山料QRコードを見せてリストバンドを巻いてもらう。

途中の遮蔽物がない富士山御殿場ルート、スタート時点でゴールが目視できる。

あの頂点に立つまでに何時間かかるのか、高山病にかからないかとドキドキしながら、ひたすら歩いていく。

後ろを振り返れば、裾野市・御殿場市あたりの雲海絶景が出ていた。

そうだ、あの辺りを車で走っていたら曇りだったけど、富士山に入ったら快晴、景色は楽しみ。

所々にお花が咲いている、いきなり息を切らしながら登っているけど、お花を鑑賞する余裕はあった。

登山道ははっきり視認できるから、日中の登山ならば迷うことはない。

ブルドーザーが専用道「ブル道」を登ってきた、箱根芦ノ湖をバックに写真に撮れてNice。

先週にトレーニングした双子山を超えてどんどん登る、この時点で他に登っている人は10人ぐらいと多くはない。

今年からの富士山有料化の影響か、御殿場ルートの厳しさゆえか、とても静かな富士山登山。

単独登山だから高山病は怖かった、でも1,440mスタートの御殿場ルートを登っていけば、自然に体は高度順応していくはず。

水は1.5Lと多めに持ってきて、ハイドレーションのチューブで頻繁にとる、私は足を攣りがちなのでコムレケアを2粒持ってきた。

働くクルマがブル道を上がってくる、雲海と五合目らしい緑の点在を背景に、これは素晴らしい写真になった。

7:42、新六号目の小屋に到着、標高2,590m

7:55、休憩の後に登山再開

8:27、六号目に到着、標高2,830m

8:51、標高3,000m

新六号目・六号目までが一番辛かったかな、とにかく何もなく歩き続けるのみで、しかも距離が長い。

私より早く歩く方が2人いて目を疑ったよ、どれだけの健脚者なのだろうかと。

9:45、七合九勺、標高3,290m

10:07、八合目、標高3,400m

周りが赤土になっていく、次第に空気が薄くなっていて、数十歩歩いては深呼吸して息を整えて。

山小屋が出てくると、行き交う人の数も一気に増え、人気のある登山道らしくなってくる。

天気は晴れたり曇ってきたり、あの山頂に着いたときは一瞬でもいいから晴れ間が欲しいなと願っていたな。

山頂までの最後の登り、遠目にもタフさが伝わるよね、凄い執念で登るしかない。

10:47、現在地の看板G-110を通過

水はまだある、高山病の気配はない、気力体力もまだまだ残っているので大丈夫。

登山道からの遠景が、もう飛行機の窓から見えるものになってきた頃。

とうとう登山道を登りきって、富士山頂上浅間大社に着いた、ゴールの剣ヶ峰はこの先。

富士山御殿場口登山ルート写真

火口口を横目に見ながら休む間もなく剣ヶ峰を目指す、日本一の高所到達はすぐそこだが、剣ヶ峰への最後の坂が急。

11:15、剣ヶ峰登頂で記念写真、標高3,776m

5時間45分の大冒険で御殿場ルート登りをクリア、今まで経験したことのないハードな登りだった。

息切らせながら欧米人っぽい人と英会話して互いに写真撮り合った、我ながら良い表情をしている登頂写真になった。

富士山御殿場口登山ルート写真

お鉢巡り部分をパノラマ写真撮影、富士山頂上浅間神社でお守りとステッカーを記念に買った。

12:01、下山開始

野鳥さんに出会った。

下りはあっという間だよ、我ながら凄いスピードで下っていく、トレランシューズだと何度か滑ったけど転倒することもなく。

富士山御殿場口登山ルート写真

本当にノンストップで快走していく、これは下り終わりまでに膝が持つか心配だったが、

登りの苦労を晴らすように降りのスピードを楽しみながら。

12:51、大砂走りへの分岐点

そこからの大砂走りも凄いスピードよ、もう体力全部使っていいからと休むこともせずに振り切って走る。

砂が無くなった最後は歩きになったけど、タイムトライアルみたいになって、結局登りも下りも全力だった。

13:36、御殿場口の鳥居到着

まさかの1時間35分で下り切ってしまった私、これもかなりのスピードでしょう。

歩数で言うと、登りは2万歩、下りは1.3万歩、そんなに多い歩数ではありません。

御殿場ルートを日帰り往復しても、気力体力にはまだ余力あるけど、下りでやはり膝と足の力は消耗した。

間違いなく上級者向けの登山ルートだな、今日のような早朝スタートなら遭難危険もないし、トレーニングとしては最高

それ以上に、生まれてからずっと憧れていた富士山登山ができて最高の冒険になった。