京都・源光庵の丸窓からの紅葉が素晴らしかったから、季節を変えて、新緑の現行案へ。
美しくないはずがない、素晴らしいに決まっている、その通りの素敵な写真撮影ができた。
悟りの丸窓に向き合う、紅葉時とは違ってほぼ無人の源光庵、一対一で向き合える嬉しい時間。
四角の迷い窓も、構図や撮影設定に迷うことなく撮ることができた。
標準50mmの単焦点レンズで個々を撮ったのち、
広角レンズで二つをまとめて撮影する、窓の向こうの新緑が明るすぎて白飛びしないように注意しながら。
京都市内北部の源光庵、バスで来るにもアクセスが不便だから観光客は多くない。
紅葉季節以外は無料駐車場がある源光庵、新緑の頃に訪れるとそんな恵まれた環境で写真撮影できます。
両窓のお外、春のお花が咲き、明るい雰囲気に。
庭からの景色はもう緑色の重なり連なり、C-PLフィルター使用必須で撮影しよう。
血染めの天井も、新緑の頃は笑っているような、明るいような。
入り口から美しい源光庵、紅葉時は行列すらできる場所でも、新緑の頃は爽やかに通過。
悟りも迷いも、無人の頃こそ深まる気がした。
シンプルな構造なのに、永遠のテーマ。
それを狙っているのですが、悟りの円窓(丸窓)は。
2022年11月27日
行ったことがない京都ハイセンス寺院を探していたら、源光庵の悟りの窓・迷いの窓の写真を見つけた。
僕の感性が訴えてくる、そうだ、ここだよ、源光庵に何か引き寄せられるものを感じて。
丸い悟りの窓中に紅葉の景色、これが最良の写真スポットでした。
大宇宙(丸窓)に秋色を投影する、美学の粋ね。
本堂裏の枯山水庭園、ここに紅葉した大木、広角レンズで撮れた全景。
四角い迷いの窓、こちらが2番人気、悟り>迷い。
写真撮影技術的に言うと、外の光が強い日中は明暗差があって外の景色が白トビしてしまう。
太陽光がフラットな曇りや雨の日の方が良いのかな、でもそれだと紅葉の色が弱いのかな。
本堂の畳のところでローアングルで紅葉と柱を入れる写真撮影スポット。
紅葉ピーク時だったので、朝9時に行ったらなかなかの行列、皆さんが知っている素敵な紅葉名所なのでしょう。
場所が京都市内のかなり北の方だし、このシーズンは一般車の駐車場利用はできないし、タクシーかバスで来るのか。
紅葉色が特に強い一角がある、狭いので広角でも全景取りきれないけど、肉眼で見たお姿は素晴らしかった。
本来は座して向かい合う禅寺、この日は写真撮影に夢中で必死で、もう座禅的な精神は皆無でしたけども。
紅葉ピークの中でも、こうした景色に人が入っていないところを撮れる、それだけで贅沢なことね。
つまりは悟りの丸窓なのだ、高品質の京美学を見た想い、源光庵で。
紅葉の絨毯、もうこれ以上ない秋の美しさ。
またひとつ、京都の美しいお寺を知ることができて、心が豊かになった、そんな源光庵との出会い。
次は新緑の頃、僕は源光庵の丸窓を再訪しそうだな、また楽しみが増えたということで。