⭐️普通の写真 写真(お城)

岩村城跡の六段壁、本丸虎口石垣の写真、城下町の画像

鎧のような石垣が連続する山城、確かな戦国時代の名残、そんな印象が続いていた岩村城跡。

再訪するにあたって、もう一度岩村城下町から自分の足で登城してみたいと思った。

岩村城址の六段石垣写真

↑これは天守近くの石垣、その奥には冠雪の山、この写真が「日本三大山城・岩村城」を端的に表現している。

岩村城址の六段石垣写真

六段壁の石垣、その反り返った石垣の誇り高きことよ。

駐車場から登り始めてすぐ、藤坂に出会うと目が覚める、威風と美が混在した始まり。

岩村城址の六段石垣写真

電柱が邪魔で、六段壁を存分に写真撮影できないのが毎回恨めしい。

この右手の石段の連なりをみよ、こんなの誰が突破・攻城できるものか。

岩村城址の六段石垣写真

登城の途中にも目を見張るものがある、いつの時代のものか分からないが尖った石垣は美しい。

日陰の石垣には苔が生えて、日向のものとも違う雰囲気に。

岩村城址の六段石垣写真

「俺はお前を通さない」と力強く言い放っている門だと思った、もう怖かった。

出丸側の石垣、これも有事には強烈な防衛施設なのだろう、誰が進めるものか!

岩村城下町に降りると、人が暮らす文化を見ることができてホッとする、戦は嫌だ。

ひな祭りの人形は良いね、今の時代に見ても温かな気持ちになる、城攻めから戻ったばかりでも。

海鼠壁の美しさは、初めてこれを見た10数年前よりも増幅するよう。

冬の農村日本一景観展望台には、特に色はなかった。左上の山が、岩村城のある城山。

「岩村城と六段壁」動画を、YouTubeにあげました!

2021年1月22日

天空の六段壁岩垣という個性をもつ岩村城。

超広角レンズで撮影した六段壁は、もう超えることのできない障壁。

岩村城の六段石垣写真

標高717mにある岩村城本丸、その少し下の本丸虎口にある石垣が、現代の岩村城のトレードマーク・六段壁。

岩村城の六段石垣写真

虎口ということは、当時はここに大きな門があって侵入者を阻んでいた。

あの六段壁は昔は1面の石垣で、反り返るような高さ、誰が登れるものか。

岩村城の六段石垣写真

石垣の崩壊を防ぐために、後世になって段々の石垣へと姿を変えた。

元々は一枚の岩壁だとしたら、もう鉄壁すぎて攻略できない。

ついでに、中央の電柱がにくい、あれがなければもっと当時に思いを馳せることができるのに。

岩村城下町から歩いて、岩村城登山口へと向かう。

本丸まで距離700m、標高差180mの登城旅、そこには石垣・石壁の物語が。

上の「一の門跡」は攻め手にとっての地獄の始まり、狭い門と三方から迫る高い石垣。

石壁の角度の急さよ、こんなの平服でも登れないし、甲冑や槍を持っていれば尚更のこと。

岩村城の六段石垣写真

来るものを拒む高い壁、今は歴史ロマンで美しく見えるが、兵卒にとっては地獄。

本丸へ辿り着く、やはり一帯は石垣だらけ。

この日は霧がなくて残念、わずかな残雪だけだった。

岩村城の六段石垣写真

当時とそう変わらないだろう石垣が残る岩村城、見逃すまじ・六段石壁。

2020年7月3日

言葉の響きが絶妙だよね、「農村日本一景観展望台」だなんて。

岐阜県恵那市の岩村町の外れ、普段なら完全に通過する田舎の片隅。

農村日本一景観展望所の写真

ちょっとキツい階段を上がって展望台へ、景色は一気に広がる。

僕は超望遠レンズ持参でやってきた、スマートフォンぐらいの広角レンズでは写真は撮れないから。

35mm換算で、810mm相当の望遠域で撮ると、水田の詳細がようやく見える、肉眼では分からない世界が。

農村日本一景観展望所の写真

なるほど、水平に連なる田んぼ、道と民家の並び方がキレイなものだ。

7月の水田は稲の背も伸びてきているが、収穫時の稲穂ならもっと美しいのだろう。

肉眼で見る画角はこのぐらい、一帯には工場やビルが皆無。

「農村日本一景観展望台」の名前を継続するために皆さんが協力しているのだろう。

農村日本一景観展望所の写真

展望台でカメラ2台使って撮っていると、地元の中学生さんたちが大人数でやってきた囲まれた。

自分は邪魔だなと思って、早々に引き上げる、彼ら彼女らが誇れる地元の場所であり続けて欲しい。

天気の悪い日だった、PLフィルターを使ってくっきりとした空と雲の時に撮りたい。

農村日本一景観展望所の写真

日本一の農村を維持継続してくださいね、突然に岩村タワーとか現代っぽいもの建設しないでくださいね。

岩村城下町の本通りを歩いてみる、平日+コロナウイルス影響+雨の3重影響で観光客は僕ぐらい。

岩村城下町の写真

江戸時代の町屋が並ぶストリート、馬籠宿・妻籠宿とも異なる平地の雰囲気がある。

岩村城下町の写真

木村邸の裏にある「なまこ壁」、目に付く素敵なデザイン。

似たものを伊豆松崎町で見たことがある、頑丈な実用性に加え、豪商ならではの喧伝もあるのか。

岩村城下町の写真

10年前は観光客で溢れていた女城主&カステラ松浦軒のあたり。

きっと間も無く、そうだもう少しで観光客が岩村城下町に戻ってくるさ。

 岩村城の写真

岩村城下町から車で、岩村城の本丸近くの出丸まで、わずかな時間で行くことができる。

城下町から40分ぐらいかけて自分の足で登っても良いが、何しろ標高717mと高所にある岩村城、ちょっとした登山になる。

 岩村城の写真

大きな石垣がはっきりと残っている岩村城、この城には異名が多い。

  • 日本百名城
  • 日本三大山城
  • 霧ヶ城
  • 天空の城ラピュタ
  • 女城主おつやの方

雨の日だったこともあり、周囲の山野からは水蒸気が上がっていた。

これぞ霧ヶ城、秋の早朝あたりだったらこの何倍もの霧に包まれるのだろう。

 岩村城の写真

何層にも積まれた石垣が残っている岩村城、随分と規模の大きい山城だな。

3万石だった岩村藩に対して、岩村城は立派すぎる。

1万石だった遠山氏の苗木城も山城としては更に立派すぎるから、3万石なら妥当なのかな。

岩村城の本丸から岩村城下町を望む、山林から上がる霧越しに。

本丸には平らな土地が広がっていた、やはり岩村城の規模は大きい。

 岩村城の写真

織田信長は、叔母・おつやの方を娶らせた遠山景任を「織田家の一門衆」として岩村城主にしている。

徳川家康の時代には、譜代である大給松平家を入れるなど、やはり岩村城はこの一帯の要所であったのだなぁ。


2009年撮影の岩村城下町写真

岩村町なまこ壁の写真

岩村城下町に残る「なまこ壁ストリート」を歩いてみた、綺麗な模様ね

岩村町なまこ壁の写真

なまこ壁と木造車輪、なんとも似合っています、歴史ロマンを感じます

岩村町なまこ壁の写真

岩村城下町の古い民家を無料で見学できます

息づく岩村城下町の文化、美濃国らしい何かがきっと残っているのだろうよ

ちょっとした場面にこそ、日本の美を感じます

岩村町なまこ壁の写真

岩村観光に「松浦軒のカステーラ」は欠かせない

その松浦軒の対面にある、「岩村醸造の名酒女城主」も欠かせませんね

カステラと日本酒の試し食べ飲みで、みんな幸せそうですよ

この2つが岩村城下町の観光ツートップで引っ張っていっているように見えた

田舎なのにちょっと新しくてお洒落な文化のように思えるし、岩村町の雰囲気にもぴったりのカステラと日本酒

岩村町なまこ壁の写真

ここは「農村景観日本一展望所」と名づけられた場所

偉大なる田園風景!完璧な田舎!!


恵那峡・傘岩の写真

恵那峡・傘岩の写真

国の天然記念物・傘岩

何故こんな形になったのかが未だ不明、というのが傘岩の詩的なところ

変わった形の岩は世の中に数あるが、この形は本当に珍しい

鮎の甘露煮がのった鮎そばは美味しかったよ

恵那峡・傘岩の写真

海のような川? 奥に見えるダムがこの恵那峡を生んだ

ダム直下だから水量も安定し、波も立たず、なんて平和な恵那峡

これも不思議な光景だね!大銀杏の大木だという

大井川の流れをダムでせき止めたことでこの景観が出来たという

いいえ、自然の川はあるがままにして既にアートの景色だよ

恵那峡・傘岩の写真

だから人工のダムによる美観というのは僕は納得できないな




私の人生ベスト3写真

火おんどり

夜闇の火祭り、ピントも炎も人の表情も最高な、奇跡の一枚

9年経ってもこれを超える写真が撮れない...

ペンサコーラビーチ(フロリダ州)

冬の海辺、フラットな光

スローシャッター30秒、非現実の世界に

いろは松の夜桜

彦根城の水堀、桜リフレクション

桜満開、微風、深夜の無人を狙って撮影