戦国時代の名山城の代表格・春日山城、あの上杉謙信公の居城。
いつか必ず訪れるぞ!と思って何十年、ようやくその当日を迎えることができた、朝霧深い夏の早朝でした。
春日山神社下の駐車場に車を停めて、春日山神社を通って上杉謙信公銅像から春日山城本丸を望む、朝の深い霧で何も見えない。
これは春日山神社にあった上杉謙信公像の小さいやつ、雨に濡れて情緒たっぷりに。
戦いの神様みたいな上杉謙信にあやかって、僕の戦の勝利も願ってみた。
なんだか気高いものを感じた春日山神社、謙信公の力があるはずだから。
登城し始めても雨と霧は止むことなく、これもまぁ自然だから良いとしよう。
三ノ丸には上杉景虎の屋敷跡、あの北条氏からの養子ね、大事な場所に屋敷を与えられているのが分かった。
二ノ丸を通過、真夏のお城訪問だったが雨効果で汗もかかず、なんだか快適。
ついに本丸に立って、あの上杉謙信公が見ただろう景色と同じものを見た。
すると、霧と霧の合間で視界が広がる瞬間があって、直江津港方面が見えた。
これは奇跡のような瞬間だったな、僕と上杉謙信公がどこかで繋がったかのような嬉しさがありました。
標高180mの春日山城、港から遠いから防衛力が高い山城、でも領地統治には不便、中世ならではのお城。
雪が降ったらこの地にピン留め、もう国の外には出られない北陸、それが伝わってくるような気がした。
毘沙門堂があったのは感動だね、謙信=毘沙門天のイメージだったから。
その毘沙門天の写真、謙信公の遠いお姿を見れたような心地。
春日山神社の勝利お守りをもらってきた、もう勝率上がった気がする。
麓の林泉寺の山門、びっくりする規模の名刹だった、ここにも上杉謙信公の影がある。
なるほど、戦国屈指の名山城であることが伝わってきた春日山城、あぁ、上杉謙信公。