フルサイズ一眼レフカメラで本気撮影した貴船神社の青もみじ写真は、
より色濃く、鮮やかに、僕のファインダーを飾ってくれた。
前回の初訪問時は、APS-Cミラーレスカメラでの撮影で、まぁ問題ないレベルなのだが、
被写体としての春日灯篭石段があまりに素晴らしくて記憶に残っていたから、
ここはカメラマンとして最強カメラツールで高画質写真を撮りたいな、と欲を出してしまった。
京都に、貴船神社に、インバウンド客やGoToキャンペーンでの訪問者が戻ってくる前に、ほぼ無人の貴船神社と新緑を撮りたい。
そんな贅沢な夢を現実にしてしようと、行動力を駆使して貴船神社を再訪。
青紅葉、春日灯篭石段、貴船神社。
この言葉の連なりだけで達してしまいそう、水神の美に。
他を回った都合上、夕方だったので光の弱さはあったが、
その分フラットな光の具合、文句なしの無人の貴船神社・本宮参道。
水の神様がいた、「きぶね」と濁らない「きふね神社」、水だけに。
七夕の飾りがまだ残っていた、昔ながらのシンプルな飾りなのに、
今見てもセンスの最前線をいっているような美しさを感じる。
中宮から奥宮へと歩いていく、表から裏へと足を踏み入れていく感じが漂う。
水神がいるからかな、貴船神社の青もみじの色が眩しい。
目に鮮やかに、写真に残すともっと艶やかに。
奥宮自体には朱色が見当たらなかった、もっと厳かな貴船神社奥宮。
秋の紅葉も良いが、朱色と緑色で彩られる青もみじは美しい。
「緑もみじ」と呼ばずに「青もみじ」とする感覚もいいね。
これ以上ないぐらいの京都絶景写真を提供してくれる貴船神社。
6月の雨上がりの曇りの日が最高だろうな、太陽の光が差さない時間帯に。
この春日灯篭石段は三脚・一脚は使用禁止だが、ISO感度をあげれば難なく撮れる。
ライトアップも撮りたいが、手持ちでは限界がある。
貴船神社の青もみじ写真、記憶に残る素晴らしき撮影場所だった。
2023年11月25日
紅葉時の貴船神社を訪れた、鞍馬寺から山を歩いて越えて。
分かっていたけど、コロナが終わって初めての紅葉、国内外からの観光客が多くて写真が撮れない。。
まぁこの日は歩いて鞍馬寺〜貴船神社を越えるのが目的、牛若丸の時代に想いを馳せるために。
紅葉に色づいた貴船神社、新緑とはまた違う趣き。
人が戻って来てよかったね、カメラマン的にはマイナスなこともあるけど。
この石階段と参道が無人になること、この先ないのでしょうね。
貴船神社の写真、2020年5月撮影
行きにくい場所柄かな、昔から名前は聞いていたものの、訪れる機会に一度も恵まれなかった貴船神社。
新緑と紅葉の名所と聞いていたから、僕にとっては訪れるべき場所。
鳥居から入って、石段の両脇に続く春日灯篭(1枚目の写真)には驚いた。
えっ、こんな写真撮影名所にこれまで来ていなかったとはカメラマンとして人生の損。
紅葉時も素晴らしいのだろうが、新緑と朱色との対比がお見事。
心を奪われて、人が通らない時を狙って何度もシャッターを切る。
どう想像しても石段に灯る春日灯篭を夜景写真に撮ったら最高。
だが人気観光地としては混雑防止のため三脚・一脚禁止と明記されていたことに撃沈。
表参道の石段は87段あるそうだが、景色に気を取られていて登った記憶が乏しい。
縦構図で撮ると、肉眼で見た感動が蘇る。
本宮自体はスペースが広くない、そして割合普通の神社だった、当たり前だが。
貴船神社の見所はやはり表参道の石段に集中する。
深い森の中にあることで、神様がいる感が増幅されている。
貴船という高貴な名前、湖も海もない場所なのに船、ネーミング力は強い。
水源の神様のいる貴船神社だから、水の恵で緑が美しい。
御神水という言葉も素敵、貴船山からの湧水。
絵馬発祥地の地とも書かれたあった貴船神社。
嬉しい出会いになった、貴船神社への初訪問。
鞍馬寺ともまた違う雰囲気で、違いは背中合わせに位置している。