岸和田城の名前は当然知っていたけど、戦国時代というか安土桃山時代で有名な城跡ではない。
続日本100名城に選ばれるぐらいの城なのだから、きっと何かがあると思っての初訪問。
桜満開100%、そこに青空と適度な白い雲の日中に訪れたものだから、岸和田城の印象はとても良い。
C-PLフィルターで反射を工夫して、青空に白雲を強調、順光が当たった桜を意識して撮る。
岸和田城は桜の名所、と言いたい気持ち。
本数は少なくても、内堀をぐるりと囲むように植えられている桜の木々。
天守は再現されたもの、3層の天守で十分じゃないか、史実の5層でなくても。
戦国時代には海城だったそうだ、そう聞くとそう大きな城ではない割に太い堀に納得。
市役所駐車場に停めて周囲を歩き、二の丸跡から本丸復興櫓門へ向かっていると、
なんだか岸和田城の縄張り図が見えてくるよう。
明らかに一帯の地形に城郭の痕跡が残っている、それをすぐに感じることができた。
桜の時期は、内堀沿いをぐるっと一周するのが一番美しい岸和田城の写真の撮り方になろう。
天守からの八陣の庭は難しかった、博識でなければ分からない。
空堀ではなく水堀なのが、海城・岸和田城のPRIDEなのかな、実に素晴らしい。
犬走り、と呼ばれる緩衝地帯を石垣と水堀の間に作っている岸和田城。
この一帯の石土のもろさを補うための犬走りと聞くね。
季節とお花のベストタイミングに接待されて、私は岸和田城が大好きになった。
↑の写真の石垣前、草が生えているところが「犬走り」、この岸和田城の最大見所。
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