特徴のある城跡だ、小牧山城は。
下から上へ直線で繋がっている大手道と大手口は、防衛上の弱点を無視、これは信長の魅せる城作りのせいか。
天守閣は模造、明らかに現代建築物ですが、この小牧山の山頂に城風のものがあるだけで象徴になる。
空堀と土塁の規模感、それからこの維持への努力にびっくりした!
大手口からの真っ直ぐ続く大手道、クランク作って横から狙撃してよ!
桜の馬場あたり、小牧山城は桜の名所でもある。
小牧長久手の戦いの名残なのでしょうね、きっと徳川家康が羽柴秀吉に対抗して深くした堀跡。
発掘されている石垣。
天守から四方を見ると、超望遠レンズだからだけど、犬山城が分かる。
岐阜城も見えた、肉眼では見えないレベルですけど。
名古屋駅一帯の高層ビル、名古屋城の近く。
こうして一帯を見渡すと、小牧山の地理上の重要性を感じていたよ。
2020年9月19日
小牧山城跡・小牧市歴史館の写真
戦国時代歴史ファンとして、一度は行かなくちゃいけないとは思っていた。
あの織田信長が美濃攻略前に居城とした小牧山城。
まぁそっちよりも、小牧長久手の戦いで徳川家康が本陣としたことの方が有名か。
標高86mの小牧山は、麓の駐車場からは小山登りぐらいのもの。
驚きは、眺望が優れていた点。
平野の真っ只中に、急に小牧山が突出している地形、城の4F展望台は標高100mに該当かな。
なんと四方がこんなに開けた眺望、これは小牧城が一帯の要地になるわけだな。
それを知ったことで、僕の中の小牧城の存在感がグッと増した。
これは展望台から超望遠レンズで撮影した、名古屋駅一帯の写真。
肉眼では見ることができない景色。
平地から急激に高度を上げる小牧山、麓には土塁や堀もあったし、防衛力は大したものだったのだろう。
今も研究されている、当時の石垣跡。
3倍ぐらいの攻め手の数では小牧城は落城させられないよね。
散歩にはちょうど良いサイズの小牧山、山城なのかな?大手道は便利すぎる。
四方の平地を見渡すことができる小牧山城、地理上の要所であること違いなし。