鞍ヶ池公園の桜撮影では、他の場所と決定的に異なる点がある。
山登りが求められるということ。
他所の公園ではまぁ平地に近いところを水平移動すれば桜にカメラを向けられるが、鞍ヶ池公園でちゃんと桜写真を追いかけようとすると、きつい坂を越えないと届かない。
駐車場はどこでも良いから停めるとして、まず鞍ヶ池公園の桜名所の代表格・美しの塔に向かうのが定石だが、はい、そこに行くまでの道が若草山の山登り。
しかし苦を感じずに登ってしまうのは、その途中の道から見えるプレイハウスの白いドーム・鞍ヶ池公園植物園の宇宙感溢れる屋根と、桜を掛け合わせて景色がそこそこ面白いから。
美しの塔一帯の桜は見事で、その次はその山の頂上に見える鞍ヶ池PA展望台あたりに行くか悩む、そこから俯瞰する鞍ヶ池公園の光景はやはり面白いから、ついつい山登りを継続してしまうことだろう。
次は道向かいの牧場の方に行こうと、美しの塔から道路の上にかかる橋を渡ろうと下り道を進むが、この道から見下ろす豊田市の街並みがまた良いのだなぁ。
橋から見える赤い電車、あれは名鉄電車の歴史人らしいが、詳しいことは分からない。
桜と赤い電車を少し重ねて写真を撮ると面白い。
観光牧場の山の上、展望台まで登る小道があるが、その道を見上げる場所が僕的には鞍ヶ池公園の桜撮影ベストスポット。
望遠域の焦点レンズで狙うと、それは見事な桜たちの共演。
その桜に触れたくて、坂道を上ってしまう、また明日の筋肉痛のネタを作ってしまう。
こうして愛知県豊田市の桜名所のひとつ・鞍ヶ池公園では坂上がりが避けられない写真撮影事情となる。
歩きやすい服装で、歩く覚悟を決めて、あまり重いカメラ装備を持つことなく来られたし、鞍ヶ池公園の桜世界へ。
2014年撮影
桜だけは何千回、何万回とシャッターを切っても飽きることがない。
豊田市の鞍ヶ池公園で撮影した桜、ここは1,500本も桜がある豊田市の桜名所。
よくもまぁ、なんとか個性を捉えて作品レベルに持っていたね、我ながら。
数えられないぐらい桜を撮ってきたのに。
ほとんど無料なのに、手間暇・お金をかけて創りあげている景色が一杯ある鞍ヶ池公園。
場面はあちこちで変わる、丸1日いても全部は体験しつくせないほど種類が豊富。
急な坂を登り、豊田市の眺望を見る、桜まであったから何だか満足だ。
さすがは豊田市、潤沢な税収を背景に鞍ヶ池公園のような豊かな公園を創ったのか、邪推ですが。
まぎれなく豊田市の桜名所である鞍ヶ池公園、ここ1つで幾つもの桜パターンが楽しめる、撮れる。
桜の見どころ全パターンを丸ごと抱えているような鞍ヶ池公園、横綱級の桜名人だ。
鞍ヶ池公園の桜名所写真、豊田市観光の一眼レフ撮影スポット
だいたいが一日がかりで見て回るような広さの鞍ヶ池公園だよ。
桜満開の時期に訪れてみると、あるある、数多くの桜があちこちに。
わずか2週間程度の桜の輝き、でもその一瞬は格別に美しい。
鞍ヶ池公園の桜、って一言でまとめるのが難しいほど多種多様。
豊田市の桜名所は数あるが、色々な表情という意味では鞍ヶ池公園が抜群。
子供たちが笑いながら走り回っている絵の背景に、鞍ヶ池公園の桜は合う。
牧場の様相、奥には鯉のぼりが、そこにも桜を飾るのか。
凄まじい人の労力と愛情がかかっているはず、鞍ヶ池公園の桜には。
豊田市民の憩いの場っていう表現が合います。
スケールの大きな桜名所ね、豊田市の鞍ヶ池公園。