ほぼフルフラットにできるN-BOX
新型N-BOXで車中泊をする時、どうやったらフルフラットシートにカスタムでき、熟睡に繋がるか。
完全フルフラットではなく、
"ほぼ" フルフラットシートになれば良い
今時の軽自動車は工夫がされているからね、軽=狭いの概念に当てはまらないのがHONDAエヌボックス。
若干の工夫で、その願いを叶えた僕のプチ・テクニックを後で出てくるYouTubeに乗せているから、
静止画と文字でこのブログを見るよりは、記事のずっと下にある動画を見て欲しい。
結論から言えば、
ココがポイント
車中泊マットとサンシェードを買えば、それでほぼフルフラットは実現できる
ただし、完全水平は取れないから、ボトルは転がります、コロコロと。
でもそれでいいじゃないか、もしも君が完全水平でないと眠れないというタイプでなければ。
ホンダN-BOXカスタム G・Lターボ(型式 6BA-JF3)で検証しています。
新型って言えば新型N-BOXだけど、2020年のマイナーチェンジ前の車種です。
シートアレンジのモードは「リフレッシュモード」一択。
問題は前席の段差8cmだが、これは何でも良いのでクッションで凸凹を埋めるのみ。
何でも良いと書いたが、ここはここは硬い物の方が安定する。
あとは車中泊マットを敷き詰めていくだけ。
大事なのは下の2つを選ぶこと。
厚さ10cm(5cmだと物足りない)
幅90cmのMサイズ(幅60cmのSサイズだと1人の横幅ギリギリ)
飛行機で例えれば、国際ビジネスクラスの「フルフラットシート180度」ではない。
「ライフラット(165〜170°)」に相当するかな、ちょっと足元へ滑っていく感じなんてピッタリ。
完全に足が伸びきるレベルだから、僕としてはライフラットに不自由は感じないけど。
転がるものを転がしていくと、ほら転がる、また転がる。
楽しいお遊びでした。
あなたが細かい性格でなければ、ほぼフルフラットで十分に眠れます。
車中泊だと背中や腰が痛いのよ、というイメージとは遠い感じ。
市販のサンシェードを付けていきます。
これは自分の車種と型式専用のサンシェードを選ぶことが大事です。
汎用品だと隙間ができすぎて、朝日が入ってくるので後悔します。
これでほぼフルフラットシートの基礎はできました。
あとは自分の趣味嗜好に合わせてカスタマイズすれば良いけど、そこはお好みで。
参考まで、私の車中泊愛用シーンは、カメラとトレイルランです。
・好きな場所まで事前に移動できること
この2つが私にとっての車中泊の魅力かな。
朝4:30に山奥で風景撮りしたい時、朝6時から長距離走りたい時、車中泊は私を助けてくれた。
そうしたシーンでは車中泊は最強の味方だった。
ほぼフルフラットシートができたら、寝袋や布団を置けば完成。
ちなみに後部座席は通常時から全くいじっていないから、
狭いながらも後ろの荷室は使えるし、前後のシート下もスペースはある。
DIYでベッド台(完全水平)を自作するのが理想なのだろうが、
ゆるいほぼフルフラットシートに興味を示すぐらいの人なら、2万円ぐらいで解決できる。
参考
(車中泊マットで1万円、サンシェードで1万円)
私は、ほぼフルフラットシートのN-BOX車中泊で、また週末旅行に出るのだろうな。
あちこちへ写真撮影へ、それから古道トレイルランニングへ。
コストをそうかけない楽しみ、時短やベストタイミングで遊べる技が、ほぼフルフラット車中泊。
↑ほぼフルフラットシートのYouTube動画作りました
車中泊の体験談
ある程度の年齢に達すると、本質だけが必要というシンプルな生き方になる。
「車中泊ってミジメね、そんなにお金をケチって楽しいの?安全は大丈夫?」
という観点に完全に興味を失ったようだ。
私が欲しいのは「目的をいかに達すること」であって、
この日の僕は「紅葉夜景ライトアップ写真撮影を遅くまで楽しみたい、
翌朝8時に事前予約制の寺院の予約も逃せない」だった。
私にいらないもの | ホテルでリラックスする時間 |
私にいるもの | 睡眠と確実な移動 |
郊外の寺院近くにホテルなんてあるものか。。
ホテル泊→翌朝早くに移動したとして、なんて慌ただしい朝、歓迎できない。
注意ポイント
そんな常識を覆す発想が、N-BOX車中泊なのだと、私は閃いてしまった。
まぁエヌボックスに限らず、軽自動車に限定されず、どの車でも車中泊はできますが。
つまり、私の計画はこうだ。
その夜のうちに、郊外寺院近くのコインパーキングまで移動(夜だから紅葉観光シーズンでも、道が混むことなく最短時間で移動可)
最寄りのコンビニで食事やトイレを済まし、秋だからそうかいていないが汗拭きシートで身体を綺麗にすればいい
夜11時から朝7時まで、なんと8時間も眠れる
この記事の上の方に書いてある車中泊マットや目隠しサンシェードで快適なN-BOX車中泊ほぼフルフラットを実現
翌朝、時間に遅れることなく、むしろ十二分に睡眠をとった状態で、
移動に慌てることもなく、目的である朝予約の寺院を訪れることができる。
逆に言えば、車で移動していない観光客にはこのワザはできない。
着替えや身の回りの物をどこに預けて日中移動する?みたいな雑念があって、行動が制限される。
すると、季節柄その時間帯を逃しては写真ピークに立ち会えない悲劇も生まれてしまう。
N-BOX車中泊が正解かどうかの問題ではなく、この限られた条件下では車中泊移動が個別最適だったということ。
そのエヌボックス車中泊を選択するとして、次は車中泊をいかに快適に成立させるか?ということだから、
フルフラットで眠りたいとか、そんな追加要求が出てくるのね。
人生、好きなものへのこだわりって大事。
私にとっては写真撮影が最優先で、そのための便利手段としてのN-BOX車中泊
車中泊自体に興味はないけど(ホントはできればホテルに泊まりたい)、
しなくちゃいけない状況下では、いかに快適に車中泊するか、って点をクリアしたい。
だからフルフラット車中泊装備、それはただの手段。
でも目的到達のためには、有効で必要な手段ならば、ちゃんと向き合わないといけないね。
車中泊できる軽自動車候補4つ
4つに絞ってあれば、自分に合うものを選べるでしょ!
数ある軽自動車のうち、どれが車中泊にベストなの?
フルフラットシートが最優先で、出来るだけフラットになる車がいいよね。
軽自動車は数あれど、車中泊に向いているものは私の目には4つのみ!
候補ピラミッドの頂点4車種に絞って紹介
頂点 → N-VAN, N-BOX, ハスラー, ウェイク |
アトレー、エブリィワゴン、バモスホビオ、スクラムワゴン、ジムニー、タント |
車中泊にベストな軽自動車4選! 基本比較表 2019年8月
書き手の感覚で決めてるから、細かいことは気にしないでね
N-VAN (ホンダ) | N-BOX (ホンダ) | ハスラー (スズキ) | ウェイク (ダイハツ) | |
総額 | 170万円 | 170万円 | 170万円 | 180万円 |
フルフラット シート | ◯ | △ | △ | △ |
基本走行性能 | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ |
全高 上限200cm | 194.5cm | 178.0cm | 166.5cm | 183.5cm |
全長 上限340cm | 339.5cm | 339.5cm | 339.5cm | 339.5cm |
全幅 上限148cm | 147.5cm | 147.5cm | 147.5cm | 147.5cm |
満タンで 走れる距離 | 350km | 350km | 400km | 400km |
実燃費 | 15km/1L | 16km/1L | 20km/1L | 14km/1L |
燃料タンク | 27L | 27L | 27L | 36L |
重量 | 950kg | 890kg | 790kg | 1,020kg |
発売 | 初代 2018年7月 | 2代目 2017年8月 | 初代 2014年1月 2代目 2019年末予定 | 初代 2014年11月 2代目 2019年10月予定 |
比較したグレード | L | GL | G | Gターボ レジャーエディションIII |
車中泊にベストな軽自動車4選! まとめ
N-VAN (ホンダ) | N-BOX (ホンダ) | ハスラー (スズキ) | ウェイク (ダイハツ) | |
一言説明 | 1人旅に特化 した修行人 | オールマイティ な器量人 | どこか遊び人風 | 実直で有能な人 |
長所 | ・フルフラット ・縦スペース最大 | ・車中泊も街乗りもできる ・走行性能が特に良い | ・車中泊も街乗りもできる ・デザインが良い | ・車中泊も街乗りもできる |
短所 | ・助手席シートが弱い ・後部座席は仮設 | (短所がない) | ・設計が一番古い | ・特徴がない |
つまりだ。
4車種のどれも、既に軽自動車の完成形に近い。
全長・全幅軽が、自動車の規格ギリギリという点は共通。
全高を高くすることにはメリット・デメリットがあり、コンセプトによる使い分け。
個性の出し方も、この4点で精一杯だろう。
ズバ抜けて安い車があるわけでもなし、軽自動車で中では高級な方だ。
そうだ、これからの車は100万円以下の庶民の車ではなく、むしろ高級軽自動車というジャンル。
ならば、最も新しく設計された車か。
注目はスズキ・ハスラーの2代目へのフルモデルチェンジがある2019年末。
初代からのアップグレード具合によって、ハスラーの頭が一つ飛び抜ける。
すると、平凡の上・没個性のダイハツ・ウェイクの脱落が見えるよ。
まだまだ、ほんの予想だけれども。
2020年の車中泊にベストな軽自動車3選 予想
N-VAN (ホンダ) | N-BOX (ホンダ) | ハスラー (スズキ) | |
総額 | 170万円 | 170万円 | 180万円 |
フルフラット シート | ◯ | △ | △ |
基本走行性能 | ◯ | ◎ | ◎ |
全高 上限200cm | 194.5cm | 178.0cm | 166.5cm |
全長 上限340cm | 339.5cm | 339.5cm | 339.5cm |
全幅 上限148cm | 147.5cm | 147.5cm | 147.5cm |
満タンで 走れる距離 | 350km | 350km | 400km |
実燃費 | 15km/1L | 16km/1L | 20km/1L |
燃料タンク | 27L | 27L | 27L |
重量 | 950kg | 890kg | 790kg |
発売 | 初代 2018年7月 | 2代目 2017年8月 | 2代目 2019年末予定 |
比較したグレード | L | GL | G |