中辺路
2011年5月2日
熊野古道とは、数ある参詣道の総称だから、これが熊野古道、というものはありません。
色々調べると、中辺路というコースが熊野古道のメイン、代表として扱われている。

熊野古道をなんとか歩きたかった僕、GW連休を利用して車で向かいます。

中辺路は40km(滝尻~熊野本宮大社)あって、1泊コースだと聞く。

走るのもいいが、写真が撮りたいので歩くにはちょっと長すぎるなぁ、と思って、
一日で踏破できるコース、牛馬童子口から熊野本宮大社の25kmを歩くことにした。

早朝6時のバスで熊野本宮大社を出発、牛馬童子口に7時過ぎに到着。
いざ熊野古道を歩きだすと、いきなり朝日が木々の間に零れて眩しいシーン。
とてもキレイだよ、思わずルンルンになり、足取りも軽く。

間もなく牛馬童子像にお逢いすると、思ったよりも小さいのね。
ほとんど何の飾りもない場所に立っている牛馬童子。

どこにでもある道端の石像なのだろうが、出来映えが美しく、シンボル性がある。

中辺路のシンボル・牛馬童子像と朝の会話をして、また熊野古道を進む。

近露王子近辺の村里の雰囲気がまた美しい。

歩きたいのに、思わず足を止めて、おにぎりを食べつつ、風景に見入ってしまう。

近露だけに、朝露までキレイで。

大型連休中、良い気候なのに行きかう人も少なく、中辺路ウォークを楽しむ。

継桜王子付近の舗装道は足早に歩き去る。

美しい学校に出逢った、僕が知っている中で一番美しい校庭を持つ学校。

峠の登った後にあった、昔そのままの茶屋。

お地蔵さんが陰から見守ってくれている。

ふと、気付くと美しい光景が目に入ってきたり。

これは面白かったよ、親切だよ。
ちょっとでも道を外れたら、この看板が軌道修正してくれる。

小広王子から三越峠の道から、まるっきり一人の世界ですよ。
これが古の熊野古道の姿なんだろうな、と思わされるような静寂の世界。

石畳の道ばかりかと思っていたけど、決してそうではない。

ごく普通の山中トレイルが続き、たまに石が積まれた道があるぐらい。

特徴的なのは、一帯の美林。
木の数が尋常ではなく、天然の美しさ、飾らぬ形は太古から変わっていないはず。

今まで歩いた山道の中でも、印象に深く残るほどの、美林揃いの中辺路。

長丁場の道なので、モンベルのアルパインポール・アンチショックを購入してきた。

両手にポールを持って歩くと、なんと楽なのだろう。
まるで足が4本あるかのように、スムーズに先を急ぐことができる。

この道は決して険しいトレイルというわけではないね。
むしろ安易、ただ距離が果てしなく長いなぁ。

実は朝のバスの中で、後ろに座った2人のランナーから話しかけられてね、
この中辺路トレイル40kmは一日でRUNすることができますよ、と。

随分挑戦的なお言葉ね、今日は写真が撮りたいから歩いているけど、
このぐらいのなだらかなトレイルなら、丸一日かければ40kmは完走できそうだ。
そんな夢ばかり見ながら、次に来るときは本当に走りたいな、と考えつつ歩く。

中辺路を歩こうと思ったのは、精神修行の一環でもあるんだ。
最近の出向先会社の業務が心身ともに負荷MAX、特にこの2-4月はヘロヘロ。

しかしあと半年ばかりしかこの仕事もできないから、
ちょっと心のリフレッシュ、前向きな気持ちで仕事を再開するための修行。
こんな仕事をするのも貴重な経験だとつぶやきながら、心を整理しつつの中辺路。

伏拝王子まで来ると、また里山歩きに戻る。
さすがに20km近くなると足に疲れも出てきたようだ。
ここら辺からは、熊野本宮大社から歩いてくる人も姿もチラホラ。

のどかな里山が続き、それから石敷の道も見えてくる。
歩いて歩いて、午後3時すぎに熊野本宮大社へ到着。中辺路25kmを7時間半で踏破。

さすがに長丁場、両手のモンベルのアルパインポール・アンチショックが有効でした。
ヒザの疲れ、足の疲れが半減した感じを受けたよ。

アミノバイタルのジェルで体力を補給し、c3fitのタイツで全身の疲労軽減。
僕は一人ではないな、トレイルの中でさえ、こうした仲間たちに守られて生きている。
一眼レフD90で数多く写真も撮れて満足です。

次来るときは、本当に40kmの中辺路を、トレイルランで完走してみせよう。
それがこの1年で飛躍的な肉体改造を成功させた僕の卒業検定だ!
熊野本宮大社・大斎原
2011年5月2日
熊野本宮大社・大鳥居の写真、中辺路観光の一眼レフ撮影スポット

熊野本宮大社は中辺路の終着場に相応しい。
後にも先にも続く中辺地の一地点だが、「大社」の名だから、心の区切りになる。
牛馬童子口から熊野本宮大社までの中辺地25kmを歩き通した僕の実感

松本峠も馬越峠も丸山千枚田もあるが、中辺路ほど距離があり、趣を残す古道はない。
自分の頑張りを熊野本宮大社に認められた感じでゴールした25kmの古道ウォーク。

熊野三山の中心が熊野本宮大社だと言う。
やたがらす、という鳥がシンボルになっていて、縄で飾りが造られている。

近くの大斎原、この大鳥居に神を感じる、自然の神、野性の神。

熊野川の洪水から逃れるため、現在の場所に移された熊野本宮大社。

熊野本宮大社参詣と、昔からセットになっていたのが湯の峰温泉。

熊野本宮大社近辺には幾つかの温泉がある。

その代表格、湯の峰温泉のくすり湯に入った僕。

熊野古道・中辺路を歩いた疲れを忘れてしまいました!
松本峠の石畳
2026年5月6日
久しぶりの再訪、熊野古道の石畳坂というとすぐに松本峠を思い出す。

駐車場から上がった直後の一帯がベスト写真撮影スポットだと思っている、そこだけを撮りにきた、それ以上は上に上がらず。

アンダー目に色濃く編集なんかして、渋く、時間と歴史の重みを写真に加えるかのように。

大峯奥駈道を終えた翌朝だったから足痛で峠の上には歩いていけなかった、それが本当の理由ではありました。
2013年5月15日
熊野古道・伊勢路の代表格、松本峠。

美しい石畳が残っている稀有な場所、熊野古道のイメージを守ってくれている。

熊野市街からすぐだから「こんな大きな道沿いに熊野古道が残っているの?」と疑いたくなる。

松本峠に入ってみれば、街からは想像のできない古道イメージ。世界は一気に変わった。

入口からいきなり美しい石畳が連続する、先に進めば表情を変えながら次の石畳が。

沢があるから沢蟹もいる、水気にも溢れた場所。

中辺路よりも馬越峠よりも、熊野古道ならではのイメージを松本峠は持っている。

お地蔵さんが待つ松本峠までの1kmもない登り道に、熊野古道・伊勢路の味が凝縮。

決して行き交う人が多くない松本峠、歩く雰囲気は先人たちと限りなく一緒なのだろう。

良い意味で現代文明が侵食してきていない古道。

熊野古道・伊勢路のベストだと思った、松本峠。

これほどに太古のイメージを保った古道に出逢ったことがない。忘れられない松本峠。
馬越峠の石畳
2013年5月15日
馬越峠の石畳写真

馬越峠は、熊野古道・伊勢路の中でも人気の高いルートだ。
他のルートと比較して、歩いている人の数が格別に多い。

馬越峠では石畳の階段がずっと続き、熊野古道らしい景色がある。

加えて、まわりのヒノキの林がキレイ。

300mの高低差があるルートになるから歩くのも汗が出るけど、
世界遺産・熊野古道という言葉に夢中になった僕たちには問題ではない。

駐車場から馬越峠まで、景色を楽しみながら熊野古道ウォーク。

多雨地域であることがう伺えるように、周囲の緑は瑞々しさに溢れている。

最初は石畳を撮っていた僕が、そのうちに植物ばかりにレンズを向ける。

尾鷲の町なみを一望できる馬越峠トップ。

石畳は続くよ、どこまでも。

松本峠のようなひっそり感はなく、中辺路と較べればあっという間に終わる馬越峠。

手軽に歩ける熊野古道・伊勢路として、多くの人が楽しめるルート。
熊野速玉大社
2026年5月6日
新宮市内のアクセス良いところにあるのが熊野速玉大社、熊野っぽくない都会派(失礼)。

しかし朱色の美しさと神々しさは健在、奥地まで行かなくても本物中の本物を味わえた感覚。

熊野三社でこの熊野速玉大社だけは今回が初訪問でした、これまでは都会派だからと避けていた。

駐車場は熊野川沿いの臨時駐車場で、川の熊野古道と呼ばれる権現河原。

全国熊野神社の総本宮と書いてある、どれほどの重い意味なのか、主役はあなた・熊野速玉大社。
丸山千枚田
2026年5月1日
なんと15年ぶりだった丸山千枚田、前回にこの展望台近くで車中泊したときのこと覚えている。

広角レンズ24mmで撮影すると素晴らしい日本風景になった。

50mmの標準レンズでもいいけど、この丸山千枚田では広角レンズで情報いっぱい入れると良い。
2011年5月3日
丸山千枚田の早朝写真、熊野古道観光の一眼レフ撮影スポット

丸山千枚田、という棚田に、日本の原風景があると聞いていた。
千枚田と呼ばれる場所はいくつかあれど、丸山千枚田の美しさは格別だと。

それならこの目で見てやろう、僕のカメラで撮ってみせよう。
熊野古道・中辺路と熊野本宮大社へ行った後、夜に丸山千枚田へ到着、
そのまま車の中で寝て、早朝の丸山千枚田を待ち構えていた。

朝4時45分、朝もやの中で起きると周囲にもカメラマンが幾人か。
ISO感度をあげてシャッターを切れば丸山千枚田は姿を見せてくれる。
いいね!一台の車が通り過ぎる時、ヘッドライトを灯した一枚は良かった。

丸山千枚田、本当だね、レアな風景、よく整備された美しい棚田。

5月初旬、まだ稲穂が水面を占めていない季節。
水を張った田んぼの水面がはっきりと見えて、写真に映える。

愛知県にも四谷千枚田があるが、斜め上から撮れる丸山千枚田は素敵。

町をあげて美しいものを保っているのがこの丸山千枚田なんだろうな。

5月3日、早朝4時45分から5時15分ぐらいの時間帯には
朝もやが出ていて、まだ陽もささず、幻想的な写真が撮れた。

日中にはっきりと映す丸山千枚田も良いのだろうが、早朝の丸山千枚田もまた一興。
橋杭岩
2023年5月4日
橋杭岩の夜景撮影、真っ暗な夜にスローシャッターで撮影してみた。

まぁまぁ面白い絵になるけど、やはり朝日を受ける橋杭岩を撮影するのが良い気がする。

道の駅くしもと橋杭岩の駐車場に停めて、そこからすぐに撮影できるのは良いね。
赤木城
2026年5月1日
熊野の山奥にある赤木城、どうして続100名城?と思いながら訪問してみた。

丸山千枚田の近く、本当の山奥にあった赤木城、その魅力は訪れてみると体感できる。

破城されたとはいえ奥地にあることで手付かずの城跡が残っている、時間が止まっているのが赤木城。

上から枡形を撮った、こんなにはっきりと、分かりやすいのも他にはない。

石垣と虎口、それはきっとこのままだったのだろうな、リアル感が強いお城。

築城名人の藤堂高虎がここにきて縄張りしたの?そんな想像をしながら歩く赤木城。

しかし周囲を見渡せば目立ったものはない、集落を見渡せるだけで当時は優れた場所だったのか。

遺跡の保存具合がとても、とても良いのが熊野の赤木城、お城好きなら訪問の価値ありです。
新宮城/丹鶴城
2026年5月1日
新宮市内には2つの英雄がいて、新宮城で守りつつ、熊野速玉大社で攻めの願いを。

熊野速玉大社から真っ直ぐの道、散歩コースみたいな関係の新宮城(別名・丹鶴城)。
これが行ってみると予想以上の遺跡保存の良さ、それから立地の安定具合が伝わってくる。

熊野川沿い、水の手を眼下に見る、小高い地形を抑えた新宮城は水運の要地にある。

石垣がしっかり残っている新宮城、こんな街中なのに保存状態の良さよ。

本丸から海が見える、びっくりのキレイな色、新宮城は川と海と丘を握った個性的なお城。
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