どうにも忘れられない秋の道がある、寧比曽岳へと向かうトレイルランニングコース。
天空のトレランコースと僕が名付けたその道は、秋に最高のピークに達する、あれは黄金の道だ。
↑の写真、これこれ、これこそが僕のハートを射止めた黄金の紅葉ロード。
富士見峠のトイレから、寧比曽岳の反対方向へと続く道、その足元。
出発の段戸湖には紅葉最良時が訪れていた、湖面に映る紅葉色を見よ。
段戸裏谷原生林・きららの森へと向かう林道、僕はトレイルランナーに化けて走り出す。
段戸湖の釣り人たち、一定距離を空けて、きっと何かのルールかモラルなのだろう。
五六橋(道迷いの名所)が分かりやすくなっていた、看板に感謝!
豊田市内はまるで紅葉序盤なのに、山奥の段戸湖は違いますね、気温も3℃は確実に異なる。
倒木に苔が住み着いている、きららの森でよく見られる光景。
山走りなのに、この日は写真も楽しみたくてフルサイズカメラα7Cを帯同、RUNよりPHOTOがメイン。
そして最近特に鍛えた僕の心肺はなかなかの丈夫さで僕を走らせてくれる。
この丘を越えれば黄色いゴールが僕を迎えてくれる。
富士見峠から黄金落ち葉の道へ、走っているだけで光栄なトレイル。
富士山は見えないけど、富士見峠からの見晴らしは最高ね、すっかり秋の風で寒さを感じたとしても。
肉眼よりもカメラを通した写真で見た方が、美しく感じるのが紅葉。
寧比曽岳の山頂が見えてきた、タイムは測っていない、だって写真休憩ばかりですもの。
寧比曽岳のベンチから豊田市方面を望む。
ここで久しぶりに自撮り写真撮ったら、アップした顔のシワに年齢を感じた、悲劇がここに!
↑
「寧比曽岳トレイルラン」動画を、YouTubeにあげました!
2020年5月5日
寧比曽岳は豊田市で一番のトレイルランニングコースだと覚えていたけど、
前回走った時から5年経過すると流石にそれが本当だったのか、記憶も怪しくなってくる。
地元で中距離のトレイルランニングができる場所はないかな、豊田市のトレランコースといえば猿投山だけど行ったばかり。
別の場所を、と考えると浮かんできたのが天空のコースこと、寧比曽岳トレイルランニングコース。
まぁ厳密に言えば、寧比曽岳の山頂は豊田市だけど、走り始める段戸湖は愛知県の北設楽郡・設楽町。
「豊田市のトレイルランニングコース」というと正確ではなくなる部分も出てくるけど、まぁそんな細かいことは良いじゃないか。
段戸湖の駐車場に車を入れて、管理小屋横からトレイルコースに入っていく。
走り出すと、すぐに段戸湖の湖面が視界に入ってくる。
久しぶりだね、この景色の感覚を忘れているようで、触れ合えばすぐに思い出してきた。
ルアー&フライフィッシングで有名な段戸湖、静けさは変わっていない。
遊歩道を進んで、湖面ギリギリまでいって段戸湖との再会を喜ぶ。
秋は紅葉名所、初夏の新緑は特に美しいところ。
今日は新型コロナウイルス影響で、なんとフィッシングが営業していないから、釣り人たちの姿がゼロ、通常以上に穏やかな段戸湖。
森の中のトレイルコースへと入っていく。
超望遠レンズをお持ちになっている方々とすれ違うが、段戸裏谷原生林「きららの森」で野鳥を撮っている方だとすぐに分かる。
今日はAir Podsで音楽を聴くのをやめている、それよりも鳥さんたちのさえずりを耳にしながら走る方が気持ち良い。
五六橋を右折して、東海自然歩道の看板やトイレがある道からが、いよいよトレイルランニングコースが始まる。
道脇に出てくる苔の神様たち、そして鳥さんによる音楽。
最初2kmぐらい、車道との交差まではだらだらの小登り道、まぁ普通に走れるレベルだが、
連日のRUNで僕の体は弱っていて、あまり足が出なかった。
そのうちにこの東海自然歩道は尾根や稜線ほどは視界が開けないが、平坦なトレイルコースが続くようになる。
山頂の尾根沿いではなく、頭の上は高い木々に囲われているコース、登山用語で「巻道」と呼ばれる部分だから、さらに走りやすい。
それから足元のトレイルコースの状況が良いのだな、石や木の根はあるがそれでもしっかり整備されているから、走っていて問題がない。
トレッキングしている方はそれほど多くないはずだが、荒廃したトレイルコースどころか、むしろ整備されているコース。
水平ロードに入った途端に、僕の足は復活した。
以前に「天空のトレイルランニングコース」と名付けたこの部分、改めて走ってみるとすぐにその良さを再認識した。
巻き道だから、トレイルは地形に合わせてクネクネと曲がっていく、直線ではないのは非効率だが、走る立場になればその変わった道の作りに自分の足を合わせていくのが実に面白い。
足を滑らせたら谷に落ちるかなぐらいの足元の悪い場所も数カ所はあるが、この程度なら無理なトレイルランニングコースとは言えない。
復活した僕はこの「天空のトレイルランニングコース」を一気に駆け抜けた。
今日に限らないが、ここで行きかわす歩行者は1組あるかないかのレベルなので、全力トレイルランをする余地がある。
ほら、やはりこの寧比曽岳トレイルランニングコースは最高だよ、またこの場所を走れて嬉しい!
(恐怖の登り坂の写真)
程々に疲れると巻き道は終わった。
その後は寧比曽岳山頂へ上がる恐怖の登り坂が待っている。
手元のApple Watchデータだと高度最低が904m(段戸湖)最高が1139m(寧比曽岳山頂)、
標高差235mの半分ぐらいはこの坂ではないか?と思われるぐらいに角度が厳しい。
(フルモデルチェンジされたトイレの写真)
ところで道の左右にあり過ぎだった熊笹は刈り取られているし、坂を富士見峠へ上がったところのトイレもフルモデルチェンジされていた。
ありがとうございます!
(富士見峠への紅葉の道の写真)
富士見峠への紅葉の道を駆け抜けて、反射板から恵那山を望む。
(反射板付近の展望台の写真)
寧比曽岳山頂へ進むと、見慣れた広場が見えてきた。
ベンチ近くの草むらが大幅に刈り取られていたのかな、整備してくださった方がいる。
当たり前だが景色は変わらず、旧友に会った思いでベンチに座って山頂の風を感じていた。
(寧比曽岳山頂の写真)
7.5kmぐらいを1時間40分で走ってきたが、全然真剣には走っていない。
帰りは登り坂がほぼないから1時間かからずに段戸湖まで一気に駆け抜けることができる。
寧比曽岳山頂は愛知県豊田市大多賀町の住所だから、まぁ「豊田市で一番のトレイルランニングコース」でウソはない。
「天空のトレイルランニングコース」はどうやら北設楽郡設楽町。
まぁそんな細かなことはどうでも良いか。
帰りは音楽をかけながらこの素晴らしいトレイルランニングコースを駆け抜けた、
その心地良さ、爽快感ときたら他のコースでもなかなかないよ。
走り足りなかったので、段戸裏谷原生林「きららの森」に寄ってぐるぐると歩いてみた。
ずっと昔にお会いした妖怪風の倒木の根、カエルのような木の病気?できもの?やらと再会。
僕は戻ってきたよ、これからたまに走りに来るね、と声をかけてみた。
豊田市街地では26℃だったのに、段戸湖では22℃。
標高差があるから「避暑地トレイルランニングコース」でもあるのか、寧比曽岳は。
2015年8月8日
夏休みの初日、早速仕事のことを忘れようと寧比曽岳へ。
ここは僕的には豊田市でナンバー1のトレランコース!
スタート地点の段戸湖、季節ごとに水と緑が形を変えつつ、走る気を増幅させてくれる。
標高900mの段戸湖から、標高1,121mの寧比曽岳山頂まで。
往復12kmのトレイルランニングコース。
五六橋のところが迷い易い、東海自然歩道沿いに富士見峠方面に進みましょう。
下界は35℃の真夏日なのに、この一帯は25℃ぐらい、標高の高さと緑の豊かさのおかげ。
豊田市でトレランするなら猿投山も王滝渓谷も良いが、夏は寧比曽岳に限る。
寧比曽岳のベストシーズンは秋の紅葉と、春の新緑の頃。
まぁ当たり前ですが、真夏は人が皆無。
小川の守り神みたいな木がある、力強く根を張った様は圧倒的な存在感あり。
最初は段戸裏谷を少々登っていきます、鳥のさえずりに身をゆだねて。
まもなく山の巻き道に出る、ここから富士見峠の急坂前までが、
僕の愛する天空のトレイルランニングコース。
真夏に来たから伸びた草に視界を遮られたが、
巻き道沿いにスピードを上げて走り続けることができる最高の道。
トレイルランニングの醍醐味を満喫した後で現れるのが、延々と続く急坂。
かなり疲れます。
伸びすぎた笹のシングルトラック、
道を知らない人が歩いたら道を間違えたか?と不安になるはず。
富士見峠一帯は紅葉のベストスポット、夏の今日は青々とした草が眩しい。
寧比曽岳山頂の気温は24℃でした。
風が心地よいが、夏は羽虫が多く長居していられない。
暑さを感じずに豊田市でトレイルランニングを楽しむなら寧比曽岳。
ここは春夏秋冬いつでもキレイなコース。
2013.11.3
奥三河のトレイルランニングコース、私のベストは段戸湖~寧比曽岳の往復15km
①抜群の景色の良さ(段戸裏谷の深い森~尾根沿いのロングコース~寧比曽岳山頂)
②高低差があまりなく走りを楽しめる(段戸湖=標高900m~寧比曽岳=標高1,121m)
③登山者も多くなく、トレイルランしていても他人の迷惑にならない
十分な駐車スペースがあるスタート地点の段戸湖。
湖でのマス釣りと、段戸裏谷原生林(きららの森)への入口。
五六橋で道を迷いやすいが、寧比曽岳への東海自然歩道を進んでいくと、
段戸裏谷の延長線上で深い森の道、それは嬉しいトレイルランコースだ。
私が惚れ込んだ奥三河のトレイルランニングコース、ここは景色の転調が多いのが美点。
森の中を走っていたら、ふと尾根沿いの道に出る。
低い山だからはっきりとした尾根ではないけど、眺望が開けて光が差す。
この辺りは特に高低差がないから、音楽をかけて一気に駆け抜けると、
なんていうのかな、トレイルランナーズハイっていうか、たまらなく愉快でスピードを上げて。
他のトレランコースでもこうした場面はあるけど、このコースではその距離が長い。
最高の楽しみが一瞬で終わらず、持続するなんて。
楽しみの後は難敵だ。
きれいなシングルトラックを通ったら、何層にも続く登り階段。
寧比曽岳頂上への試練、長い長い階段にあなたもきっと弱音を吐くだろう。
登り切った先にはトイレがあり、右手に進むと見晴らしの良い富士見峠。
11月上旬の紅葉シーズンにはこの通り、落ち葉でフカフカな足元、鮮やかな色が眩しい。
左手に進むと寧比曽岳山頂だが、この道もまた高低・歪曲に富んでいて美しい。
寧比曽岳の頂上は眺望も開けていて、ベンチもあってゆっくり休めます。
行きは緩やかな登り、帰りはひたすら下りだから、トレイルランの醍醐味は帰りの景色とスピード。
ベストシーズンは5・6月の新緑と、11月前半の紅葉で間違いなし!
奥三河のトレイルランコースでは、私の中では迷いなくベストワン。
標高1,120m、三河高原の最高地点、東海自然歩道の要所。
トレイルランニングコースの名所であり、紅葉の名所なのが、寧比曽岳。
段戸湖からつながる尾根沿いの山道、愛知県でのベストトレイルランニングコース。
天空のトレイルランニングコース、尾根を一息に駆け抜ける時の爽快さは病みつき。
季節は5・6月の新緑か、11月の紅葉時が良い。
足助・平勝寺からのロングコース、これは景色の転換に富んでいる。
鏑木毅さんが紹介してくれたトレイルランニングコースとは光栄。
大多賀峠からが最短の登り口、カラーはなくて静寂の上り下りが待っている。
寧比曽岳の山頂に魅力は乏しい、景色は開け、ベンチがあり、達成感は演出してくれるけど。
山頂から10分もかからないが、段戸湖方面の富士見峠まで足を伸ばして欲しい。
11月初旬の紅葉最盛期にはこのページの写真のように黄金の道が現れる。
今は富士山は見ることができないが、先人が憧れて付けただろう富士見峠の名に相応しく、
三河高原の景色が一望できる。
寧比曽岳が好き、リスペクトの想いを写真に込めて、インターネットに飾る。
紅葉時は、黄金色の寧比曽岳だよ。
大多賀峠から寧比曽岳の山頂へ2.2kmの登り道、このコースの静けさに個性を感じている。
特徴がある景色・見どころは何もない、そこそこの傾斜がある道をゆっくりと歩くだけ。
こんなにはっきりした光芒が現れるのも朝の一瞬、音も色もない世界だね、大多賀峠。
寧比曽岳山頂へは下の3つのコースがあるが、大多賀峠からが一番短く、一番地味。
①段戸湖からの尾根コース ②平勝寺からの景色転調コース ③大多賀峠からの静寂コース
いつの季節も、ここ大多賀峠からのトレイルでは自分の足音ぐらいしか聞こえない、静寂、静寂。
木立の影に曲者が潜んでいることもない、落ち葉と木の根が話しかけてくることもない。
続く登り坂、上がる息を水分を摂って抑えて、考え事をしながら寧比曽岳へ。
黄金の紅葉に染まる寧比曽岳・富士見峠を写真に収めようと、三脚を担いで登った。
標高820m大多賀峠から、標高1,120mの寧比曽岳山頂へ。静寂以外、何もない、何もなくて良い。
設楽町の段戸湖で有名なもの、ルアー・フライフィッシング、段戸裏谷原生林・きららの森への入口。
秋の紅葉はこのページを見てわかるように色づき鮮やかに。
5~6月の鳥のさえずりが天国を思わせてくれる。
愛知県トレイルランニング名コース・寧比曽岳へは段戸湖からスタートするといい。
真冬には森の奥にある小川が凍った姿を写真に収めるのが楽しい。
春から夏にかけて草木が命息吹く様は、際立って美しい。
有名ではない割に、幾つも魅力をたたえている段戸湖、季節を変えて何度でも愛でたい。
劇的な場所だから、四季と結んで、趣を変えて自在に変化する段戸湖。
その一旦、秋の紅葉の一角を切り取っただけ、魅力は無数に、設楽の段戸湖。
寧比曽岳
2010/08/07 15:04:00
夏休み10連休の初日昨日までの超ハードな仕事を忘れたいと思って、初日の朝から寧比曽岳でトレイルラン!段戸湖から片道5kmばかり、決してEasyなコースではありませんっ段戸湖から当面の道は、左右の木々が道に出てきていて、クモの巣ばかり登り坂はあまりないので、コース的には厳しくないが、とにかく永遠と長い道しばらく走ると、ようやく高い木の足元を縫うような道しかしこれがまた本当に長く続く道で、走り甲斐たっぷりのトレイルランコースですよ街の気温は30度オーバーなのに、林の中は涼しいなぁ1時間14分で、寧比曽岳頂上へ頂上ちょい前に待ち構えている、階段続きの道でさすがにバテたよそれにしても、今日は仕事のことを忘れるために来たのに走りながらも、仕事のことばっかり思い出していた珍しく、走りながらSonyのWalkmanでSalyuなどを聞いていました音楽と自然で、昨日までを忘れ、今日からクリエイティブな夏休みにしたかったのに残念ですねぇ、仕事・仕事・仕事のことばかりが思い出されて・・・帰りは気持ちよかったな、平坦な曲がり山道を駆けて下る時のスピードRockをガンガンにかけて、俺は忍者ですよ、とばかりにRunしていた帰りは疲れていて1時間38分もかかった往復10数kmの段戸湖〜寧比曽岳のトレイルラン愛知県じゃ、本格的にRunができる名コースだと思ったよ!