ニューヨーク・マンハッタンの喧騒も、ロックフェラーセンターのGEビル最上階・トップオブザロックまで登ると聞こえなくなった。
70階は屋外展望台になっていて、ガラスもなく360°自由に夜景写真撮影が可能だ。
三脚も持ち込みOKだが、持ち込まなくても手すりの台にカメラを置き、安定した画質を誰でも得られる。
今や摩天楼=ニューヨークという時代でもないのだが、僕世代ではまだニューヨークが世界の中心っていうイメージが残る。
東京夜景の中心にあるのが東京タワーならば、ここニューヨークではエンパイアステートビル、青と紫のアイツ。
視界の限りCity Lightsと思いきや、↑の中心は黒いスペース、あれはセントラルパークだ!
主役のいるニューヨークの夜景写真を撮りたいのならトップオブザロック。
Twilight時が最良なのだろうが、この日はエレベーター予約が2時間後しか取れずSunsetを逃した。
夜景を求める僕の写真旅も、ひとつの山を越えた。
ブルックリン橋に続き、トップオブザロックの夜景を写真に収められた喜び、何物にも代え難く。
ブルックリン橋の夜景写真 マンハッタン写真撮影スポット
大都会の夜景写真撮影をしていると、心が震える。
ビル群だけではなく、水の流れがあり、そこに橋がかかっていたりしたら尚更だ。
ニューヨークのマンハッタン、イースト川とブルックリン橋を入れた夜景写真。
自分の好みに合わせ、15-30秒の長秒露光で水の流れをフラットに、彩度を若干下げて。
ほら、震えるような一枚が。トップオブザロックからの夜景に匹敵する。
サブウェイの「High Street - Brooklyn Bridge 」駅を出て、Cadman Plaza W/Old Fulton St.を北上。
5分ほどでブルックリン・ブリッジ・パークに、そこのピア1、NYCフェリーの桟橋付近が夜景撮影スポット。
なんとなく治安が心配になるが、観光地で夜まで人が多いから余程心配はない。
大型三脚を持参しなくても、柱の上にカメラを置けるから手軽に撮れる。
もっとも、それだと撮影角度の自由がないから小型三脚を柱の上に乗せると、自由度が増す。
ビルの間から顔を出すブルックリン橋も、ニューヨークならではの写真撮影スポット。
Water St.とWashington St.の交差点からがベストかな。
摩天楼・橋・水の夜景写真、こいつは永遠のテーマ。
タイムズスクエアの大階段は、夜景写真撮影スポット、三脚可
光が眩し過ぎて、思わず直視を避けた。
ニューヨーク・マンハッタンに着いて、真っ先に向かったタイムズスクエア。
派手な夜景写真がお代わり自由で撮影できるな、タイムズスクエア。
大階段に見晴台があるので、その上から写真撮影するのが定番、一番上なら三脚も使えるスペースがある。
広角レンズが必要だな、この時は35mm換算で28mmだったが、もっと広くても面白い。
この↑観客席が便利だね、三脚持参してスローシャッターで撮りたかったかも。
オペラ座の怪人と、CHICAGOを観劇した僕の思い出。
お立ち台の下に、tktsがあってブロードウェイの当日空きチケットを割引で買える。
20年前にCATSのチケットを買ったはずだが、こんなお洒落なブースではなかった、当然変わっているか。
騎乗のポリスもニューヨークの見どころ。
ニューヨークの夜景撮影、ブルックリン橋もトップオブザロックも良いが、タイムズスクエアは明るくて楽しい。
昼間のタイムズスクエア、なんだか夜の絵とあまり差がない。。。
1ブロック奥に入るとピザ屋さんがいっぱいあるイメージ、ホテルへの帰り道に1ピース買って戻るのが楽しかった。
イエローキャブとトランプ大統領が似合うタイムズスクエア、夜中まで眠らないこの一角。
ブルーノート・ニューヨークの写真 人気ジャズクラブを事前ウェブ予約
ずっと行ってみたかったんだよ、ブルーノート・ニューヨーク。
ジャズクラブなんて聞くと、なんだかハードル高い気がしていたけど、行動力がついた今の僕なら大丈夫。
ブルーノートのウェブからテーブル席を予約、バーカウンターは距離があり過ぎるからテーブルで良かった。
ステージとの距離があまりに近い、そしてテーブル同士の距離も近過ぎて狭い、椅子がひけないぐらいに狭い。
その分、音がダイレクトに入ってくるブルーノート・ニューヨーク。
予約していてもテーブルは先着順で良いところにアサインされるから、早めの到着が良いようだ。
階段を上がった2階にちょっとしたショップがある。
地下鉄駅から歩いて30秒、夜10時でも人通りは多く、地下鉄駅も治安の問題ない雰囲気だった。
この夜はDEE DEE BRIDGEWATERさんのステージ、パワフルな声に酔いしれた。
ナッシュビルでカントリーを、セントルイスでブルースを、ニューヨークでジャズを聴いた。
夢はまだ続くよ、メンフィスでロックンロールを、ニューオリンズでジャズを聴きたい。
ブルーノート・ニューヨークの写真、一生モノの思い出。
ニューヨーク・マンハッタンには写真撮影スポットがたくさんあるんだね、ケン。
ウェブで検索すると、定番の写真スポットのまとめ情報が出てきてくれる。
自分で細かく調べなくても、ニューヨークの味わいどころを一気に飲み干せるような幸せ。
それで点を抑えて、あとは自分の足で適当に歩いて見つけたニューヨークの写真スポットたち。
5番街のサックス・フィフス・アベニュー(Saks Fifth Avenue)という高級百貨店のウィンドウとライトアップ。
セントラルパークからロックフェラーセンターまで5番街を歩けば、センスあるショーウィンドウに幾つも出逢える。
サンクスギビングのライトアップで際立っていたのか、イルミネーションが目を楽しませてくれる。
セント・パトリック大聖堂の中には足を運ぶべきね、教会の大都会版とでもいうべきか。
5番街とタイムズスクエアの間を歩けば、シティアートがいっぱい、どれでも見て楽しい。
その昔のニューヨークはわずかな距離でも歩くのが憚られた治安状況だったのに、今は普通に歩ける街になった。
アッパーウエストの地下鉄駅からユースホステルまで夜は走った思い出も、今は昔。
ロックフェラーセンターのアイススケートリンクはニューヨークの名物、トップオブザロックも夜景撮影の定番スポット。
変哲もないニューヨークの光景、溢れる人と車、都心なのに煙も立つ、アメリカの田舎に住んで久しい僕には衝撃的なシーン。
ペンシルヴァニア駅、外観はすっかりお洒落に。イエローキャブも日本車にすっかり変わった。
グランドセントラル駅もそうだが、ニューヨークの駅はつい写真が撮りたくなる。
トランプタワーはニューヨークの新しい写真スポット、多くの方が立ち止まってカメラを向けていた。
マディソンスクエア近くのフラットアイアンビルディング、いびつなデザインのビルが写真に映える。
メトロポリタン美術館からプラザホテルへお散歩しているとなんだか心地よい。
ワールドトレードセンターも、ブルーノートも、ブルックリン橋も刺激だった。
自由の女神とエンパイアステートビルは今回行っていないが、それ以外の大半のニューヨーク写真スポットを周った。
ニューヨークには絵心を感じる、それを写真に撮るのは楽しいことだ。
グランドセントラルステーション ニューヨーク写真撮影スポット
駅が美的な場所になる例はあるが、ここニューヨークのグランドセントラルステーションは本物。
美術館かと、博物館かと思ったら、生活圏内にある移動のための日常だった。
手すりにカメラを置いて、ここでも長秒露光30秒で撮影してみる。
歩き去る人は消え、立ち止まる人は残り、なんだか意味深な写真が出来上がった。
ニューヨーク! これこそニューヨーク! という気がする。
こんなに人が多いのに、洒落た文化が点在、混乱と余裕の混在、誰の目をも楽しませてくれる。
外観だって美しく撮れる、イエローキャブが良い脇役に。
明るく撮ろうよ、グランドセントラル駅、ここもニューヨークの撮影スポットだね。
セントラルパーク写真 ニューヨーク・マンハッタンの超高層ビルを撮る
ニューヨーク・セントラルパーク、なんて嬉しい再会だろう。
ここも20年前に訪れた場所、まぁ当時の若い目には景色はこれほど美しくは映っていなかったのだろうが。
月並みね、ほんの月並みな感想。
「大都会なのに、こんな広い公園がニューヨークの中心にあるなんて!」
公園からの、超高層ビル群、異様な景色だがニューヨークはそれを飲み込んで肥大化している。
5番街の高級ブランド店から歩いてすぐ、地下鉄でも来れる大自然、ねぇ、矛盾しているよ。
セントラルパークのリスさんは大きいのね、冬は寒いから毛皮フワフワなのね。
セントラルパークをランニングする夢を叶えようとRUN GOODSをホテルに持ってきたのに、
メトロポリタン美術館も見たいからWalkになった、その分、一眼レフカメラの画像で撮れたセントラルパークの写真。
ニューヨークに、セントラルパークにお城があるなんて、この公園もニューヨーカーだから個性が光っているのか。
メトロポリタン美術館からプラザホテルへの五番街の道、ここの美しさに気付いた時、
「57番街に吹く小さな風に二人肩をすぼめて歩き続けた」と歌った尾崎豊さんを思い出していた。
57番街でもなく、時代も異なるのに、なんだかお逢いできたような気がした。
セントラルパークと皇居がどうもイメージが重なるよ、都心にあって都心ではない、静動を兼ねた特異な存在。
ワールドトレードセンター跡地(グランドゼロ)写真撮影スポット
「グランドゼロ」と書くべきなのだろうが、僕にとっては「ワールドトレードセンター跡地」がしっくりくる。
20年前にWTC1とWTC2にお逢いした、それが今では柱を失った空っぽの穴だけが。
ニューヨーク初日、市内観光に先んじてまずはここを訪れないと、という想い。
9.11のその時は葛西の寮でテレビを見ていたな、飛行機が突っ込む瞬間、茫然として映画かと信じた。
10:0で一方が悪いとも思わないが、一般市民を標的にするのは悪。
隣にできたOculusのデザイン性! スケートリンクのように明るいのね。
なんでもない街の一角、煙が出て事件か?と思ったら、ただの賑わいだった。良く似合うよ。
ウォール街のフェデラルホールにて、その時代のお祭り。
平日はビジネスパーソンが歩き回っているのだろうか、このウォール街を。
ニューヨーク証券取引所、ここはまだ金融の世界的中心地か、あれから長い時間が流れましたが。
メトロポリタン美術館は写真撮影可能OK、フラッシュは不可NG
メトロポリタン美術館では、写真撮影が禁止されていない。
フラッシュ撮影はNGだし、商用写真はもちろんダメ。
個人使用の写真ならSNS投稿も可能。
太っ腹な、剛腹なルールに驚いたよ、カメラマン的には嬉しい限りだった。
しかしさすがは世界3大美術館と呼ばれるだけあるメトロポリタン美術館。
展示物の数が抜群過ぎる、量で圧倒されるがその上で質も圧倒的だし。
数時間の滞在ではほんの一部しか理解できない、全体をつまむ程度。
どうしてエジプトの建造物がアメリカのニューヨークにある?
時空も距離も超えたの? どういうこと?
少々イラつくことがあった。
「世界中の宝がNYに?泥棒では?本来の場所にあったほうがいい」と思えたから。
初めは拝観していて「凄いなー、珍しいなー」だったが、
そのうちに「おかしい、なんでここに世界の宝物が集中しているの?」という疑問に変わった。
日本の座敷を見ても、本物品質のレベル。
ということは、メトロポリタン美術館内にある各国の宝も第一線の宝物なのだろう。
どう見てもアメリカ・ニューヨークと縁がなさそうな物、繋げたものは財力か、軍事力なのか?
重要文化財クラスの仏像、東寺や法隆寺に展示されていそうなレベルが、
ここメトロポリタン美術館では間近で写真に撮れるのは、ある意味ありがたい。
個人訪問者が、手元の一眼レフカメラを駆使してこんな仏像や仏教芸術品を撮影しているなんて、京都や奈良では到底叶わないことだし。
そこは感謝したよ、メトロポリタン美術館の自由ぶりに。
突然現れた中国様式の空間の一角に驚いた。
忠実に再現というか、その場そのものを空輸してしまったよう。
「忠実に再現」は「そのままかっぱらってきた」の同義語に近い。
ミュージアムショップは品物が充実していて、最高に素敵だった。
カフェテリアでのランチもそれは美味しかった(値段は高かったけど)。
20年前にここメトロポリタン美術館を訪れた記憶をたどれば、セントラルパークの西側にあったような・・・
いいや東側にあるな、僕は夢を見ていたのか。
流石にまだ少年だった頃の記憶は不確か、現実なのか幻なのか。
メトロポリタン美術館は写真撮影可ということをお伝えしよう。
泥棒気味で、ちょっと納得がいかない部分はあるが拝観者として、あるいはカメラマンとして訪れても得難い時間を過ごすことができる。
写真に撮って著作権を乱せと言いたいのではなく、
メトロポリタン美術館は写真OKと伝えることで、あなたもここを訪ねたくなる切っ掛けになれば良いな。