総合評価
名所レベル | 開けた空間、富士山と河口湖 | |
行きやすさ | 冬場の徒歩1時間弱は辛い | |
撮りやすさ | ツインテラスは撮影しやすい環境 | |
撮影成功率 | 富士山頂に雲がかからないか次第 | |
満足度 | 最高の富士山写真 | |
合計 | 100点中88点 (22/25) |
行き方
ルート | 東富士五湖道路・富士吉田ICから車15分で駐車場 そこから徒歩1時間弱(夏季のみシャトルバスあり) |
駐車場 | あり、観光客用、無料、40台 |
駐車場の住所 | 409-3701 山梨県笛吹市芦川町上芦川 すずらん群生地駐車場 |
冬場限定のお話、富士山に積雪のある冬季に、ガチなカメラマンたちは新道峠FUJIYAMAツインテラスに行くから。
駐車場からの行き方をしっかり書き残しておくよ、
厳寒の中で山道を1時間弱歩くことになるので、このページで予習をして向かって欲しい。
なお、夏場はツインテラス入口までのシャトルバスがあるから、それを利用してね。
すずらん群生地駐車場に停めてから車道を上っていく、トイレやお店は冬季閉鎖です。
700mほど車道を登っていくと、道路枠にこんな駐車スペースがある。
空きさえあればここに停めると楽、駐車可能な枠は極めて少ないから、空いていればラッキーという気持ちで。
入口が見えてきたら、バーを潜って入っていく、一般車両は入れないけど、歩行者は合法的に通行できる。
こんな道を40分ぐらいかけて歩いていく、日陰なので寒いのと凍結しているところもあるので注意。
この入口まで一本道だから迷うことはない、あとは階段を上っていければ到着。
奥にあるファーストテラスの方が広々としてて良い、画角も選ぶことができる。
セカンドテラスも素晴らしい、右側に高い木が入るので、撮影に若干制約がある。
撮影場所
どこで撮る? | FUJIYAMAツインテラス、ファーストテラスの最前列 |
どの方向で撮る? | 河口湖越しに富士山 |
撮影地点のバリエーション | 河口湖越しに富士山の一択 |
撮り方
季節 | 12-3月、富士山に冠雪があるとき |
時間帯 | 朝(6-8時) |
天候 | 晴れ |
レンズ焦点距離(35mm判換算) | 20-24mm、広角レンズ |
レンズフィルターの要否 | C-PLフィルター必要 |
三脚の要否 | なくても大丈夫(早朝暗いうちだったら三脚必須) テラスの手すりにカメラ置いて固定撮影できる |
三脚が使用可な場所? | 使用可 |
撮影時の障害 | 風の強さ、冬場の寒さ |
場所取りは必要? | カメラマンも観光客も少ないので心配なし |
構図と主題 | 河口湖越しの富士山 |
他
トイレ | あり |
あると便利 | 帽子(日除け)、手袋(風で寒い)、ライト(朝晩は周囲暗い) |
撮影実例
2025年1月11日
2回目の訪問、色々な富士山撮影スポットを回ったが、新道峠FUJIYAMAツインテラスはやはりベスト3に入る名所。
日の登ったお昼12:00前後の撮影、少し雲が出てきてしまった。
ゲート近くの駐車場が空いていて、そこから微坂道を早足で歩いたら30分ほどで到着。
ファーストテラスで24mm広角レンズ単焦点にて撮影、テラスの手すりにカメラを置いて固定、三脚は持参しなかった。
華のある風景だと思う、富士山と河口湖はもちろん、湖畔の町から遠くは山中湖まで。
正月明けに降った雪がまだ残っていて、白マシマシの富士山と、青い空。
撮れる画角というかパターンは多くないけど、俯瞰型のテラスやパノラマ台では圧倒的な芸術点を出してくれます。
上の写真は50mmの単焦点レンズで富士山を真正面から撮ったもの、偉人と対峙している感が出ています。
2023年12月2日
私の富士山ベスト写真撮影スポット「新道峠」からの絶景をブログにする喜び。
数ある富士山名所の中でも、富士山への空間が開けていて、解放感と距離感が最良と思っているよ、新道峠は。
朝日、正面の河口湖、富士山、抜けるような青空、そんな幸運に恵まれた写真日でした。
朝6時過ぎ・マイナス3℃・FUJIYAMAツインテラスへの訪問は楽ではなかったけど、
厳しい自然環境にこそ美は宿る、それを体現してくれた新道峠。
FUJIYAMAツインテラスからの朝焼けを写真撮影したい、その一心で全力プランで臨んだ。
前日は有休取って移動、すずらん群生地駐車場で車中泊、5時に起きて、熊出没に怯えながらも真っ暗な山道を45分歩いた。
マイナス3℃は辛いのに、若干登り坂の汗が出るけど、汗が冷えては体温が下がる、ゆっくり歩く必要もあり。
広角レンズ24mm、標準単焦点50mm、望遠レンズ500mmの3つのレンズと三脚も持参している、写真好機を逃すものか、と。
最後の階段を登ってセカンドテラス、ファーストテラスに立った時は感動した。
正面に富士山とその前後左右の空間が圧倒的に開けていて。
12月初旬の日の入りは6時ぐらい、次第に明るくなる富士山の裾野、それから朝日に照らされて富士山の残雪が紅くなった。
新道峠からの風景撮影は広角レンズがベストですね、20mm-24mmがいいと思った。
一番上の最良写真は24mmで撮っている、サンライズも富士山も入ったがちょっとキツい。
20mmが良いのか、全体を撮影するには。
超望遠レンズ750mm(35mm換算)で撮ってみると、富士山頂の山小屋も、登山道も分かる。
新道峠の場所は恵まれ過ぎているな、正面に富士山と河口湖、奥には山中湖も見えるし、遮るものが眼下にない。
NDフィルターを使って日中スローシャッターで太陽を光芒にしてみた。
朝の富士山は雲に顔を覆われにくいから良いね、冬の快晴でした。
山中湖方面を望遠レンズで覗くと雲海が発生していた。
セカンドテラスと富士山。
写真撮影にはより広くて、より景色が開けるファーストテラスの方が向いています。
ジグザグに進む富士山登山道が刻まれている。
繰り返すと、僕にとっては新道峠こそが富士山のベスト写真撮影スポットです。
初訪問でこんな天候に恵まれた、というよりそうなる日時を念入りに計画して来た僕の準備勝ち。
写真家として、記憶に残る最良撮影シーンのひとつになりました。
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