決して大きくはない棚田でも、地形と富士山に強い個性がある。
そんな竹之下の棚田の秋を写真撮影してきた、静岡県駿東郡小山町にて。
馬伏川を天然の水掘として、武田氏の丸馬出のような地形。
それにしても棚田の色が鮮やかで、背景がそれを引き立てている。
雲が多すぎて富士山のお姿が見えなかったこの日。
赤丸に示した所には、ようやく冠雪した富士山の頭の一部が見えている。
Google Mapで竹之下の棚田と検索すると、写真撮影スポットには辿り着くことができない。
上の写真の、右下のハート部分一帯に(迷惑にならないように)駐車させてもらい、黒丸部分まで歩く。
黒丸部分は高台になっていて、広角レンズ28mm-40mmあたりで全体を撮ることができる。
上は朝7時前に撮影したもの、惜しいな、やはり富士山があるとないでは華やかさが変わってくる。
この秘密の小さな棚田を維持継続してくださっている方に感謝ね、他では見ることができない風景ですから。