東福寺の写真、方丈庭園の砂紋・通天橋の桜/紅葉、夜間拝観撮影

予期せぬ出逢い、ずっと良い意味で嬉しい巡り合いがあった。

東福寺の方丈南庭、枯山水庭園が紅葉ライトアップされたお姿が極上の写真撮影被写体だった。

東福寺ライトアップ紅葉写真

あれは夜間拝観(有料¥3,000!)に参加して、通天橋一帯がメインかなぁと思いつつ、もちろん方丈も入って行った時。

考えれば東福寺ほど格式の高いお寺だから、何かしら仕掛けがあるのは当然だから予期せぬ、でもないのか。

実力者が実力を見せているだけ、それにしても上の写真の方丈南庭の妖しい美学は僕の想像を超えた。

東福寺ライトアップ紅葉写真

京都の紅葉名所間違いない東福寺、夜のライトアップも素晴らしかった。

紅葉+お寺の建物が紅葉の美を増幅。

砂紋にライトアップで明暗がついて、何かの意味を深くさせている。

紅葉ライトアップ自体はまぁ良いですが、予想通りのものでした。

東福寺ライトアップ紅葉写真

落葉とライトアップ、こうした撮り方が極上かな。

忘れ難い方丈南庭、塀の向こうに紅葉も。

ボケを活用して紅葉ライトアップを撮る、全部くっきり撮るだけではない。

東福寺ライトアップ紅葉写真

通天橋をあちこち歩いて、わずか1時間と限られた夜間拝観の予約時間帯をフル活用。

¥3,000以上の価値があった東福寺夜間拝観、方丈南庭の砂紋に出会えた喜びを。

2020年11月22日

東福寺通天橋から見る紅葉景色は、色づいた木々が波のごとく押し寄せる海を見ている気持ちになる。

東福寺の紅葉写真

ついついこの空間を飛んでみたい、ドローンを飛ばして撮影したい、とかそんな夢みたいな想いばかり。

京都駅からそこそこ近い東福寺なのに、それはもう確かな紅葉名所。

嵯峨野一帯・東福寺・永観堂一帯、この3つがマイ・ベスト・京都紅葉。

東福寺のカラフル具合、ひとつひとつが本物。

それを、よくぞここまで数多く、パターン多く、魅せてくれるものだ。

紅葉と寺院の相性は元々最高だが、東福寺ではそれが京都ブランドも加味され、それは美しいイメージに。

東福寺の紅葉海原、これも通天橋から撮影した至高の一枚。

この景観を維持保守するための、東福寺ご担当者の努力は大したものなのだろうね。

東福寺の紅葉写真

2020年は紅葉ピーク到来が早かった、11月22日でも散り始め。

紅葉具合は素晴らしい、そして背景に立ってくれる和風建築物が美しさを増幅させてくれる。

ひとつの寺院?いいえ、ひとつの公園のような東福寺境内の広さ、そこに紅葉アートが散りばめられている。

赤・黄・緑の3色をどう使うか、というシンプルなテーマなのだが、何年経ってもどれだけ撮っても解けない難題。

紅葉の東福寺を訪れるのもこれで3回目、地形や歩くルートは頭に入ったが、

紅葉をどう撮れば良いのかは今でも追いつかない。

東福寺の紅葉写真

あの円窓がアクセントなんだ、日本の美と紅葉の重ね方が僕の京都紅葉写真のテーマなんだ。

東福寺は紅葉名所、僕は人生であと何回も訪問してしまうことだろうか。

2013年撮影

東福寺の紅葉写真

東福寺は京都でも最高の紅葉名所。

紅葉のピークシーズンに訪れると、人の波・人の海それらの激しさが東福寺が紅葉名所であることを物語っている。

正門以前の臥雲橋で、もうすでにピークのひとつが待っている。

そこはいきなり通天橋と一帯の紅葉を一望できるポイント。

大人だから冷静に順番待ちしつつも、逸る心は抑え切れるものではなく、ついつい一歩踏み込んでしまう、東福寺の紅葉に会いたくて。

通天橋の近くになったら、紅葉の絶景があちこちに、カメラを向ける先に迷う。

ここでも恐るべき人の渋滞が発生するのだが、待てばなんとかベストポジションへたどり着くことはできる。

紅葉に夢中になるがあまり欄干から落下しないかの注意をした方が良いぐらい。

東福寺の紅葉は本当に凄い。

京都一番の紅葉名所は常寂光寺だと思っていたが、東福寺と甲乙つけがたい。

この二つのどちらかが一番だと確信するが、種類が異なるからどっちか一つは選びにくい。

2009年の秋、通天橋の上から見渡した紅葉は言葉にならなかった。

時期も紅葉ピークの最頂点、橋の上から渓谷・洗玉澗を見渡している感覚が楽しさを増幅。

京都のガイドブックを読んで東福寺を知ったのだが、最初はこう思った。

「こんな京都駅に近いお寺が紅葉名所であるわけがない、もっと北の東山の方とか、嵯峨野の方でないとキレイに紅葉が色づかないのでは?」

都心に近めの東福寺の実力を図かねていた、愚かな僕。

前回の訪問で心底惚れた東福寺の紅葉、フルサイズ一眼レフD800で撮らずに死ねるか!とまた来た僕。

今年は正直ピークを少し過ぎた時になってしまったから、悔いは残った。

それでもこうして写真を仕上げてみると、様々に美しく撮れた写真たちに我ながら納得。

何が凄いって、単純に赤と黄の色だけを高めてるのではなく、周囲との調和。

紅葉の魅せ方がアートなんだな、東福寺は。

意図しようとしても意図できるはずもない、偶然か、天然の傑作か。

京都駅からわずか2駅、歩いてもいける範囲なのに、この鮮やかな自然の芸術。

先人たちがつないできてくれた心、美しいものを愛でる心があってこその東福寺。

また逢えて、最高のカメラで最高の紅葉を撮れて、私の人生悪いものではありませんね。

私の中ではとびっきりの京都の紅葉名所・東福寺の写真。

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まつきよ

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