ショッピングモールのサイクルは厳しいものがある。
10年経てば古い扱いをされて「新しいイオンモールができないかな?」と期待されてしまう辛さ。
いやいや、減価償却・設備投資回収には10年どころではなくかかるのだから、
そんなに簡単に飽きられては困る。
イオンモール浜松志都呂 | 2004年 | 若者向け |
イオンモール浜松市野 | 2005年 | 中高年向け |
イオンモール岡崎 | 2007年 | オールマイティ |
だから豊橋市イオンモールだ。
中核都市・豊橋市にできるということに価値がある。
神座を20年ごとに隣のスペースに移す伊勢神宮の「式年遷宮」をイメージする。
雨風への耐用年数を考えて、定期的に実施するイベント。
イオンモールも同じで、10年とはいわず、20年毎に新規オープンなり、
リニューアルを行って地域のイオンモールを最新アップデートする試みではないか。
岡崎市・浜松市という中核都市にあったイオンモールが古くなり、
でも休業して大幅なリニューアル工事するわけにもいかない。
その中間点である豊橋市に最新の豊橋市イオンモールを新設すれば、
その効果で岡崎市・浜松市のイオンモールがリニューアルに着手できる余地が生まれるということか。
★三河・遠州で2015年以降に新規オープンしたイオンモール
イオンモール常滑 | 2015年 |
イオンモール長久手 | 2016年 |
土岐イオンモール | 2022年 |
豊橋市イオンモール | 202?年予定 |
これらが次の10年のイオンモール主役を張る方々。
古豪のイオンモールと隣接しているわけではなく、適度な距離を空けてオープン。
それはすなわち、いつか来るリニューアルの必要性に向けた備え。
なんだか新旧イオンモールの全体像が見えてきた想いがして、僕は満足だった。