ここも絶対に来たかったよ、京都の東映太秦映画村さん。
日本様式の文化をどう表現してテーマパークへ昇華したのか、深い興味があった。
圧倒的な雰囲気作り、本物の役者たち、舞台と人材に投資しているね、東映太秦映画村。
時代を再現しようとする努力が見える、キレのある役者さんの動きが分かる。
そういう印象を受けたので、僕からは大変な高評価です。
ポップで、キャッチーで、笑い過ぎで、それでいてベースは時代物、東映太秦映画村は楽しい。
上のいかつい表情をした忍びの頭領だが、ちょいちょい笑いを入れてきて、しまいには漫才みたくなった。
町並みの再現が良かったなぁ、映画のセットってこういうものなのだろう、
日本人の僕にも新鮮だったのだから、外国人にはもっと?!
映画で見た日本の昔を再現している場所は、東映太秦映画村しか現存していないっていうこと。
京都市内でも一部の寺院と、ここ東映太秦映画村だけかな。
訪れる価値アリの東映太秦映画村、僕は一眼レフを構えてウチの子の写真も撮りまくる、町娘の服でも着せれば絵になったのに。
コスプレさせた娘を歩かせてポートレート撮影したかったな。
本物はいいね、和風テーマパークの頂点か、東映太秦映画村の写真でした。
広隆寺の桜写真、京都太秦観光の一眼レフ撮影スポット
太秦の広隆寺には、とびきりの美人がいるので会いに来た。
国宝第1号の仏像・弥勒菩薩 半跏思惟像という方。
彼女の美しさほど、アジア人の優しさを体現しているものはない
彼女と書きましたが、女性というのは私の推測、性別に意味をあまり持ちませんね。
西洋の「考える人」がロダンの彫刻とすれば、東洋の「考える人」は広隆寺の弥勒菩薩像。
その違いに想いを馳せながら、広隆寺を歩いていた。
特筆すべきは、広隆寺霊宝殿周辺に、やけに美が散りばめられていること。
国宝や重要文化財がぎっしり詰まった広隆寺霊宝殿から溢れ出した美が、
その前にある庭園を美しくさせ、境内に桜を咲かせているということ。
広隆寺霊宝殿には¥700を払って入ります。
他のお寺と較べれば高いけど、十二神将や千手観音立像など、
9-10世紀の仏像が現存するなんて、仏像好きにはたまらない宝物の山。
ライトダウンされた広隆寺霊宝殿、弥勒菩薩半跏思惟像を眺めながら、僕は思った。
優しい微笑を常にたたえている弥勒菩薩半跏思惟像のように、
不幸なことがあったとしても、右手で輪をつくり、不動の様相で、ただ受け流せばいい。
悪いことさえ、ただ受け流せばいい。