SONYのFEレンズ・SEL20F18Gは、どんなタイプのカメラマンに向いているのか?
Youtubeでの検証記事を書いたので、動画で見れるからそちらを見て欲しい。
ほぼ同じ内容のブログ記事も合わせてこのページに残しておこう。
動画向けのレンズか?それとも静止画向けのレンズか?
そういう答えのない問いかけをしてみたが、SEL20F18Gには答えがある。
「動画も静止画も高いレベルで撮れるレンズ」
静止画(写真)の撮れ方はこの記事でも確認できるね。
動画の方は先程のYouTube動画から確認して欲しいが、流石のフルサイズ画質で文句の付けようがない。
持論を遠慮なくぶつけるのなら、上記の図解のように、写真・動画どちらに比重を置いているように思えない。
それって凄い技術革新で、今まではミラーレスカメラ(一眼レフカメラ)のレンズはどうしても写真寄りになっていた。
それがSEL20F18Gというレンズから、動画の必要なことを満たしたのだ。
レンズ界のパイオニアと呼んでも良いね、写真&動画の両立を成し遂げたレンズ。
小型軽量なSEL20F18G。
これはライバルレンズも実現しているレベルで、写真寄りではあるがNIKONもSONYもCANONも同レベルのレンズはある。
凄いのは、サイズと重量の制限を受けながら、動画寄りでもある性能も咥えてしまったということ。
画角20mmは超広角レンズと呼べるクラス。
静止画の場合はこうした夜景撮影に使えるし、
動画では自撮りだったりVlogとして街歩き時に情報量を多く写し込めるから有利だ。
APS-Cにすれば画角1.5倍になるし、これは動画でもSuper 35mmという名称で1.5倍クロップになる。
サイズ感と値段はこうなっている。
SEL20F18Gは素人以上・プロ未満・ハイアマチュア相当といったポジション。
1.4Gクラスの最高画質広角レンズでの一枚と比較してしまえば、
SEL20F18Gでは WOW!! という感動は少ない。
だが、ちゃんとフルサイズマウント(SONY FEマウント)レンズとしての写りはある。
画質・サイズ・重さ・値段のバランスが良く、
サードパーティのレンズ会社を悩ます存在なのだろうなぁ、FE SEL20F18Gは。
玉ボケは美しくでた、マニュアルフォーカス&動画ならではのアート。
無印レンズ<Gレンズ<Gマスターレンズ、というSONYのブランディング。
GレンズであるSEL20F18Gの画質は、画質重視の私へも満足をもたらしてくれた。
こんなに小型軽量なレンズを知ってしまったら、
従来の重く大きい広角レンズを持ち歩きたくなくなる、若干の画質は犠牲にしたとしても。
私の独特評価の結論としては、上記の通りの使い分けだ。
本気で静止画撮影する時に持ち出すことはないが、
動画全て納得の画質、それから静止画も同時に撮れるから、
少しでも動画を撮るシーンならばSEL20F18Gで決まり。
動画を全く撮らない場合だけ、家にSEL20F18Gを置いておくことにしよう。
(でも動画を全く撮らない場面なんて、今後ない気がするね!)