9ー10歳、半分ぐらいは父親離れ、でもまだ構ってくれる年頃。どこで学んだか、もう何でも知っている。
「レイナちゃんねる」という動画シリーズはヒットした。
最初はSONY ZV-1を使った自分の動画編集技術のためだったが、静止画より動画の方が印象強いから、レイナも協力してくれる風に。
ところで恥ずかしさが生まれたようで、そろそろカメラ向けると嫌がる時も出てきた。
生まれた時、「パパに構ってくれるのも10歳まで、その後は20歳過ぎまで暗黒の10年以上」と覚悟を決めていたが、
9歳になり10歳の誕生日を迎える今になっても、まだパパとお風呂に入って遊ぶし、ハグもたまにはさせてくれるし、
仲良く一階の和室で一緒に寝る、二人でイオンモール歩くときはレイナから手を繋いでくれる。
それはね、体つきが明らかに変化してきたし、近寄ると叩いてきたり、いじけて相手してくれなかったり。
ママがレイナ離れしてくれず、まだ代作したり、自分の世界以上のことを見せてあげないのは困った。
その辺りはパパが無理矢理にでも未知の世界に導いてあげないといけないのだろうな。
すっかり感情が出来上がってきているから、どこどこに行こうと誘っても断られちゃう時がある。
騙してでも新しい場所に連れて行ってあげたい気持ちもあるのだが、その辺りはレイナの気持ちを尊重しつつ、という気持ちが優っているのかな。
レイナの髪の毛を洗ってあげて、ドライヤーして、クリームを塗る、この仕事は10歳になってもまだパパの仕事。
嬉しいのだが、とても嬉しいのだが、いつか突然それが消える、それが待ち遠しくも寂しい、複雑な心情ってやつね。
アメリカで使っていた古いi-Phoneを渡したら、もちろん通話もインターネットもできない「ただの小型ビデオカメラ」なのだが、ちゃんと使いこなす。
ある時は、どう成功させたのか、家のWifiとつなげたのは驚いた。
悪い癖で、お出掛け中やドライブ中に、暗いところでもお構いなしにケータイを見る。
今時の当たり前ではあるが、これ以上目が悪くならないか心配。
東京オリンピックが決まった時、10歳になったレイナと一緒に、東京オリンピックを会場で見る、と思ったけど、それはコロナ禍で叶わなかった。
レイナにとっては記憶に残らない東京オリンピックになったことだろう。
バレエ、勉強、お寿司、クレーンゲーム、メダルゲーム、すみっコぐらし、この辺りが10歳の彼女の興味。
女友達との戦い、コロナ、性的、離別、お金、職業、そんなことももう分かっている年頃、一体どこでそんな知識得てきたのだろうか。
10歳というボーダーラインを超えた2021年以降、どういう父娘関係になっていくか心配&楽しみ。
1年後にはお風呂とハグが絶滅していると予想しよう。
習い事・友達遊びの送迎、お小遣いせびり、インターネットあたりをリクエストされるのかな。
一緒に週末のららぽーと出かけが残っていれば良いのだが、それもどうなることやら。