憧れが強かった皇居ラン、江戸城内堀一周5kmのランニングコース。
カメラを持って江戸城内〜武道館〜千鳥ケ淵〜半蔵門〜桜田門〜二重橋〜巽櫓〜大手門を走ると、写真ばっかり撮っていた。
東京を走るなら皇居ランニングでしょ、大手町から大手門へと向かうと気分が高まってくる。
スタート地点としては大手門より、この巽櫓の方がしっくりきますけど。
反時計回りで走るのがマナーの皇居ラン、しかし都会にして信号に邪魔されないジョギングコースは貴重。
走り出す前に、大手門から江戸城内に入っていく私、ランナー兼お城好きのため。
百人番所の向こうに丸の内の高層ビル、このギャップがすごい。
大番所とその奥には立派な石垣が。
中雀門跡手前のクランクと石垣、江戸城の石垣の規模と美しさはどの城にも勝る。
富士見櫓は今は江戸城天守閣の代わりをしてくれている存在ね。
本当の天守台跡。
本丸と大奥があった広場を、天守台から見下ろす。
汐見坂からの景色(石垣、堀、高層ビル)は通る度に写真を撮ってしまう。
二の丸庭園には素敵な竹林まである、この都会のど真ん中に。
そして品位を感じる日本庭園。
それらを見下ろす丸の内の高層オフィスビル群。
平川門から出て竹橋へ。
平川橋を出たら、ようやく走り出す皇居ランナー。
深く、広い、この内堀に守られた江戸城、ものすごい防衛設備。
完璧な高石垣、こんなのどうやって取り付けばいいのか、ねぇ北桔橋。
北の丸へと外れて、日本武道館を通る。
重要文化財・旧江戸城田安門の美しさよ。
靖國神社にご挨拶、先人たちを偲んで。
千鳥ケ淵を走った、春の桜名所だった記憶を思い出しながら。
駐日インド大使館のあたりもよく歩いたな、20代前半だった私は。
千鳥ヶ淵戦没者墓苑へ一礼しに行った。
首都高速環状線と千鳥ヶ淵。
駐日英国大使館の前を通って。
半蔵濠は堀が低く、デザイン性に富んだお堀ね。
半蔵門は、あの歴代服部半蔵が守っているような気がして近付けない。
半蔵門から桜田濠を下る道は、この江戸城ランニングコースで一番美しいところ。
それと並走する道路まで美しいや。
超都心部なのに、広くスペースを使った光景、これは永遠に続いて欲しい。
桜田門へ、こうして写真を撮るたびに走る脚が止まるから、なかなか皇居ランはできません。。
皇居外苑、都会の砂漠、砂場のような光景に変わる。
正門石橋(眼鏡橋)と、奥の伏見櫓が絵画のように佇んでいる。
つくづく、こんな最高の城跡遺構を見ながら走れる皇居ランは格別なコース。
眼鏡橋をまっすぐ見つめる。
あとは和田倉噴水公園までまっすぐな道を走った、ようやくちゃんと走った?
和田倉門跡と和田倉橋がゴール。
走ったのか、撮ったのか、その両方を楽しんだ皇居ランニング一周でした。
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皇居 ランニング
2011/12/27
皇居を一周するランニングが、東京では人気と聞いた。
丸の内に勤めていた頃はそんなこと思いつきもしなかったけど、東京を離れて暮らす今、逆に新鮮でね、皇居ランニングを計画。
大手町駅から歩いて大手門付近、反時計回りに走り出せばいいのかな?と周りを見渡すと、
12月の平日、中途半端な3時という時間帯なのに若い男女が走る姿が数多く見られるから、想定してはいたけど、驚き。
いつも通り、観光目的の外国人の方がいらっしゃる。
歴史ある江戸城と、近代的な大手町のオフィスビルが重なる場所だからね、ちょっとした見どころだと思うよ。
関東地方に住んでいたけど、皇居の周りの地理は意識もしなかった。
大手町から竹橋、九段下から半蔵門、国会議事堂から桜田門、そしてまた丸の内・大手町まで帰ってくる、一周5km足らずの皇居コース。
登り下りもさほどなく、初心者でも走りやすいコースで、都心なのに信号もなく、ずっと走っていられるし、
ライバルのランナーも多いから、なんだかやる気もでるコースだし、これは楽しい。
お洒落なランニンズウェアを着ている人が特別に多いな、それから妙に早いランナーも多かった。
僕はというと、まぁ早く走るのはいいが、途中で停まっては写真を撮る「RUN写」だからさっき追い抜いた人に、
写真中に追い抜かれ、またしばらくの後に追い抜かしたり。
皇居には美しい橋や門が多い、皇居ランニングで見つけたこと。
堀が深くて広い江戸城を攻めるのは兵が幾ら多くても容易ではない。
その防衛力は、現代だって、皇居の防犯力として健在だ。
皇居付近で一番高い丘になっているのが半蔵門付近、あの忍者・服部半蔵が住んでいたのがこの半蔵門付近らしいのだが、
江戸城の守護の大切な役割を果たした服部家が住んだのが丘の上、というのは、きっと何かしらの意味があるのだろう。
今はその意味に思い当たる節はなかったが、なんかそんなことを考えつつ走っていた。
坂を下って、桜田門から城内に入るのは面白いよ、皇居ランニングの醍醐味。
結構あっさり、30分で一周できてしまったので、
ついでに九段下の千鳥ヶ淵からインド大使館〜武道館のコースでもうちょっと走ってみた。
冬なのでさほど汗はかかず、そのまま大手町から電車に乗って家まで帰る。
見どころが多く、楽しいランニングコースでした、皇居一周RUN。
最近、皇居ランナーのマナー違反とかモラルが新聞に取り沙汰されているけど、僕が見た限りではみなさん常識を持った走りをしていました。
歩く人も多い道だから、それは横一列で走ったらマズイよね、あれは。
2009年撮影
皇居・江戸城の写真、東京丸の内観光の一眼レフ撮影スポット
この皇居のお堀を境に、過去の江戸城と現代の大手町オフィス街が分かれる
大手町、言ってみれば過去と現代の狭間
ほら、江戸城と大手町丸の内の高層ビルが景色に混在しているよ
オフィスビル街と隣り合わせに、クラシックがあって意外と言えば意外
江戸城の二重橋~名前だけ残ったが、もう使われることのない橋
江戸城一番のスポットらしいが、もっと華ある見せ方にしてもよいのでは
素敵な景色なのに見せ方はとても地味だ、もったいなく感じてしまう
それはまぁ、ありのままでも美しいけどね
何かが足りない、美なのに、美を見せようとする意識だよ
門や石垣は、江戸城の面影をたたえています
番所がいくつもあり
これは天守閣へ続く道
何もない天守閣から見た街並みね
当時はあのビル群が田畑だったのかな、小さな町並みだったのかな
不思議な模様??
江戸城公園と呼ぶほうが相応しい
主役不在だから、アートというより散歩用公園だね