11歳の娘にせがまれて訪れた原宿の竹下通り、ここを歩くのはもう20年ぐらいぶりでしょうね。
予想していた以上にカラフルでポップなカフェやスイーツがあって、写真撮ってて楽しかった、居場所はなかったけど。
カラフルな綿菓子を最高画質のカメラとレンズで淡く撮る、ものすごい写真になって僕の2023年最高傑作候補。
こんなに狭い入り口ってところは変わりないのね、原宿駅前からの竹下通り。
ポムポムプリンカフェの淡い黄色、キャラクターの可愛さ。
可愛いものたちを、可愛くない本気カメラでがっちり撮る、最高の写真にはなったけど、なんだかムダ。
娘が喜ぶ姿を見て、父はただの暇つぶしでフォトウォークをしていただけさ。
明治神宮の写真、表参道観光の一眼レフ撮影スポット
明治神宮には高校生の頃、初詣に友達・山下君と来た記憶がある。
すっごい広い場所で、すっごい多くの人がいた思い出だけ。
大人になって訪れた明治神宮に改めて驚く。
その巨大さ、森の深さと建物の洗練された具合、整理の行き届き具合。
表参道や原宿駅に隣接した、都心真っ只中。
鳥の声を多く聞くことができ、林は高く、砂利道は長い。
先へ先へと歩いて行くと、伊勢神宮の森よりも雰囲気に富んでいると思った。
伊勢神宮が一番だと思っていたのに、明治神宮の格はそれをも凌ぐ。
本殿付近では建物の細部をよくよく見つめる。
彫刻の題材とか、神事が行われる先に目を向けて、日本の美を探す。
普通はお賽銭を投げいれ、願い事を頼むだけだろう、僕の取材は違う。
どの角度だったらこの美を活かせるか?
どの細部に明治神宮なりの美しさが顕れているかって、それを考えてばかり。
今日ここで結婚式をされているカップルが何組かいて、その行列が神秘さを増幅。
建築物に驚愕の歴史の重みはないけど、逆によく清掃された現代的な美を感じた。
スペースが限られた都会なのに、スペースを十分取った明治神宮。
その落差に僕はやられてしまったのか、すっかり見直し、惚れてしまいましたとさ。