ランニング

ガイリーンハーフ27km、箱根湯本〜明神ヶ岳〜金時山〜桃源台

箱根ガイリーンのハーフをトレイルランニングした、27kmを7時間15分の大冒険。

箱根湯本駅9:15〜阿弥陀寺9:35〜塔ノ峰10:00〜明星ヶ岳11:00〜明神ヶ岳12:00〜金時山頂13:53〜乙女峠14:42〜桃源台16:30。

消耗少ない真冬、それどころか雪まで降った日だったのに、ハーフだけでもう体力精いっぱい、ガイリーンフルの50kmは厳し過ぎる。

桃源台からバスで箱根湯本駅へ、雪がチラつく中、阿弥陀寺へのロードを登っていると身体が温まってくる。

阿弥陀寺と椿寺への参道、塔ノ峰まではひたすら登る。

途中の道では風魔(風間)の忍びを警戒したが、幸運にも遭遇せずに済んだ。

上がっていくとようやく走れるような平坦な道が見えてくる、素敵な石像に足を止めた。

曇りの日、そして想定外の雪が降ってくる、先は長いけど最初は元気に箱根ガイリーントレラン。

塔ノ峰と明星ヶ岳の間で車道に出た、導かれるがままにロードを走ったら明星ヶ岳の登山道に出たが、道に迷ったかと思った。

明星ヶ岳で小休憩、さぁこの先が景観の良い天空のトレイルコースと聞くから楽しみに。

箱根ガイリーンハーフ

その直後のこのトレイルがロードとして一番美しかったな、音楽をかけて駆け抜けた。

そして景色がひらけてきた、金時山があんな遠いと目で見たらなんだか絶望的、でもちゃんとたどり着けるさ。

富士山が少しだけ頭を出してきた、雪は止んで、さぁこれから少しは雲が晴れると信じていたけど。

箱根ガイリーンハーフ

明神ヶ岳でストップ、この一帯が本当に綺麗なトレイル、目の前には本来富士山がドーンだろうし。

金時山に向かって走っていると、視界にカットインしてきた怪しい雲、これが雪の前兆でした。

箱根ガイリーンハーフ

仙石原と箱根カントリー倶楽部が見えてきた、これまで走っていた道とは違う角度で。

箱根ガイリーンハーフ

金時山の手前まではまだ元気だったかな、やはりここが一番の勝負、京都一周トレイルの比叡山みたいな強敵が金時山。

加えて雪が本格ぶりになってきた、キレイだけど寒い、二度と会えない光景ではあるけど晴れてて欲しかった。

この通りの積雪が金時山頂に、そしていつも混み合う山頂の休憩場には5人もいなかったというレアな感じ。

僕のナイキペガサストレイル5GORE-TEXが、雪を弾いてくれた、靴下までの浸水はなかったのは最強の証。

寒くなってきたし、食べ物も飲み物も体力も乏しくなってきたけど、ここからあと2時間と思うと、ギブアップせずに走ることに。

雪道を乙女峠までサバイバルトレランね、足を挫いたり攣ったりしたらマズいことに。

雪にアクセサリーに丸峠前後の天空トレイルコースから芦ノ湖を眺めて走る。

800ml持ってきた水は尽き、エネルギー補給は全部食べ、携帯バッテリーは切れそう、20kmもトレランすると身体も辛い。

冒険とはいえ、山道ならば20kmぐらいまでが楽しめるかな、僕の体力では。それ以上は無理が出てくる。

箱根ガイリーンハーフ

富士見ヶ丘公園で携帯電話がバッテリー切れ、富士山は見えずの曇り空だけど裾野市に近付いてきたら雪は無くなった。

こうも違うのね、御殿場市と裾野市の間に、雪が降る降らないの境界線があると聞いてたけど、ほんとその通り。

箱根芦ノ湖展望公園で芦ノ湖を見た時が実質のゴール、そのあとは湖尻水門〜桃源台駅でゴール。

27kmを走ってなかなかの疲労、このまま補給を続けて箱根峠あたりまでは走れるがその先が相当辛いな。

僕のペースではガイリーンフルでは13-14時間といったところ。

まつきよ
まつきよ
挑戦するのはやめておいた方が良さそう

それはともかく、箱根ガイリーンをハーフでも走破できて、冒険心はすっかり満たされました。

眺望と走りごたえのある名コース、それが箱根外輪山トレイルコースね。