丹沢山の名前はずっと昔から聞いていた、埼玉県育ちの私にとっては神奈川県の西端という縁遠い場所。
それが静岡東部暮らしの今なら身近だから、梅雨に入る前に登ってみた。
トレイルランニングといきたいところだけど、標高差1,200mの登り、これは走らないハイキングだね。

結果、往復20km、5時間半、31000歩のスピードハイキングとなった。
秦野戸川公園大倉駐車場(7:20)〜塔ノ岳1491m(9:07)〜丹沢山1567m(10:03)〜大倉駐車場(12:47)
大倉駐車場から塔ノ岳まで1時間47分は早いね、丹沢山頂まで2時間43分も良い、帰りはハイカー渋滞もあってスピード上がらず。

秦野戸川公園の大倉バス停は早朝から驚きのハイカーの数!
7時には着いたのに駐車場が埋まっていて、続々と歩き始めている人々、
都会からアクセスの良い人気登山道は凄いな、って感心してしまった。

駅からの出勤通路みたいな登山道は初めてですよ、追い抜かしても追い抜かしても前に前に人が途切れない。
高尾山以来の渋滞ハイキングに戸惑いながらも、バカ尾根と呼ばれるひたすらの登り坂を歩いていく。

先月に大峯奥駈道を踏破したばかりの私だからスピードを上げてどんどん進んでいく。
異様なトレイルランナーを除けばトップスピードなのね、まだ私は、来年50歳になるはずなのに。

道が整備されていて迷い道をすることは皆無、ところどころ狭かったりするけど大半の足元は快適。
山ヒルが怖かったけど結局この日は一度も危うさを覚えなかった、ハイキングコースを歩く限りは大丈夫。
1時間ほど歩いているとようやく人がばらけてきた、先頭組に追いついたのかな。

ひたすら繰り返される登り道、しかも直登の坂が多いし、標高差1,200mの単純登り坂は強敵。
昼前から晴れる予報だけど朝はかなりの霧が出ていて、幻想的な歩道に。

塔ノ岳1491mに9:07到着すると、その手前から大雲海の景色が広がっていてテンションが上がる。
大倉駐車場から1時間47分、並走している多くのハイカーと競っている感じでハイペースになった。

塔ノ岳の山頂は素晴らしい景色が広がっている、持ってきたフルサイズカメラを駆使しながら雲海撮影。

雲の合間から富士山頂がちょっとづつ顔を出してくる、一帯の雲海が幻想的で素晴らしい写真撮影タイムだった。
10分ちょっと休憩した後に、丹沢山への延長コースへと歩き始める。

一気に人の数が少なくなった、塔ノ岳からちょっと下がって、丹沢山へとまた上がっていく。
ここも道の整備具合は良くて、何も心配ない、地図さえ不要でただ目の前の道を歩けばいい。

目指す丹沢山頂は雲の中、右から尾根を伝って歩いていく。

途中で富士山がこの朝最大に見えた一時、前ボケを作って工夫しながら富士山写真撮影、この直後に厚い雲に覆われて富士山は姿を消した。

どれだけの登りやくだりが続こうとも、大峯奥駈道の修業を終えた私には効かない、すごい精神力を得たのかもしれない。

丹沢山系もまた素晴らしい山歩きができるのね、今までは箱根外輪山ばかり歩いてきたけど、箱根を越えた丹沢も名コースなのが伝わってきた。

丹沢山頂、標高1567mに10:03到着、大倉駐車場から3時間を切ったのはかなり早いらしいぞ、標準コースタイムで4時間40分らしい。

山頂のベンチでお餅を食べ、25分ほど初めての休憩らしい休憩をして、今来た道を戻り始める。

また雲が濃くなってきた、クロスランナーベストで背負ってきた水2Lは半分は残っているし、行動食もあまり摂っていない。
ここからひたすら下るから膝に負担かかるだろうけど、まぁ短時間で下れるし、どうにでもなれ、スピード重視で降りると決めた。

それが困ったことに、午前中に登ってきた大勢のハイカーたちと交差するし、塔ノ岳から降る人たちとも被って、ところどころで行列と渋滞が発生。
ちっともスピード上がらない下り道となったし、あとさすがに下の続きでスピードが上げずらい。
だいぶ下ったのち、道が平坦になったところでトレイルランニング技術で走って下ってペースを稼ぐ。
調子に乗ったらコースアウトしてちょっと遠回り、おまけにトレラン生活で初めて?の思い切りの転倒、怪我はなかったけどあんなにコケたのは初。
心は動揺して、遠目に見ていたハイカーが私を気遣う素振り見せていたのに、お礼も言わずに歩き続けてしまった。

大倉駐車場12:47到着、往復で5時間27分のハイペースで終わった私の丹沢山トレッキング。
下りに2時間もかかっている、単独行ならもっと飛ばせるけど、登ってくる人たちに合わせないといけず時間がかかった。
標準タイムは9時間前後といったところかな、日帰りハイキングコースとしてはタフなほう。

東京方面からのアクセスの良さ、登山道の良い整備具合、迷うことのないコース設定、そして単調な登りで鍛えられること、
富士山はじめ周辺の景色の良さ、そうしたものが重なって、丹沢山ハイキングコースを人気にしていることは伝わってきた。

駐車場は広くて150台も停められるのにお昼には満車になっていた!箱根を越えて関東に入ると人口規模が違うなぁ。