CPLフィルター夜景写真、雲を強調するカメラ撮影技術がコツ!

2018年7月18日

夜景撮影で、PLフィルターをどう効果的に使うか、イマイチやり方が分からなかった。

光を反射させるというが、そもそも夜景撮影は光に乏しい。

水面の表情を変える秘密兵器だが、夜景撮影だから水面に反射する日の光も残っていないし。

技術が分からない、とずっと悩んでいたっけ。

 

若干のシャッタースピードの遅さを呼ぶツールにしか使えていなかったが、

ある日のReservoir(レザボアー湖・レキシントン市)の夕景撮影で、

PLフィルターなしでは見えなかった雲が、PLフィルターありでは鮮明に浮かび上がってきた。

夜景撮影 PLフィルター1.jpg

雲か!

これもひとえに偶然、数打ちゃ当たるの原則。

米国の夜景専門写真家風を自称する僕ならば、このぐらいの水景の絵を撮ることに難はないが、

特筆すべきは白い雲がはっきりと数多く残っていること、これがPLフィルターの効果。

クリクリとPLフィルターを回していて、雲が浮かび上がってきたとき、浅い感動さえ覚えた。

自分が持っている道具を使いこなせていなかった愚かさは忘れて、新しいアイディアにびっくり。

夜景撮影 PLフィルター2.jpg

正直、未だもって夜景撮影で水面の反射を取り除くPLフィルターの本来の魔法は使えていない。

効果が小さ過ぎて、肉眼で見ても判別がつかないからだ。

でも、雲ならはっきり分かる、

そして雲で効果が出るということは、水面の反射にも有効ということか!

新しい技術を取り込むことができれば、僕のカメラライフも一層豊かになる。

夜景撮影とPLフィルターの相性、関係ないようで効果がある両者だった。

2018年4月19日

クロスフィルターは夜景撮影に向いている? →そうでもない

夜景撮影に、新しいテクニックを。

道具頼みでクロスフィルターを試してみたが、どうもしっくりこない。

物珍しさで見たことのない工場夜景になったものの、キラ☆キラ☆が too much。

クロスフィルターお試し1.jpg

これから最長21時半までサンセットが来ないケンタッキー州の夏、このクロスフィルターで小技を。

同じ撮影素材でも、フィルターを通せばフレッシュな舞台になる。

クロスフィルターお試し2.jpg

クロスフィルターお試し、ただ付けるだけではダメだな、回しながら長秒露光したが上手くいかず。

どうにかして自分に合う使用パターンを作りたい、どうやらひとつお題が見つかったみたい。

Reservoir、名もない地方の人口池。

そう書いていて、自分の失礼に気が付いた、名はあるよね、有名ではないだけ。

Reservoir1.jpg

僕にとってはこの街・Lexingtonで三指に入るサンセットスポットだな、Reservoir。

海のない州では、池や川の水景を愛おしむことになるが、Reservoirは条件をだいぶ満たしている。

欲を入れば、夕陽の角度がもう20度もずれてくれればいい、これは季節が解決してくれるか。

Reservoir2.jpg

落陽を見ている人、ランニングしている人に雑じって三脚を構える僕、夜景撮影+PLフィルターが活躍するReservoir。

特にReservoir Number 2&3が大好き。

Reservoir3.jpg

しかしなんという赤さだよ、太陽の熱をそのまま湛えているような。

いつかは自分の記憶にも埋もれてしまうようなReservoirという湖のこと、詩的日記に残して温めておこう。