ベーシックエコノミーって何?
デルタ航空の「ベーシックエコノミー」と「普通のエコノミークラス」の違いって何?
航空会社のホームページを見てもさっぱり分からなかったけど、
猫にでも、赤ちゃんにでも分かるよう、ケンが解説してくれた。
文章じゃなく、図か絵になっていないと、やっぱり頭に入ってこないのよ。。。
普通のエコノミー | ベーシックエコノミー (料金最安値) | |
座席番号 事前指定 | 〇 事前に決められる | × チェックイン後に決まる オンラインチェックインなら24時間前から可 |
フライト変更 | 〇 有料だができる | × できない |
優先搭乗 (機内に入る順番) | 〇 通常ルールの順番 | × 常に一番最後 |
アップグレード | 〇 有料でできる | × 有料でもできない |
座る座席 | 同じ | 同じ ベーシックエコノミーだからと 更に狭い席になることはない |
機内サービス | 同じ | 同じ |
マイレージ加算 | 同じ | 同じ |
機内持ち込み荷物 | 同じ (無料) | 同じ (無料) |
預け荷物 (スーツケース) | 同じ (有料) | 同じ (有料) |
普通のエコノミー | ベーシックエコノミー (料金最安値) | |
広めの前方席の指定 | 〇 | × できない |
無償アップグレード | 〇 | × できない |
優先搭乗 | 〇 メダリオン特典が使える | 〇 メダリオン特典が使える |
ベーシックエコノミー向きな人
ベーシックエコノミー デルタ航空 座席番号とキャリーバッグ
「あなたはベーシックエコノミーなんて気味が悪いからイヤっ、なんて言うけど、
どうせ通路側か窓側に座れば良いのだし、キャリーバッグだけで旅行するのでしょう?」
それはその通りだけど、
それがどうデルタ航空のベーシックエコノミーと関連するのか分からなかった。
「ベーシックエコノミー=格安航空券で、安かろう・悪かろうのイメージは分かるよ。
でも、ちゃんと突き詰めれば、そう悪いチョイスでもないの」
次の休暇のSC州チャールストン行きのEチケットを印刷しながら、彼女は僕に説き始める。
「通常のエコノミークラスから、ベーシックエコノミーがそぎ落としたサービスって、細かいことは置いておくと、
①座席番号が事前に決まらない ②変更・払戻できない って感じ」
ほぅ。なんだかLCC=格安航空会社のサービスみたいね。
「そうね。あとは優先搭乗できないとか、アップグレードできないとかあるけど、
そこら辺はまぁ気にならないでしょう、デルタ航空のメダリオン会員でもない限り」
あぁ、そんなに急いていない個人旅行で、休暇に観光地へフライトするだけだからね。
「それなら、ベーシックエコノミーを抵抗感無く受け入れられる人じゃない、あなたは!」
話を聞いている限り、僕には問題がないチケットのように思えた。
デルタ航空のその新しいオファーに乗って、次からベーシックエコノミーを考えてみようか。
「ねぇ、ベーシックエコノミーで浮いたお金で、
ホテルのランクをアップグレードして、ちょっと楽しんでみようよ?」
いいね!その考え。僕にはそっちのほうが楽しみが湧く。
「マイレージは普通に貯まるし、キャリーバックも普通に持ち込める。それにね・・・」
なんだかもったいぶる彼女。それにね、何??
「よーく考えてみたの。事前座席番号指定ができないことで、
ファットなアメリカンが左右に座っている3人がけ中央席になったら、この世の終わりだって(笑)」
そう、それなんだよ!
それがイヤで、ついついベーシックエコノミーを敬遠しがち。
「それがね、アメリカ国内線の飛行機って、1席・2席配置の小型か、
ちょっと大きい機材でも2席・2席の配置じゃない?」
あっ。そうだった。だったら?
「だから、ベーシックエコノミーで座席番号が事前に選べなくても、どーせ通路側か窓側に座らせられるだけじゃない?」
・・・。
そうだね、別に事前指定する意味がないな。
「3席・3席配置の大型の飛行機材を使ったフライトは、
西海岸⇔東海岸の長距離路線には導入されているけど、その区間じゃなければ」
なるほど。
すると僕のような、短距離路線を、日程変更なく、キャリーバッグだけの旅行者には、
デルタ航空のベーシックエコノミーで最安値航空運賃をゲットしたほうが賢いってことか。
ベーシックエコノミーを賛美する、デルタ航空上級トラベラーである彼女からの愛の歌でした。