岐阜のマチュピチュ/天空の茶畑
キャッチコピーだけで行ってみたくなる「岐阜のマチュピチュ、天空の茶畑・上ヶ流茶園」。
標高330mの絶景を写真に撮りたくて、揖斐郡揖斐川町春日六合の上ヶ流(かみがれ)地区へ。

天空の遊歩道(良い意味ですが村人たちの手作り感満載)を上がって撮った一枚がこれ↑。
4月9日はヤマザクラが見事な瞬間でね、茶畑の緑色はまだ薄かろうとも、桜色との対比が素敵。

茶畑のパターン(模様)は美しいと感じる、前ボケにして茶葉を輝かせて、写真を仕上げてみた。

遠近法で不思議な距離感となった縦写真、茶畑のシマシマは色々な法則があるのね。

今も無農薬なのかな、高地の寒暖差でそれが可能とは聞いているが。
有料駐車代金を払ったら返礼品としてこの地のお茶をもらった、帰って飲んだらもちろん美味しかった。

対岸の山中には、山桜のピンクがいっぱい。

なかなかの山奥までドライブ、そこから山歩きですが、苦労の価値があった岐阜のマチュピチュ。
天空の茶畑、も納得のネーミングだと思った。
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「岐阜のマチュピチュ」動画を、YouTubeにあげました!
相川水辺公園の鯉のぼりと桜
2022年4月9日
相川水辺公園(岐阜県垂井町)の鯉のぼりと桜は有名ね、写真に撮ると満足のレベル。

なんていうことはない川辺の公園だけど、多数の鯉のぼりと、満開の桜並木が。

伊吹山の残雪まで重なって、相川水辺公園は一気に春の写真撮影スポットに。

相川水辺公園は、右岸駐車場よりも、左岸駐車場に停めて撮影する方が、撮れ高が良かった。

旧中山道沿いにある相川だからかな、人への見せ方が上手でした。

数えきれないほどの鯉のぼりを君へ。

広角レンズを携えて訪問して欲しい、4月上旬の相川水辺公園・相川橋を。
霞間ヶ渓公園の桜
2020年4月4日
霞間ヶ渓公園(かまがたに)の桜写真は、往年の銀幕スターのごとき風格、山谷に咲く桜のお花見として大規模。
岐阜の桜名所を訪ねる旅、ウェブで検索すると東海3県のサクラスポットで名前が出てきたので、
霞間ヶ渓公園の読み方は分からなかったけど、とにかく行ってみた。

上の1枚、渓谷を連想させる水の流れと、桜との組み合わせが霞間ヶ渓公園のベスト写真になった。

平坦ではない土地に咲く桜もいいね、縦構造の立体感を考えながら撮影する楽しみがある。

山を削ったような天然の斜面、あちこちに桜が自生していたのだろう。

それを昔に大垣藩が人の手を入れて植樹して、治山のため、あるいは観光のために育てた結果、霞間ヶ渓公園は桜名所として有名になったというストーリーだ。

面白いのは一帯は揖斐茶の産地でもあるから、所々で桜に茶畑の風景が重なってくる。

両者は和風写真被写体の代表格だが、同居してもまぁ自己主張の喧嘩はしない。

桜が多過ぎて、遠くから見るとピンク色の霞がかかったようだから「霞間ヶ渓」?
元は「鎌ヶ谷」と呼ばれていた場所が、桜影響で名前が変わるなどと面白いことだ。

さくら会館の枝垂れ桜はもう終わっていたが、複数種類の桜がこの道を桜トンネルのように飾るらしい。

山崩れ・土砂災害の悲劇を、桜を植えることで守った、というストーリーは日本人の心を打つに違いないよ、
霞間ヶ渓公園はそうして桜をマシマシにしてきた。

お城で例えると、人力で築き上げた天守閣・石垣で魅せるタイプではなく、
山城そのもので地味な土塁・堀切のタイプに属するのが霞間ヶ渓公園の桜。

霞間ヶ渓公園から大垣城への移動途中、杭瀬川の中島橋あたりの桜も素晴らしくて、思わず車を止めた。

無名なの?いや、これだけの素晴らしさが知れ渡っていないはずがない。
そんな杭瀬川・中島橋が交わる点。
