2022年4月2日
背景に酔客を散りばめた、陽気でラフな、でも夜桜の妖艶さを撮りたいと思った。
それならば京都の平野神社だろう、それしか思い浮かばなかった。
コロナ禍は色々なルールを変えるのね、2022年より宴席は撤去、つまり宴会が禁止。
有料になったお花見スペースは、その分広さが目立って、そして健康的な夜桜が見れて。
黄色の菜の花が斬新なね、桜のピンク色と明るい黄色、黒色バックに映える二つの明るさ。
イメージしていた平野神社夜桜エロスとは離れたけど、写真や動画の被写体としては流石の場所。
歩く人たちが皆酔っぱらいに見えて、そこにこの季節の限定性とかが見えて桜文化すら感じていたのに。
来年、再来年にはまた変わるのだろうか、コロナ禍が「平野の夜桜」のあり方を変えるとは思わない。
健康的な夜桜写真撮影も良いが、酔いが足りない。
三脚も一脚も利用禁止がされていない平野神社、混んでいるときは注意してね、とカメラマンに委ねられている。
それはありがたいお沙汰、夜桜写真撮影に三脚一脚は必須だからね、カメラマンとしては感謝。
できるだけ人影を入れてみた、こうした方が平野神社の夜桜鑑賞をイメージできる。
↑
「平野神社」動画を、YouTubeにあげました!
2015年4月1日
京都の桜名所・平野神社、夜桜をラフなスナップ写真で撮ってみた。
昼間の明るい桜とは違うイメージ、春のワクワク感と、昔と変わらぬノスタルジー。
真剣にお花見をする人がいれば、ただ飲みに来た人、どちらも平野神社への正しい訪問客。
それぞれの楽しみ方で満喫すれば良いってね、平野神社。
僕のような夜桜カメラマンも然り。
明るいレンズ、開放値で撮影、一脚使用・たまに三脚で、雰囲気を撮ることを重視。
↑の人影は幽霊ではありません、三脚を使った長秒露光、人の姿のリアルさを消すために。
華やかな平野神社の夜桜、危険度を少しも感じさせない楽園、待ち焦がれた春が踊り出している。
平安京遷都(西暦794年)から続く平野神社、もう1,200年以上、桜と酒を見続けていることになるのか。
お酒のみなら「一度は京都の平野神社で、花見の酒を呑みたい」と思うのだろうか。
写真愛好家として「一度は平野神社の夜桜を撮ってみたい」と思った僕も同類といえば同類。
引きつける餌が何であれ、平野神社にある何かを目指して集まる人々。
呑んでいるのは地元の方が中心かな、京都駅から遠いので観光客や外国人旅行者の姿も少ない。
酒は酒だが、どこか独自の風情を感じる平野神社の夜桜写真、ここもまた唯一無二か。
2022年11月27日
北野天満宮の紅葉写真を撮る前に、通りかかった平野神社、ちょっとだけ紅葉の写真を。
銀杏の大木が目を引いた、神社内は特に紅葉名所というわけではないけれども。
桜の季節の賑やかさではなく、ひたすら落ち着いた平野神社、これがまぁ本来の姿か。
桜色以外にも、平野神社に目立つ色が宿る。
またいつか、桜の季節にお会いするでしょう、平野神社。
2015年4月1日
平野神社の写真、京都一番の桜名所・一眼レフ写真撮影スポット
平野神社は京都の桜名所と聞くが、分かりやすくはない桜名所、飛び抜けた主役がいない。
金閣寺の舎利殿や、竜安寺の石庭のように、はっきりしたメインキャラクターがいないんだ。
約60種類400本の桜が、1ヶ月以上の期間に咲くのが平野神社、
奈良から京都への遷都(西暦794年)からの桜の名所。
数字を使って京都・平野神社を紹介すると立派だが、歩いてみるとカメラを向ける場所に悩む。
祇園白川に似て、どこもが主役でありながら、どこも主役ではない。
美がどこにあるか、難しい選択を迫られる。
あるいは、平野神社の美をどう表現すれば良いか技術的に悩む。
平野神社は夜桜が有名なのに、早朝から歩いているのも妙だ。
酔客と酒がない花見の席、これも主役不在の平野神社。
日中撮影は更に難度が上がる、常人では美しさを映し出せないような。
派手を好まず、表面だけを見ず、桜と平野神社の重なりに美を見出すようにしたつもり。
僕の理解は正しいのか、誰も答えてはくれないけど。
京都の桜名所を幾つも回ってきたけど、平野神社と醍醐寺が京都の桜名所ツートップ。
写真撮影ではセンスが問われる場所だ、平野神社。
お花見でお酒を飲むだけなら楽なのに。