失礼しました、飯高観音はお正月の初詣専門のお寺だと、僕は思っていた。
恵那市内からも岩村城下町からも離れた山奥にあって、でも境内も駐車場も格別に広いのが飯高観音、正式名は「萬勝寺」。
大雨の時に訪れた久しぶりの飯高観音、望遠レンズで石像を撮影してみたら、上の写真のように背景に雨の流れが写り込んだ。
参道・山門から直線美が顕著な飯高観音、連想するのはお正月初詣の参拝待ちの列。
この長い真っ直ぐ参道に、初詣客がずらっと並ぶ。
日本三大観音である本尊千手観音菩薩を求めて、特に大晦日から正月三が日は、かなりの混雑・行列ができる。
本当は厄除のお寺なのに、いつの間にか「縁結びの寺・飯高観音」のイメージが広まっているからだ。
水車と鯉、境内の美意識は高く、並大抵のお寺ではないことが伺える。
何しろ飯高観音は平安時代初期に創立されたと言い伝えられるから、1,200年も長らえているということに。
戦国時代の国衆であった、明知遠山氏とも縁が深く、東濃の名刹であった。
厄除けの飯高観音はそんな歴史を経て、今もここに。
後ろ姿が肉感的でついつい撮ってしまった石仏、季節のお花に囲まれていた。
お庭も手入れされていて美しい、見所が多いのが飯高観音。
付近に何台分の駐車場を確保しているのだ・・・。
それは何百台レベルで、もはやイオンモール飯高観音か?と思うほどに参拝者を歓迎してくださっている。
しかし、それほどの駐車場キャパシティを持っている飯高観音だが、お正月時は駐車場に停めるにも30分ぐらいの渋滞が待ち構えているのだ。
凄まじき人気ぶりよ、飯高観音への初詣。
お正月に限らず、厄除け祈願もそうだけど、単純に美を愛でるために参拝したいね、恵那市の飯高観音(いいだか かんのん)。
2009年撮影 飯高観音の写真、岐阜県恵那市の正月初詣名所
飯高観音の門の正面まっすぐにゴールが見えているのは、直線の美
なんてきらびやかな色使いでしょう
物が新しいからかな、彩度の高い仏具が眩しくて、そしてありがたみも一層感じた
鳥?おもしろいwww
凄い技を持つ庭師さんがいるのね、飯高観音には
おかげさまで。その感謝の心が大事
だって、誰もいないんだもん お守りの写真撮れるなんて珍しい
色彩豊かな飯高観音ってイメージを持ちました
ここが飯高観音のゴール、静かな空気の中でお参りして、美に感謝
お正月は東濃からの初詣の人で賑わうと聞く飯高観音
時期柄か、人もまばらで落ち着いた飯高観音の雰囲気を満喫させていただきました