葛西臨海公園へと続くストレートなランニングコース、片道で2.5kmに相当かな。
清砂大橋からまっすぐ、少年野球場横のゴールまで着くと目の前に東京湾が広がる。
初めてここをランニングしたのはいつの頃だろう?
21才で江戸川区に引っ越して、27才まで北葛西〜南葛西〜西葛西を転々としたから、
きっとこの道も10回は走ったはずだが、正しい記憶はもちろんない。
マウンテンバイクを買った時に、試し走りで通ったのが初めてかな?
どれだけスピードが出るのかを試したくてペダルを漕いだ、確か最高時速40km。
花火大会でこの土手道を知った後、渋谷のNIKEでランニングウェア一式を買って走った記憶もあるな、あれが初めてのRUNだったか。
地元で走っていた少年の頃はさておき、就職してから今まで趣味として続けているランニング、
その最初の習慣はこの清砂大橋→葛西臨海公園の少年野球場横までのコースだ。
そして今日は驚異の高性能カメラNIKON V3を片手に、つかの間のランニングto葛西臨海公園。
1枚目の写真、絞り開放で撮ると天国の絵のように、なんて面白いランニングの道連れカメラか。
あなたのようなカメラと一緒にこのランニングコースを走れるだなんて。
最近はRUN修業を重ねただけあって、あの頃よりも長く速く走れる今の僕、ささやかなプライド。
数字的に若かった昔の自分よりも、今の自分の方が長く速く走れる逆転現象は嬉しいものだな、いつの日もライバルは自分自身だということ。
まだまだ先に行けるかな、もっと上手に走れるかな、今とこれからの僕の肉体よ。
色々な思い出がある葛西臨海公園、海岸沿いに芝生広場やバーベキュー場を駆け抜けると、旧友に会ったような懐かしさ。
いつまでも変わらない景色にありがとうと言いたくなるような。
そうだ、永らく江戸川区民だった僕には思い出の多い葛西臨海公園。
学生の頃の何かの調査、デートにBBQ、自転車や読書や小説書き、ランニングもそうだし、
葛西臨海公園での数々のシーンが僕の記憶に残っている。
宇宙から来たようなあの葛西臨海水族館のカタチ、あれを見ながら昔は小説を書いたりしたなぁ。
木のベンチに座って、野良猫をからかいながら、物語創作に取り掛かっていた。
僕にとっては土日に自然との触れ合いできる貴重な場所だった。
清砂大橋から汐風の広場を通って、葛西渚橋・葛西海浜公園・鳥類園をグルグル、
往復10kmに満たないぐらいの距離になる葛西臨海公園のランニングコース。
またお会いしましょう、次はもっと速い僕で。
葛西臨海公園 ランニング
RUN
2011/12/20 11:14:00
西葛西の荒川堤防沿いから、葛西臨海公園まで。昔、西葛西に住んでいた頃に何度も走ったり、マウンテンバイクで通った道。
久しぶりにその葛西臨海公園までの堤防沿いの道をRUNする。
平日の昼間だというのに歩いている人や、走っている人が多い。
さすがは都会、さすがは信号のない真っ直ぐな道、人気がある。
2kmも走ると、冬の太陽がSUNSUNと照らしている海面へ尽き当たる。
その葛西臨海公園の西端から更に走り、公園の中へ。昔にマウンテンバイクを走らせ、本を読んだり、
小説を書いたりした木蔭のベンチ、広場の芝生。
旧友たちを懐かしみ、リラックスした気分で走りぬけるのは光栄なことだ。
ちょっと立ち止まって、今は何をしようかと考えると、この数年で蓄えた知識や経験を活かして、
新しいものを創作したい、というピュアな願望しかないからね、前向きでクリエイティブな自分がいる。
葛西臨海公園内を走り続ける僕は、海岸沿いの風にも負けず、大きな観覧車だとか、
水族館にはそのうちレイナと一緒に来たいなぁ、とか考えつつ、鳥獣園にあるベンチ、ここで一番多くの時間を過ごした思い出の場所へ。
あまり人気が多くなくて静かだから、落ち着いて小説が書けた。
話は変わって葛西臨海公園のランニング事情だが、結構人気があるようで、老若男女それぞれ多くのランナーがいた。
都会だけに、若いランナーはお洒落なウェアを着た方が多い。
道は狭くないし、走れるコースも多々あるから、走っていて楽しい。
最近は、色々な場所を、車やマウンテンバイクではなく、自分の足で走り抜けてみたい、という欲求が強くなっている。
60歳までとして、あと25年間もあるから、日本中、世界中の色々な場所をRUNして、その景色を味わってみたいよ。
思い出の葛西臨海公園、荒川沿いから葛西臨海公園周遊、往復でざっと6kmのRUNでした。