紅葉名所は新緑名所、ということで湖東三山の金剛輪寺を新緑写真撮影で再訪問。
山門入ってすぐ真っ直ぐの参道は、ひたすら緑色の世界に染まっていた。
千体地蔵と新緑をどう撮るのかが、この日のカメラマン的テーマ。
広角レンズで新緑色いっぱいに撮影、目に付く赤色の風車。
これもまた額縁庭園のひとつ、建物を通過して左右対称な一枚。
苔色の濃さ、石仏との相性。
人のまばらな新緑の頃、自在に被写体や画角を選んで写真撮影できるのは贅沢ね。
みどり色にボケていく石仏たち、整列したお姿が溶けてゆく。
明るい願いたち、ジメジメした暗さを感じない。
真っ直ぐな道、千体地蔵、それが金剛輪寺の強い個性。
緑染めの新緑、とでも言っておこうか、金剛輪寺の青もみじ写真撮影でした。
2022年11月26日
千体地蔵という個性、参道あちらこちらに石像があって、楽しませてくれる金剛輪寺。
血染めの紅葉という個性、寺内あちらこちらに秋の季節があって、楽しませてくれる金剛輪寺。
名勝庭園、明寿院あたりは写真撮影スポットが多い、石橋と水面いっぱいの落ち葉。
延暦寺の末寺、密教の文化という背景がある
明寿院にあった半鐘、なんだか文化を感じる。
毛氈の朱色と、紅葉の色は、似ているようで異なります。
千体地蔵は写真映えスポット、風車でますます楽しく。
お花を前ボケに。
少しアンダー気味に撮ると、千体地蔵はおどろおどろしい雰囲気に。
本堂までの長い石段、途中途中に千体地蔵があるから少し気がまぎれる、でも登りはやはり辛い。
石段の上にだけ紅葉の色。
明るく撮ると可愛らしいキャラクターになる千体地蔵。
湖東三山の中では、私の中では2位の金剛輪寺、紅葉見物と写真撮影が楽しい場所。
2010年撮影、湖東三山の紅葉写真、金剛輪寺は滋賀の秋名所
池泉回遊式庭園に紅葉
ここに美を追い求めようとした人の気持ちが分かるなぁ
音楽にも映画にも小説にも投影できない美が、ここにある
まぁありがちなのですが、畳の部屋の奥に、景色が広がる
ぱっ、と目を奪われてしまう美の代表作
赤の隣に黄色が、隣の色には染まらないとは、それぞれプライドをお持ち?
そう、日本の美はシンプルな素材に生きているもの
「血染めの紅葉」~それが金剛輪寺の紅葉だとか
血の色かと間違うほどに、金剛輪寺の紅葉は真紅に染まる
黄色のトンネルの奥に、すごいRedがあるでしょう
色の対比が素晴らしくてレンズを向けちゃいました
天然の美にアクセントを添えようと、こんな半人工的なお花が飾られていました
名勝庭園を拝見した後は、石段を登って本堂へ向かおう
風車をお供えした千体地蔵たちがずらっと並ぶ姿は圧巻
本堂は1,288年の建立、国宝指定されているぐらい貴重な建物
驚きをもうひとつ、本堂には重要文化財の仏像が十体も並んでいます
特に四天王が見事に揃っていました
三重塔への階段を歩いて、本堂付近の血染めの紅葉の色を読み取ります
さすがは滋賀・湖東三山の紅葉名所
百済寺に続いて、紅葉絶景が楽しめました
お地蔵さんが、黄昏前のゴールド太陽を浴びて、キラキラと
これこれ、紅葉って言っても赤と黄だけじゃない。緑色と重なる紅葉もまた美しく
千体地蔵さんに見送られて、金剛輪寺を後にしました