お城と桜は写真の相性が良いが、水口城跡はなかなかの桜被写体の名所ぶり。
水堀(内堀)と石垣と桜を合わせてみたら、どうにも桜名所になった。
なんとも日本の美しさを代表するような構図、水堀・石垣・櫓・桜、水面に桜のリフレクション。
御成橋は工事中でした、その奥の矢倉が資料館になっていて、現在の天守閣代わり。
本丸を四角に取り囲む水堀が残っていて、そこに無数の桜の木、それは美しい。
甲賀市はもちろん、滋賀県でも桜の名所のひとつですね。
本丸児童公園あたりから出丸を見る一角、ここがベスト桜撮影場所でした。
乾櫓台の北には桜並木、まっすぐで美しい。
しっかり残った乾櫓台、いつまでも崩れないでいて。
水堀に散った桜の花。
内堀沿いにぐるりと一周すると水口城(みなくちじょう)の縄張りが分かる、戦時ではない威厳重視の城。
一周丸ごとの水堀が残っているのは貴重。
桜満開の時期にピンポイントで訪れた水口城、この傑作写真を永遠に残しておこう。
水口岡山城跡、こちらは戦国時代に現役で使われた山城。
東海道沿いの要所を抑えた城、中村一氏・増田長盛・長束正家ら豊臣家に縁の深い武将が城主だったと。
一帯を俯瞰できる城山の上にあった、登ってみると山城としてぴったりな地形。
上は虎口、下は僅かに残った当時の石垣。
甲賀と聞くと忍びをイメージしてしまうが、ここは武士たちが治めたお城。
甲賀伊賀に対する最前拠点かな、曲輪の数も多いし、5奉行が城主、つまり豊臣型の重要なお城ね。
本丸一帯、そう広くはないが、ここに至るまでに曲輪がいっぱい。
一帯の眺め、これは地域の象徴となる山城ね。
幾らかの桜が咲いていて、季節を美しく彩っていた。
心地よい水口岡山城への登城でした。
お城イメージの再現がされていた。
桜の花が散ってアスファルトの道をピンク色に染めていた。