三重県の桜写真撮影名所のひとつ、三多気の山桜並木。
田植え前の水田にリフレションする桜の古木、そして水田の段々畑のかたちが美しい。
朝5時に撮影開始、薄明かりの中でも撮ったけど、やはり陽が出て桜の木に色がついた頃が良い。
でも撮影場所確保が大事、5時でも最前列の末席しか空いていないという厳しさ。
足元ドロドロで靴を浸水させてながら、不安定な泥地に三脚を立てる。
こんなの我慢、それよりも目の前の棚田と桜が素晴らしくてシャッターを切る。
50mmの単焦点レンズをメインにしていたけど、200mmぐらいの望遠レンズだと桜を切り撮れて良いのかな。
かなりの山奥にある里、素朴な自然の色形が美しい、どれも整っている。
場所や画角を変えても、似たような一枚になるのが三多気の桜かな、もっと寄せて切り撮るのか。
真福院という寺院が近くにある、こんな山奥なのに美しく文化のある場所でした。
山間にあるのね、三重県津市の三杉町・三多気。
C-PLフィルターで水面反射を工夫しつつ、風が少なくてリフレクション多めの瞬間を狙う。
ヤマザクラは花と葉が同時に開いて、賑やかになるのね。
白いスニーカーは泥だらけに、周りのベテランカメラマンは長靴履いてきていた!
7時すぎで太陽が登ってきて、観光客がちらほらしてくると写真撮影のベストタイムはおしまい。
ヤマザクラ並木沿いを歩き、桜以外の魅力を見つけてはカメラを向ける。
水田の形が趣きに満ちていて、その全景を入れたいから50mmレンズでもまぁ良かった。
伊勢の茶畑と、三多気のヤマザクラ。
より近くで田んぼリフレクションが撮れる一角があった。
素朴な田舎の桜写真でした、個性に富んでいる三多気の山桜、写真撮影に夢中になった早朝でした。