ニューオリンズ夜景写真、フレンチクォーターバーボンストリート

酔っぱらった、遊び声の、他方ではJAZZが店から漏れては詩的を添えるフレンチクオーター・バーボンストリート

昼間にスナップショットを撮っていたが、暗闇に包まれた時間帯に再訪したら、バーボンストリートは輝きを放っていた。

それがニューオリンズね、アメリカのジャズの聖地。

バーボンストリート夜景写真

Bourbon St.とSt Peters St.が交わる角、抜群のフォトジェニックはここだ。

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絶えない人通り、そのまま撮っても面白くないから、1/3~1/4秒のスローシャッターで人影の残像だけ入れてみる。

グループで楽しそうに騒いでいるみなさん、ガチ装備で夜景撮影する僕は場違いだが、誰も気に留めない。

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心配したのは治安だったが、三脚を立てながらの僕の真剣勝負に、敵は現れなかった。

敵どころか、僕のカメラの前に「Yeah !」とふざけて酔客たちが乱入してくる、そんな大人の平和な遊び場・バーボンストリート。

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メイソン・バーボンの店内、窓辺に張り付けばJAZZがちゃんと聴ける。

ところで、プリザベーションホールは半ブロック隣。

ジャクソン広場もすぐ歩いて行ける範囲。

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どうしてか、ニューオリンズ・フレンチクオーターのここに来てみたかった、もう20年も前から。

こんな刺激の強い場、未成年の僕ではムリだったろうな、大人になった今だから楽しめるバーボンストリート。

お酒ではないけど、カメラという僕なりの楽しみ方で。

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日中に続いた雨で、街並みがどこかしっとりして、夜景写真撮影に味を重ねてくれた。

人間くさくて、派手で、きっと普遍なフレンチクオーター・バーボンストリート、どうぞいつまでもそのままで。

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ニューオリンズ・フレンチクオーターを存分に夜景撮影してみた。

道幅はさほど広くなく、路面や段差は整備されていなく、店や物は整然と並ばない。

それなのにどうしてか安堵の感覚を漂わせるフレンチクオーター、人間らしい混沌があるからだ!

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ミルテンベルガーハウスの夜景写真(↑)をどうぞ、このバルコニーの美しさは数値化できるものではない。

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ヨーロッパでも地中海に面した港町の匂いがあるのだよ、フレンチクオーターの旧市街やジャクソン広場には。

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何でもありのバーボンストリートに対して、1本南のロイヤルストリートは洗練されたお店が多いイメージ。

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マルディグラのパレードはフレンチクオーターには入ってこないけど、こんな衣装は似合う。

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ロイヤルストリートにあるCourt of the Two Sistersで、Jazz生演奏を聞きながらブランチをいただいた思い出よ。

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バーボンストリートにはありがたいことに警察官が頻繁にパトロールしてくれているから、治安を心配する必要はない。

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フレンチクオーターをぐるぐると歩こう、昼の明るいうち、夜の暗いうち、街の表情はまるで異なるから。

アンティークな街並みと灯り、フレンチクオーターで都会の最先端とは離れた生身の人間くささ、嗅いでみて。

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ジャクソン広場・セントルイス大聖堂の夜景写真撮影

陽が落ちてからジャクソン広場をグルグル歩く。

ニューオリンズの夜景写真スポットを2分する名所に違いない。

1つは人気観光地の実力を存分に見せつけるジャクソン広場、もう1つは酔いどれのバーボンストリート。

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もう、泣き出しそう。大聖堂を背表紙に、馬車と長秒露光の線を加えてみた。感動極まる。

ジャクソン大統領の騎馬像、前脚を上げた像の先駆けだそうだ。

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セントルイス大聖堂の裏手に回ると、こんな影絵アイディアが!

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脇役の写真として、マルディグラのカーニバルを差し込んでおこう。

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フレンチクオーターの顔でもあるセントルイス大聖堂、現存ではアメリカ最古とか。

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三脚がなくてはこんな精密な夜景写真が撮れるはずもない。

観光地だけあって夜でも人は多く、治安の心配もなく歩けるし、本気でカメラを構えることができた。

それは美しい写真を幾つも撮ることが叶ったよ。

南部の港町・ニューオリンズのフレンチクオーターには撮影スポットは数あれど、ジャクソン広場は王者の双璧。

ニューオリンズ・フレンチクォーター観光旅行カメラ写真

アメリカの北寄りに住んでいる僕からすると、異国・異文化を感じる街・ニューオリンズ。

とりわけ、フレンチクオーターのスナップ写真を撮っていると、明るいものしか見えてこない。

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28mmの広角レンズ、単焦点1本と一眼レフで勝負したフレンチクオーター、曇り空の色がイマイチなが冬の日。

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ロイヤルストリートでJAZZが始まっていた、ところでチップ率が高いのはアメリカに寄付文化が根付いているから。

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フレンチクオーターを歩いているだけで、いちいちカメラを取り出すことが多い、スナップ写真向けの被写体が多いから。

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マルディグラの時期ではなくても、定番のお土産はマスク。

それからタバスコ系、とびっきり辛いヤツ。

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ごちゃごちゃした建物と街並み、それがなんだか魅力的なニューオリンズのダウンタウン。

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ショップのショーウィンドウにはお洒落なものが多いなぁ、買っても使い道はないけど、写真映えする。

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昼間のフレンチクオーターは観光客が多く、どこを歩いても治安の懸念はない、ここは観光都市なのだ。

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ミュージカル・レジェンズ・パークの偉人銅像。

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フレンチクオーターにも馬車が多くみられる、まるで珍しいことではない。

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通りの一角で、異様に音楽スキル高い人たちが演奏をしていた、ニューオリンズでは普通のことなのだろう。

プリザベーションホール写真 フレンチクオーターのジャズハウス

JAZZという音楽に昔から憧れがあって、お洒落な大人が聴くもの?と若い頃は思っていたけど、

今になっては誰もが普段着で楽しむものだと分かった。ニューヨークやセントルイスのライブハウスを訪れた成果かな?

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そんなJAZZだが、真っ先にニューオリンズ・フレンチクオーターにあるプリザベーションホールを連想する。

19歳の頃からプリザベーションホールでJAZZを聴きたいと思っていた願いが、ようやく実を結んだ夜。

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今はオンラインで席の事前予約もできるけど、クリスマス休暇だからか満席。

当日に並んで5時からのステージを待つ、1時間も前から並んだのにギリギリ入れたぐらい。

高名なプリザベーションホールなのに、100人ぐらいが立ち聞き+わずかな数の木のベンチ、飲食もエアコンも何もない。

プリザベーションホールの外観は廃屋のよう。場内撮影録音禁止。マイク要らない狭さ、つまりJAZZしかない。

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大ベテランのプレイヤー方々の演奏は、技が光っていた。年齢かそういうジャンルか、派手な楽しさを控えている。

金管楽器の知識がなくて分からなかったが、ベース・ピアノ・ドラムスの技量の高さは感じたよ。

身体をゆすって楽しんでいたら45分のステージは終わっていた、これがプリザベーションホールのJAZZか。

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大袈裟に言うと人生の心残りが1つ消えて、これほど嬉しいこともない。

色彩薄めで、技術と感性に富んだJAZZ。僕にはそう聞き取ることができたんだ。

オークアレイ・プランテーションの写真 樫の並木と奴隷小屋

旅行ガイドブックでオークアレイ・プランテーションの写真を初めて見た時、「これだ」と確信した。

プランテーションと聞くと暗い歴史を連想してしまうのは別として、この景色は本物だと。

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30秒の長秒露光で、通り交う人の姿を薄い影にする。

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真冬・葉っぱは少なく・天気はどんより。

快晴の空と真夏の光が欲しかった気持ちはあるが、それでもオークアレイ・プランテーションは美しい。

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写真真ん中下にリスさんが踊る姿を捉えている。

邸宅の華やかさ、規模の大きさが目を引く。

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残してくれていた奴隷小屋。こっちの方が興味あったので見て回る。

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家族全員この1部屋で、生涯ずっとか。

人間はみんな悪い歴史を持っているんだなぁ。

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ニューオリンズ・フレンチクオーターからリバーロード沿いに車で1時間ほど。

オークアレイ・プランテーションの近くに幾つもプランテーションが残されている。

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樫の並木は美しいのだが、僕の目には、その美の陰に悲しみが垣間見えてしまう。

チャールストン郊外のブーンホール・プランテーションでもそうだった。

搾取なんて言葉、今は考えなくてもいいのに。

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樹齢300年の樫の木が28本も並ぶ道の素晴らしさよ、他にはない美学。

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周りの土地にはこんな平野がただ広がっていた、プランテーションには集約した何かがあること間違いない。




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まつきよ

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