2023年3月19日
撮りたかった写真がある、三河工芸ガラス美術館の巨大万華鏡。
暗闇だから人の表情はさておき、そのシルエットがどう撮れるか。
うちの娘さんをモデルに、情感たっぷりのシルエット写真が撮れた!
この色の海に、真っ黒な人影が良いね。
大きなカメラは持ち込み不可というルールあり、壊れやすいガラスはカメラ機器がぶつかると壊れてしまうのでしょう。
写真はもちろん、動画しても素晴らしい世界観の万華鏡。
この場所に立つと、最初は普通の背景だけど、その時が来ると一気にこうした派手な瞬間を迎える。
時を逃さず、そのピークを写真に撮る、その一瞬が勝負でしたね。
西尾城の写真、三河に残る数少ない天守のあるお城。
戦国時代に名を馳せたイメージは乏しい、その後の治世においてこの地の中心だったのだろう、平山城だし。
本丸丑寅櫓が再建されている、このお姿が西尾城の代表ね。
お城イメージの写真を撮るのは楽しくてたまらない。
この石垣の深さは物凄いな、ここを登るという気も失せる。
本丸と二の丸が西尾市歴史公園と名を変えて今も姿を留めているよ。
鍮石門、この格式は素晴らしい。
戦う戦国時代のお城ではなく、統治にあたり威風を見せた西尾城。
存在感ね、天守があるだけで。
旧近衛邸、このあたりはセンスの宝庫。
東条城に対して「西条城」だったらもっと美しい響きに感じる。
西尾城、なんだか気軽に散策して、当時の西尾城総構えや地形を空想することができました。
東条城、今はほぼ何もないお城だけど、こちらの方が戦国時代にはキーでした。
足利氏の流れを汲む名家・東条吉良氏の居城。
ちょっと前までは模擬櫓や櫓門が残っていたけど、今は老朽化によって取り壊されている。
ここが城跡だと連想されるものはわずか、ただの丘の上の広場。かつては東条城。
桜の名所「古城公園」ですと、確かに古いお城だった公園。
近隣のお茶畑、東条城は今は姿を失っていく古い古いお城でした。
華蔵寺は、西尾市にあって、あの吉良家の菩提寺という。
名家のイメージ、そしてあの忠臣蔵の悪役・吉良 上野介が作らせた庭園が素晴らしい。
戦国時代のその後も吉良家の影響力というか京の文化の香りが残っていたのね、西尾には。
西尾市のあれこれを訪問した一日、どんな場所にも歴史も人もいたって改めて感じた。