桜と花粉が終わった直後、まだ暑くもなく、お外歩きが快適ないっときは長距離ランニングがしたくなる。
走ったことのないコースを探していると、西浦半島一周から蒲郡竹島まではどうかと閃いた。
結果、22kmを3時間50分、西浦半島一周〜西浦温泉〜蒲郡竹島まで走った。
名鉄蒲郡線の西浦駅に降り、ガン封じの寺「無量寺」に向かう、参道がなんとも整然と美しい。
もう手遅れなのだけど、父のガン回復の奇跡を願う、この無量寺は文化文明がぎっしり詰まった名刹だった。
市街地を海方向に走っていて、なんとか海岸沿いまで出れないかと思っていたら、
幡豆街道の西浜田にあったこの短トンネルから西浦海岸に出れた。
西浦海岸の砂浜と海面が視界に入ってきた時、私は小さな「感動」を覚えた。
まさかの美しい視界の転換、「感動」に値するシーン、すかさずSalyuのLighthouseを流して音楽と感動を合わせた。
綺麗な砂浜ね、なんだか走っている私が場所にそぐわない感じ。
港町や船着場、それからおしゃれな海カフェなんて通り過ぎて西浦半島の西海岸を南下。
海辺を走るからと日焼け止めクリームを塗ってきたけど、狙った通りの良い感じの曇り、快適に走れる最高の環境。
あまり人のいない海岸沿いを走る、変わった趣味だけど、私にとっては楽しい。
松島突堤はまるで海の上を走っているような感じ。
今井美樹さんの「祈り」にある「いつか海で両手を広げて」「いつか海で逢わせてください」をリピート。
もう正常には逢えないだろう父を想いながら。
松島遊歩道にあったのは、名古屋城の石垣として使うために採石された跡。
橋田鼻灯台には辿り着けなかったけど、宿屋群のある高台の「西浦園地・真実の鐘」から見た三河湾。
西浦パームビーチが賑わう季節はまだ先、それにしても走っていて景色が良いのが西浦半島。
ヤシの並木がお見事、これは車やバイクを停めて写真を撮りたくなる。
走り続ける私もセルフィー撮ろうか?とは思ったけど、まぁ一人なので恥ずかしくそのまま走り過ぎる。
西浦シーサイドロードがひたすら長い直線道路、三河大島とヨットを横目に走り続けた。
走り始めてからから12kmほど、ウエストラグーン前で自動販売機を見つけて小休憩。
東稲生という小さな港町で、ふと凄い路地を見て足を止めた。
漁に使う道具などの倉庫だろうか、その歴史を建物の造りをまじまじと見物。
形原城址には石碑しか残っていなかったが、海辺からの高台、地形に優れたお城だったのでしょう。
この形原漁港大橋を通って春日浦海岸へ。
春日浦海岸は潮干狩りの名所なのでしょうね、ものすごい人出だった。
蒲郡の商業施設やボートレース蒲郡を通って、犬飼湊跡へ。
徳川家康の時代、三河湾の主な港のひとつだった場所、周辺地理を見ればそのことが分かるようだ。
蒲形陣屋移築大手門が、蒲郡市博物館にあって、今も大手門している!
ベンチアート「コカリナを吹くドルフィン」がついつい可愛くて。
蒲郡駅からまっすぐの竹島ふ頭、係船柱(ボラード)をポートレート撮影。
そういえばこのランニング旅の写真は、カメラではなく、i-Phone15proで撮っています。
軽くて左手にずっと持って走れるのに、音楽も地図も写真も任せられるランニングのお供。
22kmを走って到着したのが竹島園地公園、ここに車を停めていました。
朝はここから蒲郡駅まで走ったから、まぁ総合計で25kmぐらいのランニング、ちょうど良い距離でした。
潮干狩りタイムの干潮だったから、それはものすごい人出、それから歩いて竹島までいける水の浅さ。
最後はガマニ塩湖のリフレクション写真を撮った(一眼カメラで)。
気候・距離・景色どれも絶妙だった、西浦半島を一周したこと、忘れられないランニングになりました。
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