嵯峨野は京都屈指の紅葉名所で、有名な寺院が並ぶが、二尊院は名を馳せた紅葉撮影スポットね。
本堂の庭園、鬼瓦を奥にぼかしながら紅葉を捉えた、我が二尊院紅葉ベストショット。
グラデーションを見せる紅葉の色合い、それから奥の緑の木々、白砂の庭園。
紅葉の馬場(もみじのばば)が有名な二尊院。
山門から200m真っ直ぐ開ける参道の左右に紅葉、
どうしても人が写ってしまうので一般客が見事に写真を撮るのは不可能。
何度きても悲しみを覚える、あの二尊院・紅葉の馬場を無人で写真撮れないものだろうか。
9時の開門一番乗りした後の一瞬しか無理だな、編集ソフトで人影を消すのも限界あるし。
つまり一個人の趣味カメラマンには届かない夢なのだろう。
二尊院・紅葉の馬場の無人紅葉写真は、幻の生き物。
もしも自分が有名カメラマンにでもなったら、
二尊院の紅葉を独り占めして撮影できるのかな、それはやはり空想の世界か。
その他の場所でも、二尊院は写真撮影スポットが幾つもある。
広い境内を散策しながら、カメラをかざす角度を探す冒険。
紅葉の馬場が撮れない以上、カメラマン目線で言えば二尊院は準主役の撮影スポット。
ここで多くの時間を費やす必要はなく、常寂光寺や祇王寺で撮影する方が撮り甲斐がある。
まぁそれが本音です。
日本の美センスが随所に散りばめられた二尊院、それを撮るのは楽しい。
この辺りは二尊院のスタッフさんの努力や意思だよね、ありがたいものです。
さすがは京都で名刹を張っている二尊院、秋の和風写真スポット。
小倉山の麓、あの「小倉あん」発祥の地がここ二尊院だとか。
平日の朝なら、人が映らない紅葉の馬場写真が撮れるのかな、
いつかは僕も夢を叶える時がくるのかな。
上の写真が紅葉の馬場写真、肉眼で見るこの場所の素晴らしさは、確かなものでした。
やはり惜しい、数十年単位で御開帳を待たねばならない秘宝・秘仏のように、
二尊院の紅葉の馬場は、側にいながら決して手が届かない存在なのだ。
2015年11月撮影
紅葉の二尊院を写真に撮ろうと訪れた日。
最大の美点は、「紅葉の馬場」と呼ばれる参道。
ただし、参拝客が多くて写真映えしないのでここには載せていません。
入場料を払う前の総門から見るだけでも、紅葉の馬場は美しい。
まっすぐに伸びる道、左右の紅葉。
時代劇などで撮影されることが多い場所、みんなが知っている美。
嵯峨野の寺院はどこも紅葉の名所ばかり。
常寂光寺・祇王寺を回る秋の旅、二尊院もまたアクセントになる。
小倉山の麓、二尊院には穏やかな文化の香りがする。