⭐️普通の写真 写真(桜・紅葉)

西教寺の紅葉トンネル参道写真、坂本城石垣と日吉大社

坂本の町を代表する紅葉名所、ということだけを聞いて訪れた西教寺(さいきょうじ、大津市坂本)、

そこになんとも大きな物語があることを、僕はまるで知らなかったな。

西教寺の紅葉写真

参道はもみじスポットだ、わずかに登りに傾斜した真っ直ぐな道、この通り美しい。

紅葉最盛期、土曜日の昼、こんな名所が無人で撮れる、なんとも貴重な。

西教寺の紅葉写真

参道を上がると、琵琶湖が見える一角がある、坂本・琵琶湖・西教寺のつながり。

西教寺の紅葉写真

境内の広さ、見どころの多さ、まぁそれはお寺の格ってやつだが、それに圧倒された。

ここ西教寺はかなり大きなお寺。

天台真盛宗総本山と言われても分からないが、つまりは坂本の町を代表するお寺。

その坂本の町は、明智光秀が治めていた戦国時代では京・堺につぐ日本3番目の大都市。

西教寺の紅葉写真

そんな背景がある西教寺とは知らず、紅葉だけを期待して観光していた。

確かに紅葉の風景が多く、建物や境内の様子も余裕があって、大寺院という印象はすぐに受けた。

比叡山焼き討ちの後、坂本を任された明智光秀。

織田家で初の一国一城の主になった明智光秀、ここ西教寺に寄進を重ねたらしい。

つまり西教寺は坂本の文化の象徴だったのだな。

西教寺の紅葉ぶりは当時の影響度の高さの名残なのかな。

本堂と客殿を歩くと、日本庭園や建物に歴史も文化も感じる、京都の有名寺院並みの出来栄え。

現代の私たちにとっては坂本は知らぬ町、間違いなく往時は大都会だったのだな。

西教寺のインパクトを増大させてくれる一つが、上の写真の門の向こうに広がる琵琶湖。

西教寺の紅葉写真

無料の観光駐車場を備えた西教寺、ここは立派な紅葉名所、坂本の文化の香。

西教寺の紅葉写真

紅葉トンネル参道を歩く喜び、西教寺に出会えた幸せは、明智光秀が与えてくれたGiftだと感じて。

琵琶湖の辺、坂本城跡にある明智光秀公の像(ちょっと出来栄えが悪い)

珍しく水位が下がっていて、坂本城跡の石垣が目で見れる状態にあった、普段は湖面下なのに。

400年以上前、明智光秀が見ていた琵琶湖の光景とそうは変わっていないだろう、時を超えて土岐氏を請える。

次は、日吉大社(山王総本宮)を訪れてみた、花手水が鮮やかで、加えてここも紅葉名所で。

東西に別々の神を祀る、なんて大きな神社、「大社」というのは神社の最高のランク。

夜のライトアップには時間が合わなかったが、新しい試みも取り入れた、歴史ある日吉大社。

西教寺には明智光秀を、日吉大社は「日吉丸・猿」というキーワードで羽柴秀吉を連想してしまう。

坂本の街を代表する西教寺・日吉大社ツートップ、共に文化と紅葉が美しい場所でした。

「西教寺の紅葉トンネル参道」動画を、YouTubeにあげました!

2020年5月15日

海津大崎から琵琶湖を眺めている僕、その凪いだ湖面で心和らげながら。

桜の名所と知られる場所、車道沿いに桜の木の数が大量にある。

そして道は広くなく駐車場も限られ、と来たら桜名所・渋滞名所は間違いない。

海津大崎からの琵琶湖写真

季節は新緑、そして暑くも寒くもない日に当たったから、いつまでも湖畔にいられる。

ここでドローンを飛ばして穏やかな琵琶湖を撮りたかったな、今日はドローンを持参していない。

海津大崎からの琵琶湖写真

竹生島が琵琶湖写真の主役になるね、神様のいる島っていうイメージがぴったり。

海津大崎からの琵琶湖写真

とにかく色彩薄めに撮る春の琵琶湖、それはなんだか幻のように。


白鬚神社の大鳥居は、近江観光がっかりスポット。

安芸の宮島に負けじと、素晴らしい場所に朱色の大鳥居がある。

写真で見ると素晴らしくて、その一枚を撮りに白鬚神社まで行ってみた。

海津大崎からの琵琶湖写真

白鬚神社と大鳥居の間に走っているの国道161号線、下の写真が分かりやすいが横断歩道も信号もなく、

交通量が多過ぎてスピードも出ていて、横断が危険。

そして横断できないようにブロックされている。

そのことは素晴らしい、湖畔の先端だから土地のスペースに限りがあって解決策はないと思うのでそれしかないと思う。

白鬚神社大鳥居の写真

だが工夫が足りない、観光客が期待していることを100%裏切ってしまうことになる。

いっそ大鳥居の場所を移すぐらいの剛腹さはどうか、そもそもの趣旨が観光用ではないとしても。

誰も国道越しに大鳥居の写真は撮りたくないのだ。

近江の名を下げることになるのだから、思い切った対応が必要だろう。

白鬚神社自体は立派な神社だった。

せっかくの写真撮影名所が惜しいな、白鬚神社の大鳥居。

場所が悪い、今のままではがっかりスポットとして有名になってしまう。

2023年11月25日

京都大原からの帰り道、大津市や琵琶湖付近で出逢った美しいもの。

還来神社

還来神社の銀杏は真っ黄色でした。

ドライブしていて、ハッと目に付く存在感の紅葉大木、思わず車を停めて写真を撮った。

湖岸緑地 吉川公園

琵琶湖大橋の上で美しいサンセットに出逢った。

ところが駐車できるスペースがなくて、マリオットホテルを越え、ようやく見つけた駐車場。

湖岸緑地・吉川公園での夕日撮影。

湖岸緑地 吉川公園

まるで海辺での撮影みたいでした。

琵琶湖の穏やかさを撮りました、湖岸緑地・吉川公園にて。

比叡山延暦寺の写真、根本中堂・横川中堂は滋賀観光名所

2009年撮影、比叡山延暦寺の写真

比叡山延暦寺の写真

比叡山延暦寺を焼き討ちした織田信長のこと、本を読んで知った。

平和の象徴である寺院なのに何故、戦国武将から軍事行動を起こされたの?

天皇や大名以上に、比叡山延暦寺が政治力や軍事力を持っていたことが、その原因とは聞いていた。

それは一体どんな場所なのか関心があり、滋賀と京都の境目、比叡山延暦寺を目指してドライブウェイを走る。

比叡山延暦寺の写真

東塔の宝物館は素晴らしかった。

素晴らしい仏像が幾つも見れて、さすがに格式高い比叡山延暦寺の宝物館だって、納得していた。

根本中堂の薄暗い本堂に入って、その広さ・大きさに驚いた。

ここに数百人の僧が入って、読経したらどれだけのパワーが生まれるのだろう。

未知の世界、願わくばその瞬間に僕も立ち会ってみたいものだが、まぁかなわない夢だろう。

写真に撮ると、東塔だってなんだか地味に見える。

観光地化されているわけでもなし、と言って今もバリバリの修行地でもないのだろう。

瀟洒な飾りなんてあるわけがない、比叡山延暦寺には今も一定の修行者はいるのだから。

森深くの木造建築物のせいか、体が冷えるような寒い風が吹きつける。

比叡山の山頂標高は848mだから、低山とは言えないレベルの山。

厳しい自然環境の中で、僧たちは何を求めて修行するのか。

現代人でまぁまぁ都会人の僕には、理解できるはずもない世界。

比叡山延暦寺の写真

西塔の釈迦堂にも足を延ばすと、よりピュアな修業の場っていうイメージ。

夕方という時間帯もあったが、観光客の姿が一気に減った。

比叡山延暦寺の写真

何も甘美な誘いがない場所。大福の中に餡子が入っていない感じ。

ただ読経をするだけの世界があって、欲望に迷えないよね、こんな場所では。

横川の横川中堂だってそう。

こんな辺鄙な場所で何を求めて籠るのか、常人ではできないこと。

たまに訪れれば季節の移ろいで、自然は美しく感じる。

でもこれが日常では、精神の安定を図るのが逆に難しいのではないかな?

比叡山延暦寺の写真

安土桃山時代の比叡山延暦寺が、政権を無視して肥大化した状況が理解できなかった。

だって、今も昔も変わらない比叡山延暦寺だろうから。

ここに住んでいて権力に溺れることはないだろうし、何も欲しくはならないだろうに。

比叡山延暦寺の写真

あるいは織田信長に焼き討ちされて、比叡山延暦寺はその後に寺社の本懐に再び目を向けて今に至るのかな。

織田信長が命令をして、実際に戦いの指揮を取ったのは合理家の明智光秀と言われている。

比叡山ドライブウェイを降りていくと、琵琶湖と大津市が見えてきた。

色々と空想をしながら、憧れだった比叡山延暦寺を後にした。

答えは分からなかったが、比叡山延暦寺が特殊な環境にあるということは良く分かったよ。




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