坂本の町を代表する紅葉名所、ということだけを聞いて訪れた西教寺(さいきょうじ、大津市坂本)、
そこになんとも大きな物語があることを、僕はまるで知らなかったな。
参道はもみじスポットだ、わずかに登りに傾斜した真っ直ぐな道、この通り美しい。
紅葉最盛期、土曜日の昼、こんな名所が無人で撮れる、なんとも貴重な。
参道を上がると、琵琶湖が見える一角がある、坂本・琵琶湖・西教寺のつながり。
境内の広さ、見どころの多さ、まぁそれはお寺の格ってやつだが、それに圧倒された。
ここ西教寺はかなり大きなお寺。
天台真盛宗総本山と言われても分からないが、つまりは坂本の町を代表するお寺。
その坂本の町は、明智光秀が治めていた戦国時代では京・堺につぐ日本3番目の大都市。
そんな背景がある西教寺とは知らず、紅葉だけを期待して観光していた。
確かに紅葉の風景が多く、建物や境内の様子も余裕があって、大寺院という印象はすぐに受けた。
比叡山焼き討ちの後、坂本を任された明智光秀。
織田家で初の一国一城の主になった明智光秀、ここ西教寺に寄進を重ねたらしい。
つまり西教寺は坂本の文化の象徴だったのだな。
西教寺の紅葉ぶりは当時の影響度の高さの名残なのかな。
本堂と客殿を歩くと、日本庭園や建物に歴史も文化も感じる、京都の有名寺院並みの出来栄え。
現代の私たちにとっては坂本は知らぬ町、間違いなく往時は大都会だったのだな。
西教寺のインパクトを増大させてくれる一つが、上の写真の門の向こうに広がる琵琶湖。
無料の観光駐車場を備えた西教寺、ここは立派な紅葉名所、坂本の文化の香。
紅葉トンネル参道を歩く喜び、西教寺に出会えた幸せは、明智光秀が与えてくれたGiftだと感じて。
琵琶湖の辺、坂本城跡にある明智光秀公の像(ちょっと出来栄えが悪い)
珍しく水位が下がっていて、坂本城跡の石垣が目で見れる状態にあった、普段は湖面下なのに。
400年以上前、明智光秀が見ていた琵琶湖の光景とそうは変わっていないだろう、時を超えて土岐氏を請える。
次は、日吉大社(山王総本宮)を訪れてみた、花手水が鮮やかで、加えてここも紅葉名所で。
東西に別々の神を祀る、なんて大きな神社、「大社」というのは神社の最高のランク。
夜のライトアップには時間が合わなかったが、新しい試みも取り入れた、歴史ある日吉大社。
西教寺には明智光秀を、日吉大社は「日吉丸・猿」というキーワードで羽柴秀吉を連想してしまう。
坂本の街を代表する西教寺・日吉大社ツートップ、共に文化と紅葉が美しい場所でした。
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