ランニング

猿投山トレイルランニング写真、豊田市登山コースを走る

こんな暑い真夏の猿投山をトレイルランニングしたことあったかな?

7月27日、豊田市内は一番暑い14時で35℃ぐらい。

猿投山の深い森の中に入れば、体感30℃ぐらいかな、走りにそう問題はなかったのがすごい。

猿投山トレイルランニング写真

駐車場から御門杉までの序章、アスファルト道は早足で歩く、暑過ぎて走るのは危ない。

タイツの後ろに挟んだ2本の水だけが今回の命水、走ったらブルブルいって走りにくいし。

猿投山トレイルランニング写真

大岩展望台はいつも登山者の気分を爽快にしてくれる、この絶景だよ。

猿投山トレイルランニング写真

この日は登り降りに関しての足腰の訓練、どうやら全く問題なく、止まることなく足が進む進む。

山頂で若者たちに集合写真を撮ってと頼まれ、撮ると上手と言われた、それはそうですよ。

猿投山トレイルランニング写真

御船石に上がってつぶやいた、もうここには3-5年来ないかもしれないな、いいえ、もしかしらもっともっと長い間。

やはり不思議な三角石、どんな意味があるのか誰か教えてよ。

下に下っていけばいくほど空気に暑さが戻り、走りにくくなってきた。

広沢天神ではもう完全に下界、陽射しの道は走り抜けて、日陰の道では歩く。

12km3時間の猿投山トレイルランニング&ロードランニングの旅でした、暑さで激しく体力を消耗。

最後は猿投神社でお詣り、「ちゃんと勝てると思う次の新しい仕事だけどご加護を」と。

車に着いたら冷たいコーラをほぼ一気飲みした、僕にしては珍しいこと。

2023年10月14日

もう数十回と走って登って歩いた猿投山の登山道、それでも前回から2年もご無沙汰だったみたい。

猿投山トレイルランニング

豊田市民にとってお手軽アクセス&そこそこの登った感、総合力素晴らしき猿投山(さなげやま)。

猿投山トレイルランニング

大岩展望台からの眺望は素晴らしいよ、だいぶ登ってきて、最初で最後の休憩をとるのにちょうど良い。

猿投山トレイルランニング

この日はiPhone15proの超広角レンズの写真テストも兼ねていて、カメラ撮影が止まらない。

猿投神社東の宮の前にある跡、いつもここが聖地だと思わせてくれるデザイン。

10月の晴れ間、猿投山の山頂は人が多かった、それだけ魅力ある猿投山。

猿投山トレイルランニング

西の宮へのトレイルコースにある御船石、アプリの力で明るく撮れてNiceだね。

西の宮でびっくり!

この三角の石は熊野古道・中辺路で見た形と一緒じゃないか、何か意味があるのでしょう。

頭上の森は深く、見上げてしまう。

この日はiPhone15proの水中撮影テスト、完全防水ケースを使って猿投山の清流で試行。

心地よい汗かきながら車道を走って下る、もう最高。

里に出ると癒しの田園風景。

堀切ですよね、これ。お城や砦ではなくとも。

薬師堂の石仏、ずっと前から変わらず、当たり前ですけど。

猿投神社の参道を歩いて、ゴールは神楽殿あたり。

ふわっふわ狛犬を撮って、僕の猿投山トレイルランニングコースはおしまい。

2021年7月25日

猿投山をトレイルランするのに、今回もカメラ性能をアップグレード、レンズはSEL40F25Gに。

だから写真がいよいよ高画質になっている、RUNとPHOTOを同時に楽しむ私。

RUN猿投山トレイル

開放値F2.5で撮っているから、左手前の枯れ木がなんとも味のあるボケ方に。

紫陽花も終わりかけ、それにしても背景のボケ方は美しいよ。

RUN猿投山トレイル

なんだか写真ブログのようになったが、この日は夏らしい大汗かこうと猿投山へ。

大岩展望台までハイペースで一気に登ると、身体中から汗が滲み出してきた、それを待っていた。

44歳にして登り歩くペースは落ちていない、そこは誇るべきか。

下界の暑さと比べれば、夏も猿投山中は涼しい、平道RUNとは異なる修行ができて良い場所。

ランニングのペースがあがらないのはカメラのせい、開放値で撮る明るい写真が楽しくて止まっては撮る。

猿投山頂へ行くとオリンピック記念仕様になっていた山の神さま、629mの番人。

走って、写真を撮って、動画を撮って、そんなことをしていると俗世界のことを忘れてリフレッシュ。

RUN猿投山トレイル

ピントは木の根に合わせて、奥の緑がボケる、こんな写真テクニックをカメラ手持ちトレイルランニングで叶える幸せ。

東の宮から、西の宮への荒れコースをワイルドにトレイルランニングする、あの快感を。

西の宮からは猿投七滝方面の車道を一息に走る、汗が止めらない、もう止められない。

手前の木漏れ日にピントを合わせて、道の奥にボケを生む、良い感じ。

C-PLフィルターは持ってこなかった、それでも川の流れを美しく撮れることに満足。

里山と田園風景を走り抜けて猿投神社へ、平地に戻ると真夏の暑さを感じた。

猿投山トレイルランニングはいつも楽しい、親しみのある軽い修行コースね。

新レンズ SEL40F25G の作例動画をYouTubeにあげました

2023年1月1日

猿投神社へ初詣、お正月の昼に行ったから人も車も多かった。

西三河一帯で、ご利益がありそうな格式高い神社を、と考えると猿投神社が真っ先に思い付く。

猿投神社初詣写真

娘のおみくじに付き合ってあげる、2023年の私は「中吉」だと。

数年ぶりに車中の交通安全お守りを更新、猿投神社のお守りに来ていただいた。

さなげ神社、さるなげ神社、どっちが正解かはすぐ分かる私は愛知県民。

2006年に東京から引っ越してきた時は「さるなげ神社」だったけど、今は完全に「さなげ神社」。

猿投山と猿投神社、素晴らしき神のお住まいね。

別になんていうことない写真、それも記念に残しておこう。

2021年1月30日

三河国に雪がほんのり積もった、あまり起こらないことだ。

週末を運動場所を考えていて、雪と猿投山がリンクした。

普段ならそんな寒い場所を冬にチョイスすることはないが、雪があるなら珍しい状況になっているだろう。

ところが猿投山登山道駐車場に停めて歩くと、全然雪の残りがない。

御門杉からのトレイルコースに入ると、ようやく雪が目に入ってきた。

温かさすら感じた車道から、大岩展望台手前になってようやく冷たさが勝ってくる。

猿投山観光展望台に行ったが、目の前の高い気が視界を邪魔する。

三河湾のキラキラした部分が見えていた。

猿投山雪写真

この日からはSONYフルサイズカメラ・α7Cを片手に持っての猿投山トレイルランニング。

ボケの量とかがこれまでとまるで違う、得られる写真快楽度がはっきり異なる!

猿投山雪写真

東の宮入り口を過ぎると、足元が滑るようになってきた。

何も考えずに走ると危ないレベルに、2021年初は寒い冬になったものだ。

狙いはヒット、軽登山を楽しみつつ、α7Cで雪景色を撮りたかったから。

もう10年も前、この氷が完全凍結していた冬もあったな、あの時よりはまだ温かい今か。

アイスバーン化した猿投山登山道、トレイルランニングシューズでグリップが効いていても危ないから、腰を落とし気味に歩く。

猿投山雪写真

カエル岩も背中に何かを乗せている。

こういう積雪のトレイルコースが撮りたかったの、温暖な三河国では毎年撮れるものでもない。

猿投山雪写真

ブログには動画は載せられないが、この山頂へのトレイルロードではひたすら動画を撮っていた。

α7Cを持って走るようになってから、走る&写真 → 走る&写真&動画、とやることが1つ増えた。

猿投山の山頂ベンチ付近、もちろんほぼ無人。

猿投山雪写真

ベンチ周りは雪なのだが、遠く瀬戸の方向を見渡すと白い山はない。

気温はマイナス1度になっていた。

割と新入りの山頂のマスター、やはりフルサイズセンサーのカメラで撮ると写りの繊細が違うな。

雪道は下りこそ危ないから、転ばないようにソロリソロリを歩く。

東の宮から御船石の方へと向かうと、人通りが少なくなるから積雪はもっと。

御船石(おふないし)の上は乾いていた、こんもりと雪が積もっていて欲しかったよ。

猿投神社西の宮の雪を掃いてキレイにしてくださっている方がいた。

広沢川の方を走り降って、一気に猿投神社まで。

途中で広沢川の流れをα7Cで4倍スローモーション動画にしたら美しくて震えた。

雪の猿投山トレイルランニングは最高だった。

いつか次はもっともっと雪が積もった猿投山で、もう歩くのが大変なレベルの積雪を。

2020年6月16日

梅雨の合間の暑い日、猿投山を歩いて走って汗をかこうと、正攻法ルート・猿投神社からの猿投山トレイルコースへ。

距離13km、高度は最低113m最高638m、3時間のトレッキング&トレイルランニングになった。

猿投山ランニング画像

猿投山登山者用の駐車場は、スペースは多いものの登山者が多くて週末は混む。

平日だから問題なく停められて、車道沿いに御門杉まで歩く。

駐車場に咲いていた紫陽花の美しさに足が止まり、ついつい写真撮影に夢中に。

駐車場にトレッキングコースのマップがあるので、写真に残しておく。

もしも道に迷ったら、この画像を拡大すれば地図になるから便利だ。

猿投山ランニング画像

舗装道が続く御門杉までの1.3kmは退屈なので早足。

ここから山道に入り、登り階段の連続が現れ、いよいよ猿投山と向き合う。

ところで、ここ2ヶ月ほどの休業中で走りまくって鍛えた僕の心肺は強かった。

いつもはゼイゼイ言いながら登っていた階段も、今日はいつになく快調に歩ける。

途中のキレイな東海自然歩道休憩所、しかし休む必要性もなく僕は進む。

猿投山ランニング画像

その先の「大岩展望台」からの景色、いつか許可取ってドローン飛ばしたい。

御門杉〜東の宮までは登りの連続だから、走ることはない。

先週に小さなポリープ取ったこともあって、なんとなく心配で様子見のゆっくり歩き。

猿投山ランニング画像

東の宮分岐からは、特に森の美しさが目立ち、写真を撮るためにストップが多くなる。

つがの大木を見上げて、そこそこ広角の35mmレンズで目一杯に撮る。

足元の緑も色が深くなってくる、新緑から成長期へ。

猿投山ランニング画像

走らずとも程々に汗が出てくる、平野では31℃だったが、猿投山中は大木の屋根に覆われてそれほど暑いとは感じない。

東の宮まで上がってくると一区切り、この先は猿投山の山頂までほぼ平坦なトレイルコースだ。

脱帽して山の神様にご挨拶。

東の宮の横から続く、猿投山山頂へのトレイルコース。

ここから山頂へまでは割合フラットなので、ようやくトレイルランニング開始。

かえる岩に、悪い誰かが目と口を落書きしていた。

それを批難するために、上の写真では画像修正して落書きされた目と口を消してある。

自然は自然のままに。

週末になると多くの登山者がいて、走ることがままにならない山頂への道。

平日ならではの閑散具合、今日は快調に走ることができる。

標高629mの猿投山山頂は無人だった。

猿投山と書かれた看板の足元に、どなたかが手彫り?した木像が仲間入りしていた。

猿投山ランニング画像

1.5時間ほどかけて登ってきたが、足にダメージはほとんどない。

これが月100km走った成果なのか、身体の総合力が今までと明らかに違う・・・。

折り返して山頂から下っていく、更に心に余裕が出てきたので山の花を見つけては、写真撮影を楽しみながら。

流石に山中では紫陽花は咲いていなかった。

巣箱が新しいものと替わっていた!作ってくれた方、Good Jobです。

東の宮入り口から別ルートを取って、西の宮を目指す。

一気に足元が悪いコースになる、歩く人が少ないから整備が追いつかない道に。

猿投山ランニング画像

御船石には何度乗ったか数え切れない、巨石の多い猿投山で僕が一番好きな巨石。

猿投山ランニング画像

頭上を見上げれば森の屋根は高く、厚く、これが夏の暑さから僕を守ってくれる。

西の宮コースはマイナー、東の宮コースはメジャー。

車道を走って猿投七滝遊歩道方向へ向かう、こっちもマイナーコース。

猿投山ランニング画像

滝がたくさんあって名前は覚え切れない。。。

広沢川はサワガニのいる清流、これだけ苔があるのだから秘境でもある。

菊石の写真だが、誰かに解説してもらわないと菊石の貴重さが分からない。。。

グリップの効いたトレイルランニングシューズなら、遊歩道でも走れる。

行き交う登山者数で感じるのだが、滝コースの方は人気がない。

涼しい場所だが、鬱蒼として薄暗く、そして猿投神社方向へ戻るのに不便な場所だからかな。

駐車場の台数も少ないし、アクセスの悪さが影響しているような。

車道と広沢川が並走する道を一気に駆け下りる、車もほぼ通らないし快適なRUN。

小さな葉っぱがウロコのように、石へへばりついていた。

猿投山ランニング画像

広沢天神は森の神様の空気を感じる。

もう少し下って農道を交差すると、水田と民家が見えてくる。

鹿などの害獣駆除のオリ、この猿投山一帯では初めて見た。

軽トラックの轍がある農道を走っていく、東海環状自動車道の下を潜る。

ゴールの猿投神社はもう近い。

中切の薬師堂前に出る、石仏を撮りたくなった。

薬師堂前のベンチで猫さんがお昼寝していた、いっときジャレあってモデルにもなってもらった。

猿投神社の立派な山門に出る。

三河國三之宮の名の通り、神社の階層で3番目に立派なことが分かる山門。

猿投神社の境内をウロウロ歩いて、「今年の猿投まつりは開催かな、中止かな」と考える。

13km・3時間の猿投山一周トレイルランニングはまずまずの運動量だった。

東京都近郊の山登りと言えば、高尾山。

名古屋近郊の山登りと言えば、猿投山(さなげやま)。

誰でも手軽にちゃんと楽しめる低山の登山コースだと思う。

2020年4月25日

僕が勝手に名付けている「裏・猿投山登山道」とは、瀬戸雲興寺から猿投山頂へと向かうトレイルコース。

豊田市からの交通の便が良く、猿投神社を擁する南側からのコースを「表・猿投山登山道」と呼ぶのは順当として、

対局の北側から登ることになるコースだから「裏・猿投山登山道」。

裏猿投山登山道の写真

今日は手元のApple Watchによると往復11km・2時間半ほどでした。

行きはウォーキングですが、山頂からの復路は半分以上ランニングしています。

裏猿投山登山道の写真

駐車して雲興寺へお参りに行くと、新緑が綺麗な上にこのお寺は写真映えがするから、いきなりそこでカメラ遊びしてしまい、先に進まない。

反転して猿投山方面へ向かい、東海自然歩道の案内に従って猿投山山頂を目指す。

裏猿投山登山道の写真

裏猿投山登山道の良いところ

1)人とすれ違うことが、表猿投山登山道と比較して半分以下

2)往路はずっと程々の山登りで足腰のトレーニングになる

  (最低高度192M・最高高度638MとApple Watchが示してる)

裏猿投山登山道の写真

裏猿投山登山道の悪いところ

1)特に見どころ・写真スポットはない

裏猿投山登山道の写真

歩き始めるとまずは軽めの山登り、それを越えたら林道に入って、いよいよ猿投山の山頂へのトレイルコースになる。

林道のところで迷う可能性はあるが、東海自然歩道の看板通りに進めば大丈夫。

裏猿投山登山道の写真

たった1つ、見つけて欲しいスポットがあって、山頂へのトレイルを登って1/3ぐらいのところ、トレイルの左右が特殊な石に囲われた滑り台風の部分がある。

裏猿投山登山道の写真

巨石の多いこの猿投山一帯だ、きっと珍しい岩盤なのだろう。

大型プールのスライダーを滑っている感じでここを上から下へトレイルランニングすると、特別な気分になる。

裏猿投山登山道の写真

途中に赤猿峠(海上の森方面への分かれ道)を超えて、そのうちに猿投山の山頂へ。

この時はコロナウイルス対策で外出自粛令が出ていたからか、人が少なかった。

裏猿投山登山道の写真

無人になる時さえあって、この場所を無人で写真に写すことができたのは初めてかもしれない。

裏猿投山登山道の写真

猿投山頂→雲興寺は一気に下ることができるから、トレイルランナーにとっては格好の走り場。

裏猿投山登山道の写真

歩行者優先で迷惑かけないようにしながら、雲興寺までのトレイルランニングを楽しんだ。

裏猿投山登山道の写真

そして雲興寺へ着くとそのままRUNのスピードで参道の石段を駆け上がる。

裏猿投山登山道の写真

赤津焼の瓦が珍しい本堂へお参りして、裏猿投山登山道のトレイルランニングはおしまい。

2020年6月9日

「物見山から赤猿峠」〜脇・猿投山登山コースの写真

有名なトレッキングコースではないし、見所はほぼない。

それでも新しい猿投山の横顔を知ろうとして、歩いてみる物見山から赤猿峠。

物見山から赤猿峠

瀬戸の「海上の森駐車場」に車を停めて、里山方面へ歩き、物見山下へ。

それにしても海上の森のトレッキングコースはお見事な整備ぶり。

道幅広く、案内看板はしっかりしている。

物見山から赤猿峠

物見山の山頂へはこの急階段が目印、一息では登れない。

物見山から赤猿峠

標高327mの物見山、東山タワーと名古屋駅方面を一望できる。

さっきの急階段を上がり切って右に行けば物見山の山頂。

左に行けば、赤猿峠方面だが、案内看板は出ていないので注意。

それどころか2020年5月にこの尾根で、熊の目撃情報があったこともあり、無理して行く必要はない。

猿投神社からの正攻法、雲興寺からの裏登山道、どちらかをおすすめしよう。

物見山から赤猿峠

ハイキングの足跡で踏み締められた道が、尾根沿いにはっきり残っている。

それを追っていけば中盤までは間違いなく進むことができる。

問題は上の写真の、山城の堀切のごとき場所に降りてきた地点。

写真左上から降ってきて、左手にこの景色を捉える。

倒木のある方向(↑)へ進むと海上の森方面だから間違い。

手前(↓)へと進み、100mほどで細い山道(木に赤いペンキのマークあり)が正解。

手前(↓)へずっと進み、アスファルトの道に出てしまうのも間違い。

恥ずかしながら、この時の僕は↑↓へとコースアウトしてしまい、二重でロスをした。

↑↓の道は幅広で気持ちよく走れるから、それにつられて本物の細い山道を見逃した。

赤いペンキのサインを見落とすことなく進めば、あとは割合分かりやすい道。

物見山から赤猿峠

送電塔の足元からは瀬戸の町が一望できる。

物見山から赤猿峠へはこの送電塔が唯一の見所だな、あとは眺望もない山道。

森の屋根を見上げるように、送電塔を見上げてみた。

そこからわずかで赤猿峠へ着くのだが、このあたりの道は写真映えがした。

歩く道だけ色が違っている、なんだか神々しい。

赤猿峠まで2時間で到着、うち30分以上はコースアウトでのロス。

距離にして10kmだったが、うち3km以上はコースアウトでのおかわり。

標高は48mから514m(赤猿峠)まで上がった。

赤猿峠に着いたら18:10で、猿投山山頂へ行くと帰り道に暗闇がくる。

赤猿峠から猿投山山頂は先日登った「裏・猿投山登山道」と同じコースだからこの日は割愛。

迷いがちな堀切っぽいところまで戻ると、物見山方面ではなく海上の森方面へ降りる。

「山路車止め 18番」から上の写真のような林道を走って、瀬戸大正池まで。

サンセット時の瀬戸大正池、自然の営みを強く感じた、人の世界とは区別がある。

物見山から赤猿峠

帰りは赤猿峠→海上の森駐車場で6km/1時間ほど、途中の写真タイム以外はトレイルランニングで走った。

里山サテライトという立派な建物、この一帯は集落になっていた。

森の中の隠れ集落みたいな様相。

繰り返しですが、物見山から赤猿峠は猿投山登山道の中でもマイナー。

見所少なくて、コースも分かりにくくて、特に美点はない。

何度も猿投山トレイルランニングしていて、コースに飽きた人へぐらいかな、お勧めできるのは。

2019年12月28日

アメリカから帰国して最初のトレイルランニングをするなら、猿投山にしよう。

ずっと前から決めていたこと。

車社会というか平地が多いアメリカ中西部にはトレイルランニングコースは少なく、

僕の身体はすっかり平地ランニング仕様になっていた。

森や山に囲まれた日本の風土に戻りたい、好きだったトレイルランニングをもう一度やり直したい。

猿投山トレイルランニングコース写真

そういうことで猿投山登山道の駐車場から、光降り注ぐ山道を登っていく。

僕の装備はすっかり様変わりした。

シューズは、ノースフェイスのシングルトラックから、ロヴェレートへ。

カメラは、NIKON V3/32mm単焦点から、SONY RX0IIへ。

音楽プレイヤーは、SONYウォークマンNWD-W253から、i-PhoneとAir Podsへ。

猿投山トレイルランニングコース写真
大岩展望台からの豊田市ビュー

今更ですが、まず驚いたのは登山人の多さ。

駐車場がいっぱいになって、登山道の脇に駐車するのは昔から馴染みの光景だったが、

猿投山の人気は続いていて、駐車スペースはないし、歩き始めると登山人がたくさん。

猿投山トレイルランニングコース写真

御門杉〜大岩展望台〜東の宮分岐までは、そもそも登りだし、走る余地はない。

登りごたえのある道をあがっていくと、たくさんの人たちとすれ違うから、

やはり走っては迷惑かけるな、と思うと普通の登山スタイルで体を慣らす。

猿投山トレイルランニングコース写真

東の宮の鳥居をくぐった後の森が美しい。

美林だね、あなた。

そう呟きながら、もう少し登山スタイルを続ける。

猿投山トレイルランニングコース写真

東の宮の先からが、猿投山トレイルランニングコースの始まり。

ここから山頂までは、幾分か人が減る気がするし、道が平坦だから走りやすい。

もちろん人とすれ違うときはスピードを緩めて、相手への気遣いをするけど。

猿投山トレイルランニングコース写真
猿投山頂からの景色

我慢していた後のトレイルランは爽快。

見晴らしはよくなくても、森の中のほぼ平らな道を走るのって楽しい。

東の宮から山頂までは一気に駆け抜ける。

猿投山トレイルランニングコース写真

東の宮まで戻ると、西の宮までのトレイルを選択する。

注意点は、昔からそうだったが、トレイルが一気に荒廃しているから足元が不安定。

巨木がある先はまた平坦なトレイルになるから、御船石までは快走できる。

猿投山トレイルランニングコース写真

お気に入りの御船石は変わっていなかった。

広角レンズで撮ると、御船石の全容が入るのですね、新しい発見。

猿投山トレイルランニングコース写真

西の宮までもフラットだから一息に走り抜ける。

東の宮コースと大きく異なり、誰とも行き交うことがなかった。

猿投山トレイルランニングコースとは、西の宮一帯のことね!

猿投山トレイルランニングコース写真

西の宮からの激しい階段道、ここを降るのは容易だが、登りは厳しい。

猿投山トレイルランニングコース写真

美林は続くよ、ふと見上げれば美しい光景、幾何学的な何かに見える。

猿投山トレイルランニングコース写真

東の宮から車道を一気にランで降って、駐車場を過ぎ、猿投神社まで。

途中で、カモシカに遭遇した。

猿投山はきっと20回は登っているが野生動物に会ったのは初めて。

久しぶりの猿投神社も何も変わらず、木目が美しい。

「ドローン禁止」の貼り紙があったのがショックだった。

猿投山トレイルランニングコース写真

駐車場横の猿投神社山中観音堂は豊田市で最古の建築物。

新しい継ぎ接ぎはしてあるが、基礎部分は確かに古さを感じる。

4年ぶりだった猿投山でのトレイルランニング。

登山&トレランを割合近所で楽しめるという意味ではかけがえのない場所ね。

2015.12.5

豊田市のトレイルランニングコースとして、優れているのが猿投山。

豊田市の猿投神社の奥にある、登山者用の駐車場に車を停めて走り出そう。

猿投山トレイルラン1.jpg

車でのアクセスが容易で、登山道が整備されていて、

山中が明るく、景色の転調があり、ほどほどの標高(629m)。

猿投山トレイルラン2.jpg

猿投山の登山道を登り始めてしばらく、休憩小屋と東の宮の間ぐらい、

視界が開ける岩場がある。

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東の宮までは登坂ばかりだから、トレイルランするのも辛い、本番は東の宮から頂上までの間。

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走れなかったウサを晴らすかのように、音楽をかけて一気に走り抜ける、そこに猿投山トレイルランの味あり。

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猿投山の山頂で景色に浸るのも瞬時だけ、あとはずっと下り道だからトレイルランを存分に楽しめる。

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御船石と西の宮がある道へと逸れてみよう、落ち葉でフカフカのトレイルランコースなのだ。

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頂上への登山道は、山歩きをしている人たちが多すぎてスピードは上げられないけど、この西の宮ルートなら人気は限定的。

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猿投七滝へと車道を走る、滝沿いの道は滑りやすいけど、グリップの効いたトレイルランシューズなら大丈夫。

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一周グルリと走って15km程度だろうか、猿投山トレイルランコース。

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猿投山の神様がくださるもの、猿投山・猿投神社・猿投の桃・猿投祭り。

猿投山トレイルラン11.jpg

猿投神社で巫女さんが歩いている姿を見かけたのは幸運でした。

紅葉時の猿投山トレイルランニングの写真、あなたの走りたい欲をかき立てられるといいな。

猿投山(さなげやま)登山コース~愛知県豊田市

登山道は猿投神社から始まるのだ。

登山者駐車場の手前にある猿投神社、行きとは言わないが帰りに寄ってみると良いことがあるだろう。

猿投山登山1.jpg

最初は車道をゆっくり歩いていく、猿投山には幾つかランドマークがあるが、

最初は水車がお出迎えだ。

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その先からようやく土の登山道の始まり、この日は特別に↓の写真のようなお洒落が歓迎してくれた。

猿投山登山3.jpg

休憩小屋を過ぎ、東宮までが急坂極まりないところ。

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ロールプレイングゲームでボスキャラのいる最上階に着いたような雰囲気、それが猿投山の東宮付近。

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かえる岩とはいえ、落書きをしてはいけませんよ、自然は自然のままで。

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ところどころに見かける鳥の巣箱。

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東宮から西宮への自然観察道にある御船岩、僕はここに腰かけて物思いにふける。

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東宮と較べれば人気が少なくなる西宮、木々は一層深く、足元の登山道は落ち葉がびっしり。

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この日は紅葉の季節だった猿投山登山道、鮮やかな色が点在していた。

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猿投七滝を過ぎ、車道を降りてくると広沢天神、もう下山しきった場所、猿投神社まで戻ろう。

猿投山登山11.jpg

山歩きに、トレイルランニングに、フォトウォークにも良い舞台の猿投山、あぁ、猿を投げた山。

猿投神社の写真

猿投神社は、愛知県豊田市にある有名な神社

猿投山の足元に佇むこの猿投神社は、年始だけ特別な賑わいをみせる

ほら見てよ、安全祈願の札はトヨタ系の企業の名前がずらりだ

自動車祈願の受付もあるし、クルマの街・豊田市の神社だなぁ

猿を投げる神社(本当は投げないけど)だけあって、ちゃんと猿がいました

猿投山、猿投の桃、猿投祭り、猿投神社

どれも猿投の山の神様の贈り物でしょう

猿投山頂ランニング
2012/12/09 15:44:00

7年住んだアパートを引き払う前に、最後かつ最大の冒険をしようと思った。自宅と猿投山山頂の往復ランニング。距離にしたら25kmぐらいだが、高低差なら400mはある。ちょっと事前トレーニングを積んでいたら、調子がよいものだからいざ挑戦。まず猿投神社までの10kmは実質一度も休むことなく50分で看破。こいつはまぁ、実力というよりも合法ドーピング「アミノバイタルプロ」のお陰ね。気温は8℃、風の強い冬の日。体力の消耗は最小減でよいが、猿投山の中にはいったらやはり寒い。クラッグジャケットが冷たい風を防いでくれるが、歩いているときはよくても止まると寒い。1時間程度で猿投山の山頂へ、これもまぁ予期していたペース。寒くて速攻で山頂を離れるが、ここら辺でペースダウン。十分にご飯を食べてきたはずなのに、かなりの空腹を感じてたまらん。お気に入りの御船石あたりのシングルトラックを軽快に駆け抜けて、深秋ならではの落葉フカフカコースを楽しむ。もう当分はこの猿投山〜加納コースは走らなくてもよいな、引っ越しの後は新しいコース探しだ。猿投山を下っている途中で、お腹が空いて、チョコレートでも無性に食べたくなってダウン。猿投神社の売店でコーンポタージュを飲んでほんのちょびっとは回復しても、体力の底がついた。帰りの10kmはまともに走れず、最後のほうは雪まで降ってきて、僕は体力の限界、ついには歩いてしまう。冷え切った身体で、疲労困憊の様相で家までたどり着くと、タイムは5時間半、予想の4時間から大幅ディレイ。往復30kmに相当する激しいトレイルランをやりきったから、達成感はあるものの、疲れすぎ。さすがに長すぎて最後は楽しめなかったし、これからはまぁ20kmぐらいを目安にしようか。家から遠目に見える猿投山、まさかあの頂に走って往復したなんて、なかなか信じられない偉業。当分の猿投山の走り収めには適当な長距離RUNでした。これほど長いRUNの時にはモチベーション維持のために色々準備しないといけない、と教わった一日でした。


猿投山RUN
2012/06/17 15:30:00

猿投山でRUNするのも久しぶりのこと。一時は常用コースだったが、最近は週末に自分の時間が取れなくて、でもレイナが寝た時間に出かける。最近は平坦な道ばかりをRUNしていたが、6月の心地よい暑さの中、Trail Runをしてみようと。音楽は東京事変、ここ数ヶ月で一気に惚れてしまったミュージシャン。カラフルで多才な音楽を聴きながらのトレイルラン、猿投神社から猿投山頂まで往復10km。昼間の鳥の巣には主の姿は見当たらないが、夜には有人になっているのだろうか。昨日までの雨でトレイルは濡れ、空気中は湿度満点、24℃ぐらいの気温。汗が流れる量に驚いて、初夏のRUNを感じた。走りながら考えることは、ほぼ毎回同じ。どうしたら早く走れるか?ではなくて、どうしたら良い小説と写真が生み出せるか。どーしようもない迷路、十代の頃からずっと追いかけている迷い道か。俗事を忘れ、無心でRUNする僕の頭の中は、いつの間にかリセットされている。約1時間かけて山頂に着いて、下り道は休憩を1回だけで一気に走り下る。平地RUNとは違う筋肉を使って、なんだか身体はミシミシといっているが、それもまた心地よく。猿投山RUN、そこに新しい冒険物語はないけど、錆びずに輝く詩的日記。


猿投山 赤猿峠
2011/11/13 17:24:00

迷いましたよ、猿投山の赤猿峠。久しぶりに、まとまったトレイルランをしようと、猿投神社〜猿投山頂〜赤猿峠〜物見山を計画。スタートが2時半と遅くなったのが、僕のリスクマネージメントの弱さだなぁ。まぁ普通に早めに歩いて猿投山頂まで、何度も通いなれたトレイルですから。赤い物体に興味津々、写真を撮ろうと寄り道、手にトゲが刺さって、ちと痛い。11月中旬、猿投山の山頂付近はイエローの色づきあり、そんな中をRUNすることの楽しさよ。夕闇まで時間がないと知っていながら、赤猿峠を目指した僕が甘かったのさ。海上の森方向へと走り出したら、まだ解けていない迷路コースを攻略することで夢中に。鉄塔を過ぎて、案内通りにちょいペースあげて走った僕。物見山を目指したはずが、二度目の迷子、瀬戸・東山路町に下りてしまいました。あー失敗ですよ、でも時間も4時過ぎだったので、急いで猿投山頂へ戻ろうとする。が、すでに時遅し。猿投山頂付近で、あたりはすっかりブラックアウト、よく知っている道だから走れたけど、遭難級の真っ暗道、しかもライトなしの僕、これはダメでした。真っ暗の道を、忍者のように駆け抜ける。地元だから生きて帰れたけど、ヤバかったなぁ、相当に疲労しつつ、なんとか生還できました。恐るべし猿投山、まだまだ解けない謎があったのか。


猿投山 トレイルラン
2011/05/21 13:05:00

猿投山でトレイルラン。僕の週末RUNの定番コースですが、改めて一周してみると、やはり名コースだと分かった。猿投山の登山者駐車場は、今日も朝からいっぱい。歩く人・走る人、老若男女、みんな猿投山が心地よいんでしょう。走り出せば、深い木々が暑い日差しを遮ってくれるし、水の流れと緑が気温を下げてくれている。歩きやすく、走りやすい、それが猿投山だと思っているよ。上は、復元された水車。駐車場から東の宮までの登り道は、決して楽ではないよ。走るにはタフすぎるし、歩いていてもゼイゼイします。600m級の低山とあなどるとダメみたいです、猿投山。東の宮まで着けば、ほとんど高さのピークには来ている。ここから山頂までがトレイルランを楽しめる場、一息ついて、本気で走る準備。RUNの途中に、鳥さん誘致の木箱を見つけて、立ち止まる僕。これはいけませんね!元々、カエル岩という名前だったんだけど、誰か悪いヤツが目と鼻を落書き。山頂までの道に、猿投山トレイルランの醍醐味が詰まっているから、疲れていても止まりません!1時間もしないぐらいで猿投山山頂へ。ここから下れば雲興寺、ちょっと距離があるけど、そのコースも幾度も走ったな。瀬戸・海上の森へと抜けるコースもあり、何度も楽しめます。山頂から東の宮まで戻り、そこから西の宮までの自然観察路へと道を外れる。あなたも猿投山をトレイルランするなら覚えておいて!この自然観察路が、猿投山でベストなトレイルランコースです。凹凸が少なく、足元は柔らかい葉っぱの積み重ね、RUNしててこんな気持ちいい道はない。メインロードを外れているから、行きかう人も少なく、遠慮なくRUNできる道ね。御船石の上に座って、景色を眺めながら呼吸を整える。西の宮は、いつ来ても人気がなく、いやぁ、こっちの道の方が美は多いのに。見上げれば、巨木たちが頭を揺らしているよ。僕はこの涼しい森で、2008年の真夏に小説「奈良アートボックス」を書き上げた。そんな思い出の場所を走る。山中のトレイルは終わり、あとは車道を走るけど、ほとんど車は行きかわない。相変わらず深い森が厳しい日差しを防いでくれるから、気持ちいい走りができる。猿投山の清涼な水の流れ、数ある滝も楽しめるのが猿投山だから。走っていて、退屈しなくて良いなぁ。苔が多い道を一息に駆け上がる、贅沢な気がして、密かに笑ってしまったり。サワガニだっています、ヘビだって見かけたよ、猿投山。噂ではクマも?!これは菊石という、猿投山の名物。ちょっと見てとれる通り、非常に珍しい模様になった、貴重な石なんです。寄り道しっぱなしですが、ノースフェイスのシングルトラックを履いた僕は走ります。マーティンウィングプロをまとえば、両手を自由、思う存分に走れる。東の宮を外れてからは会わなかったけど、猿投山にはトレイルランニングを楽しんでいる人が多い。きっと、トヨタ系企業の駅伝ランナーさんたちなんでしょうけど。みんなマジメに早いんだ、猿投山の登り道を駆け上がっている。だいぶ下ってくると、初夏の緑がいよいよ眩しく。広沢天神、シークレットな雰囲気バリバリ。古来より日本では、こうしたありのままの自然を信仰していたんだなぁ、と感じさせる場所。山を下り、民家を通り、猿投神社へと走る途中、見かけた薬師如来の出来が素晴らしかった。左の解説に書いてあったけど、名のある像なのだとか。スタートから2時間半、10kmぐらい走り、猿投神社へ到着。この日は5月後半にして、30℃もある暑い日。随分と汗をかいたなぁ、疲れも全身にいきわたり、心地よい感じで猿投神社を歩く。トレイルランをするなら、猿投山はおすすめ。程よくきつく、景色は飽きず、道は整備され、直射日光は少ない。あなたもどーぞ、この楽しみを経験されてみてください。僕のトレイルランの定番コース、猿投山。

2009年撮影 猿投山の雪写真

朝、車検のために外に出ると雪。速攻で手続きを済ませ、猿投山へ出発。

ちょうど雪降りが止まって、太陽が出てきた。

猿投山の雪写真

あっという間に溶けてしまう雪、わずかな瞬間を見逃さず、美をカメラに収めよう。

猿投山の雪写真

ギアを二速に入れて、薄く雪が積もっている山道を登っていく。

歩いて登ろうかと思ったが、雪はわずか、ここ1~2時間が勝負、車を使って時間短縮。

猿投山の雪写真

2005年の12月、もう4年も前か、愛知に移って最初の冬に大雪が降った。

その時に猿投山を登ったんだけど、あの時の感動が忘れられなくて。

誰も足跡をつけていない雪道を歩くのは、なんとも言えない快感。

二百段の階段を上がり、猿投山展望台まで。途中、猪の足跡が雪の上にくっきり。

シャッタースポットを探しながら、ウロウロと歩くことって贅沢。

東宮へ歩くと、この時とばかり、結構な人数の登山客がいた。

美しいときに登山をしたくなる、その気持ちはみんなに共通。

あまり人が歩かないコースへと外れ、カメラだけを抱えて歩き続ける。

巨木の一帯まで来ると、もう雪解けの音だけに包まれる。

積もっては太陽の光に溶け出した雪が、木の上からポタポタと落ちてくる。

あっという間の積雪になりそうだね、ゆっくりしてくれて良いのに。

御船石まで着いたら一休み。

4年前はもっと積もったのに、一朝だけの積雪だとこのぐらいか。

雪の猿投山から眼下の豊田市を見下ろす景色は、気持ちが良いもの。

iPodの音楽に合わせて、今後の創作活動はどうしていこうか?と考えていた。

最近驚いたSuperflyと秦基博さんの「楓」を何回も聴いた。

スピッツの曲なんだけど、二人のカバーも本当に素晴らしくて、何十回とリピート。

Salyuの「コルテオ」、AP BANK FES 2009でのライブなんだけど、

スケールの大きさを感じさせてくれる曲、最近の僕の宝物だ。

猿投山の雪写真

10時に登って、1時前に下る頃、もう積雪の大半は溶け出していた。

美を美の時にしっかりと撮れて、僕はすっかり満足。

iPodで音楽を聴きながらの雪道ウォーク、とても美しい時間でした。




私の人生ベスト3写真

火おんどり

夜闇の火祭り、ピントも炎も人の表情も最高な、奇跡の一枚

9年経ってもこれを超える写真が撮れない...

ペンサコーラビーチ(フロリダ州)

冬の海辺、フラットな光

スローシャッター30秒、非現実の世界に

いろは松の夜桜

彦根城の水堀、桜リフレクション

桜満開、微風、深夜の無人を狙って撮影