仙台市では、ララガーデン→ららぽーとへとアップグレードされるのだろうか。
市の単独人口が100万人を超え、地方の巨大都市として名を馳せる仙台市。
ミリオン越え人口の商圏ならば、次のららぽーと進出計画地にノミネートされているのは当然だろう。
そして、宮城県仙台市は地の利を得ているから、他の地方の巨大都市よりは実現性がある。
関東・中部・近畿のみに集中してオープンさせた、ららぽーと(三井不動産の商業施設)。
もう一通り出店できたから、次は範囲を拡大させて更なる集客を目指すのが王道プランだが、
そこで一気に津軽海峡を越えて北海道札幌市に出店するのはハードルが高い。
まずは陸続きの大都市を模索するはずだ、それなら関東から北上した大都市・仙台が一番。
新潟市の80万人口ではなく、仙台の100万人口だろう、北関東・南東北だって仙台商圏に含められるのだろうから。
関西の西・岡山や広島に広げるよりは、関東の北・仙台に投資する方が、人口数から考えて商業的成功の可能性が高い。
それが、ららぽーと仙台が秘める優位性・地の利だ。
市の人口数 | 県の人口数 | コストコ | イケア | ららぽーと | 三井アウトレット | |
名古屋市 | 232万人 | 754万人 | ○ | ○ | ○ | ○ |
札幌市 | 196万人 | 524万人 | ○ | × | × | ○ |
福岡市 | 160万人 | 510万人 | ○ | ○ | ○ | × |
広島市 | 119万人 | 279万人 | ○ | × | × | × |
仙台市 | 109万人 | 229万人 | ○ | ○ | × | ○ |
勝手な見方ながら、広島にイケア・三井アウトレットパークがないこと、
札幌にイケアがないこと、それが上で申し上げた仙台の地の利の裏返しだと読んでいる。
- 2009年にオープンした仙台のララガーデン長町
- 2008年に開業したのが、三井アウトレットパーク仙台港
三井不動産の商業施設計画は、すでに関東から北上していた。
そして次の課題は、中型のララガーデンから、大型のららぽーとへとアップグレードするかという点。
10年以上のララガーデン営業で、地元への知名度は積み上げることができた。
そして、2022年には陸続きではない地方大都市・福岡市にららぽーとを出店させる計画をぶち上げた三井不動産。
更なる一手は関東周辺、それには北上しかないから仙台市だろうよ。
仙台港になるのかな、海辺イメージのららぽーとだから。
松島の絶景をなんとなく想像させてくれる宮城県仙台市の海。
関東圏から一歩足を伸ばした先にオープンする仙台ららぽーとを期待して、
これから何年もこの空想を楽しむことができる。
正直、いつ本当にオープンするかは、全く先が読めない仙台ららぽーとの実現性だけれども。