<歴代のマイ・トレイルランニング専用カメラ>
メーカー | センサーサイズ | 主なレンズ | 重さ 含レンズ | 感想 | |
iPhone15pro | Apple | 1/1.3インチ | 24mm | 187g | ・小型軽量 ・ボケできるし画質良し |
EOS M200 | CANON | APS-C | 22mm | 404g | ・持って走れるサイズ ・ボケできるし画質良し |
RX0II | SONY | 1インチ | 24mm | 132g | ・超小型軽量 ・ボケがなく不満 |
RX0 | SONY | 1インチ | 24mm | 110g | ・超小型軽量 ・ボケがなく不満 ・バリアングルなし |
NIKON1 V3 | NIKON | 1インチ | 32mm | 559g | ・持って走るにはサイズと重さがギリギリ ・画質は良い |
NIKON1 J1 | NIKON | 1インチ | 10-30mm | 362g | ・小型軽量 ・画質にキレなし |
DSC-TX5 | SONY | 1/2.4型 | 27-108mm | 144g | ・防水で薄型コンデジ |
DSC-W200 | SONY | 1/1.7型 | 35-105mm | 173g | ・普通のコンデジ |
DSC-P10 | SONY | - | - | 172g | ・普通のコンデジ |
iPhone15pro
ついに到来、スマートフォーンがコンパクトデジタルカメラに置き換わる時代。
高価である1点を除けば、iPhone15proが静止画/動画どちらも、ランニングカメラとして十分な性能を持った。
走るなら軽量小型の方がいい、iPhoneは音楽プレイヤー・走行距離/時間の記録・デジタル支払いにも使える。
己の肉体+iPhone+イヤホンさえあれば、一通りのランニングができてしまう時代。
いいえ、カメラマンとしてはカメラの形状をしていないと楽しみに欠ける、みたいなプライドが
残るかと思ったけど、iPhone写真の画質の良さの前に、そんなものも消し飛んでいった。
カメラ | ビデオ | タイム計測 | 月間距離の記録 |
ミュージックプレイヤー | Googleマップ | モバイルSUICA | 懐中電灯 |
標高の測定 | 走る場所の地図を写真撮って、地図代わり | 休憩時間にメモを取る | ついでに?電話機能として |
ソフトケース(手で持って走る時) | スマホスタンド(セルフィー用) | 防水ケース(水中写真撮るなら) | モバイルバッテリー |
つまり、iPhoneならば下のものだけを持って走ればOKなんだ。
iPhone | イヤフォン | 鍵(家や車の) | 運転免許 |
そしてDX化が進み、キーレスや運転免許が電子化されたら、いつかはこうなる。
iPhone | イヤフォン |
ウルトラライト化(UL化)されていくランニング必須アイテムよ。
携帯電話が世に存在しなかった1995年頃、家の鍵は郵便受けに隠して、300円ぐらいだけの現金を握りしめて(水を買う)走った。
2025年ULランニングは、その時と同じくiPhone/イヤフォンというアイテムだけを持って走るのかな。
重量で考えれば大差はないのに、2025年のランナーは音楽は楽しめ、カメラもSNSも、iPhoneが叶えてくれる。
たった30年ほどで超劇的に変化しっていったランニング事情。
イヤフォンが無くなるのかな、携帯電話もクレジットカードサイズに小型化されるのかな?
もしくは身体のどこかに携帯電話機能が埋め込まれて、Apple Watch型が持ち物の全てになるとか?
そんな空想をしていると楽しみになってくる、その未来までずっと元気に走っていたい。
CANON - EOS M200(ホワイト) + レンズEF-M22mm F2 STM
2020年2月〜2023年8月まで使用
APS-Cセンサーと、F2.0のパンケーキ単焦点レンズ、ギリギリ片手で握って持ち走りできる画質合格な組み合わせ。
EOS M200が299g、EF-M22mm F2 STMが105g、それでいて単焦点のAPS-C画質なのだから。
動画の画質はダメでしたが、静止画は合格。
このカメラを握りしめて、色々なところを山走りした思い出。
i-Phone 15pro の画質向上があり、もうカメラ単体は不要になり、スマホに置き換わりました。
<RX0II(M2)SONY夜景写真撮影レビュー、スローシャッター感想>
2019年5月21日
いつも夜景写真撮影は、フルサイズの一眼レフカメラと三脚利用で行う派。
最高の画質を求めて、4kgぐらいある装備を苦と思わず、喜んで持ち出すわたし。
ところで、トレイルランニング時の撮影用としてSONY RX0 II(RX0M2)を買って、
その小型軽量と高画質さのバランスに驚き、喜び、愛し始めていると、ふと思った。
「RX0 II(RX0M2)で夜景撮影をしたら、どんな写真が撮れるのだろう?」
ミニ三脚「VCT-SGR1」を使って、シャッタースピードを下限の1/4秒、
ISO感度をAUTOにして撮ってみた夜景写真、ケンタッキー州のレキシントンという町のダウンタウンで。
アメリカの街の夜景写真マニアを自称するわたしには、シャッタースピード1/4秒はモノ足りなかった。
いつもは30秒を目安に長秒露光するから、1/4秒って手持ちで滝とか流れものを撮る時で、
わたしにとってはスローシャッターとは言えない。
良い点
・小型軽量なので、ズボンのポケットに押し込んで
RX0 II(RX0M2)とミニ三脚「VCT-SGR1」を持ち運べる。
・風景写真に向いた画角24mm相当(単焦点レンズ) ・前作RX0から進歩し、
180度チルト可動式液晶モニターがあるので、
地面に直置きしたRX0 II(RX0M2)のモニターを撮影中に確認できる
・前作RX0から進歩し、電子水準器があるので、まぁまぁ水平を取りやすい
悪い点
・絞り値はF4.0固定、シャッタースピード1/4秒が低限という制約により、
十分なスローシャッターは無理
・液晶モニターが小さ過ぎて、暗いところでの夜景写真撮影中は撮っているイメージが
その場で確認できず、構図や明るさやピントが自分の勘任せ
理想ばかり語っちゃって、駄目ね、わたし。
4,000g(45万円)の一眼レフと、300g(9万円)のRX0 II(RX0M2)の重さ・価格のことを書かずに比較して。
撮れた写真を比べてみると、その画質に重さの13倍の違い、値段の5倍の違いはない。
最近流行のコストパフォーマンスで言えば、RX0 II(RX0M2)の優れ方が目に付く。
RX0の2代目であるRX0 II(RX0M2)は、まだ夜景撮影向けのカメラとは言い難い。
けど、あと2-3世代と時代が進んでいくと、わたしが書いた悪い点が改善されて
フルサイズ一眼レフカメラとか、フルサイズのミラーレスカメラで撮った夜景写真と、
素人目にはほぼ分からないぐらいになるのだろうな。
そうなった時、わたしは4kgもある装備は打ち捨てて、
ポケットに突っ込んだRX0とミニ三脚だけを持って、夜景写真撮影の冒険に飛び出しそうな気がする。
そんな未来のカメラ・RX0の次世代機をイメージして、わたしは明日も夜景撮影を続けるよ。
とりあえずフルサイズ一眼レフカメラで、たまに、RX0 II(RX0M2)で。
<DSC-RX0 SONY サイバーショット 良い所・悪い所>
2019年3月8日
ランニングの最中に、仕事での出張中に、家族でのラフなお出かけ時に、手軽に持ち出せるカメラを探していた。
もう10年もニコンのカメラを愛用しているから、今更他社に浮気できなくて、DLシリーズが販売中止になった後も、いつか出るニコンの小型ミラーレス一眼を待っていた。
しかし、それもお終いね。
SONYのサイバーショット・DSC-RX0を手にしてしまったら、目が覚めた。
手のひらサイズなのに、1インチセンサーの画質。
ポケットから片手で取り出す → 電源入れる → 撮影
僕に5秒もくれたら、この流れをやってみせるよ、DSC-RX0なら。
そのくせ、得られる画質は、コンデジやスマホ以上、APS-C未満。
繰り返すが、こんなサイズ感なのに、(↑これ以外の)このページの写真はDSC-RX0で撮ったもの。
DSC-RX0の良い所
- 小型軽量なのに、合格ラインの高画質!
- デザインが良い上、堅固で防水
- 1インチセンサーのRAW画像、単焦点レンズの画質の良さ
DSC-RX0の悪い所
- F4.0固定なので暗めのレンズ、明るい場所でないとノイズが出る
- 手ぶれ補正がない
- 寄れない (接近して撮影しようとしても、ピントが合わない)
贅沢な不満を書いてしまったが、トータルで考えれば素晴らしいカメラ。
今まで使っていた NIKON1 V3 と 1NIKKOR 32mm f/1.2 の組み合わせと較べれば、
画質は 1/2 に落ち込んだものの、重さとサイズは 1/5 になった。
DSC-RX0 のレビューとして、我が町・ケンタッキー州レキシントンの雪景色を撮ってみた。
被写体は自慢の写真映えスポットばかり。
雪が降っている最中の暗さで撮影しているので、だいぶ暗く見えるのはご容赦を。
DSC-RX0 は小型軽量・高画質。
SONYさん、傑作を世に出していただき、ありがとうございます!
近所の公園を走る時、出張先やお店で素敵なシーンに出逢った時。
僕は今まで機会喪失していたな。
SONY サイバーショット DSC-RX0 を味方につけたことで、僕の行動範囲が広まった。
RX0は、すげーよ、コンセプトを追求した鬼才だよ。
<Sony RX0 夜景撮影サンプル 三脚グリップVCT-SGR1利用>
充分なのだ、Sony RX0 で撮影する夜景写真で。
片手で掴んで持ち出す - Grabできるサイズ感なのに、そこそこの高画質。
フルサイズ一眼レフと比べると違いは感じるが、もう中途半端に1インチのミラーレスカメラや、
APS-Cの一眼レフで夜景撮影する必要性はないのだろうね。
出張先のホテル隣接のショッピング街にてテスト撮影。
RX0は開放F4通しだから、手持ち撮影ではブレる。
しかし、三脚グリップVCT-SGR1とのセットなら、この通り。
シューティンググリップは背が低過ぎ、RX0の液晶が小さ過ぎて、撮影後に写真の確認は無理。
そこはアメリカの夜景撮影マニアとしての自分の経験でカバー。
出張先やフォトジェニックでない場所で、大型三脚とD850を構えて夜景撮影するのは気が引ける。
でも、SONY RX0 なら、VCT-SGR1を小型三脚として、及第点の夜景写真が手に入る。
小型軽量化を一度知ってしまうと、もうこの流れは止められないかもしれない。
サイズ感が分かるように、後ろにソルト&ペッパー置いてます
忍び道具のように、ビジネスバッグに SONY RX0 を忍ばせて、 隙あればビジネスマンからフォトグラファーへと姿を変える。
RX0なら。このSONY RX0ならば。
<NIKON 1 V3>
2018年8月23日
ニコンからのミラーレスカメラを待望、熱望している。
ただし用途にマニアックなところがあって、トレイルランニング中の持参。
願わくば、小型軽量のミラーレスを、CXフォーマットを超えてDXフォーマット以上で。
高価なフルサイズ・ミラーレスはちょっと避けたい。
山野を走って視界が開けたその先で、一石二鳥なカメラマンにもなりたいのだ。
FXフォーマットまでは求めないが、コンパクトデジカメではどーしてもダメなんです。
iphoneのカメラも認めているけど、どーしてもダメなんです。
そこそこの画質、小型、軽量、頑丈、それをバランス良く満たしてくれるもの。
カメラマンでいたいから、カメラマンでもいたいから。
NIKON 1のV3に、ナノ・クリスタルコートの単焦点レンズ 1 NIKKOR 32mmを愛用している。
NIKON DLシリーズこそが求めるものだと想いを馳せた2年前、販売中止に心を痛めた。
あれこそが求めるもの、DL18-50 f/1.8-2.8と一緒にあちこちを走るイメージをしていた。
その夢の続きをNIKON Zシリーズに託せる?
いいや、ターゲットの異なりが大きくて、トレランにはもったいない逸材。
さすがに35万円相当のZ6/NIKKOR Z 35mm F1.8Sを腰に山道を走るのは忍びない。
ビジネスとしては高級カメラ路線に絞らないとダメなのは理解できるから、DLシリーズに近いものは今後も見込めないだろう。
すると僕のトレイルランニングのお供は、自然とニコンのカメラから逸れていく。
D90→D800→D850、J1→V3、と愛用してきたニコンからの別離?
メイン機はD850→いずれはZシリーズ、サブ機はNIKON 1→他社のミラーレス?
いいや、本当はトレイルランニング用のカメラにメーカーは関係ないんだ。
ニコン縛りは自分だけの不思議ルール。
画質が良くて持ち運びがスマートならば、僕は悪魔にも天使にも魂を売ろう。
そんなことよりも、写真撮影を楽しむこと。
トレラン専用カメラで揺れ動く僕の心の内。
ニコン以外のミラーレスではトレランには何がフィットするのかな?と禁断の一歩。
SonyのCyber shot RX0に浮気しちゃう?
もう止められない流れ。
心の壁を突き抜けた時、僕のトレランカメラはもっと自由になる。
2015年4月19日
1NIKKOR 32mm f/1.2 は明るい単焦点レンズの極み、CXフォーマット
究極のレンズが欲しくて、1NIKKOR 32mm f/1.2を買った。
利便性でも価格でもない、欲しいのはただ、最高画質の写真だ。
NIKON1 V3につけて、トレイルランの旅に出るときに1NIKKOR 32mm f/1.2を使おう。
ということで、この究極に明るい単焦点レンズを試し撮り。
お休みを1日取って、3連休になった週末はずいぶん楽しかった。
キッチン雅木さんのランチは美味しかった、久しぶりに食べたプロ中のプロの味。
f/1.2で撮るときの明るさは驚異的、ピント面の狭さにもびっくり!
凄いな1NIKKOR 32mm f/1.2、まさにポートレート向けのレンズ、これがFXでもDXでもなくCXフォーマットとは。
写真だけ見るとフルサイズのD800で撮ったかのように見える、まさか手軽なミラーレス一眼での一枚とは気が付かないよ。
刈谷ハイウェイオアシスの遊園地で遊んだ思い出。
三好池を17km(4周)走って、夕飯のタコスは僕のお手製、ハードタコスを焦がして異臭騒ぎに。
1NIKKOR 32mm f/1.2 の試し撮り画像、これからこのレンズを持って歩けるなんて楽しみ、幸せ。
<NIKON1 J1>
2012/03/02 19:26:00
トレイルランに最適なカメラを探していた。
画質は重視したいけど、一眼レフじゃ重く大きく高価すぎて、激しい揺れで被害が出てしまったら元も子もない。
コンパクトデジカメのSONY DSC-TX5を使っていたけど、最近自分のカメラ力が上がっているから、
ちとコンパクトデジカメの画質には満足なくてね。
そこに現れたミラーレス一眼レフ、NIKONのJ1。
ミラーレス登場以降、その薄さと一眼レフカメラ級の画質に注目していた。
他社動向を様子見していたNIKONが遂にJ1を出し、価格も3万円ちょっとまで落ち着いてきたから、
RUNのお供として多少酷使しても惜しくないレベルと思い、NIKON J1を買っちゃいました。
今まではRUNで通り過ぎる景色がキレイに残せなくて、良いスポットがあれば一眼レフを持って再び訪れたいと心残りに思えていたけど、
NIKON J1のお陰で、一期一会で走り抜け、景色と向き合える。
ランニング用カメラとしてのNIKON J1の活用。
さて、実践しようとRUNのもうひとつの愛用グッズ・エンデュランスベルトのサイドポケットに入るかどうか試すと、
まぁパンパンだけど転がり落ちない程度に安定してくれる。
いざ走り出してみても、ブルンブルン揺れることないから、エンデュランスベルトの安定力もあるけど、
NIKON J1の小型サイズはRUNに適応している。
えっ?肝心なNIKON J1の画質はどうかって?
なんて言うかなー、それは一眼レフカメラと較べたら若干落ちるけど、
コンパクトデジカメをずっと上回っていて、レベル的には合格ラインだ。
NIKON J1での写真なら、一眼レフでの撮り直しはいらない、って思えたよ。
まぁ困るのは、余計に写真が撮りたくなっちゃうこと。
RUNの途中で撮りたい衝動に駆られては、ポケットからNIKON J1を取り出すことの繰り返し。
いちいち取り出すのが面倒で、いっそ手に持ってしまえと右手に握りっぱなしでも、
NIKON J1のコンパクトサイズなら、別に持って走っても問題なかった。
そんなこんなでテスト撮影RUNをしてみたら、期待値以上の活躍してくれたNIKON J1。
これから走るのが楽しくなってきたなー。
冒険&カメラ&RUNという3つの趣味を一度に叶えてくれるなんて、素敵な環境&時代に恵まれているんだな、僕ってさ。
まぁそれに甘えて、せいぜい楽しませてもらうだけ。
RUNやトレイルランニングのお供としてのミラーレス一眼レフ、趣味を豊かにしてくれる心強い仲間が加わってくれたようです。