
内浦重須見晴台(うちうらおもす)は、内浦湾と淡島越しに富士山を撮影することができる写真スポット。

総合評価
| 名所レベル | 富士山・内浦湾・淡島、見晴らしが良い | |
| 行きやすさ | 最後の徒歩は大変 | |
| 撮りやすさ | 撮影場所は快適 | |
| 撮影成功率 | 富士山頂の雲は天候次第 | |
| 満足度 | 他ではない組み合わせの絶景に満足 | |
| 合計 | 100点中76点 (19/25) |

行き方
| ルート | 沼津市内から車30分ほど、駐車場から徒歩30分ほど |
| 駐車場 | あり(長浜城跡見学者駐車場)、観光客用、無料、5台 内浦重須見晴台への枝道近くには駐車スペースありません |
| 駐車場の住所 | 〒410-0224 静岡県沼津市内浦長浜176 |
長浜城跡見学者駐車場から重須馬頭観音方向に15分ほど歩くことにしよう。
重須馬頭観音前後の道路脇に僅かに停車できそうなスペースはあるが、明らかに近隣の邪魔だ。
そう時間もかからないことだし、大人しく長浜城跡見学者駐車場に駐車させてもらおう。

重須馬頭観音を過ぎると、上の写真のように枝道への入口が出てくる。

細いから見落とさないように注意。
一見、車も乗り入れ可能に見えるが進んだ先は、倒木で完全に通行不可能(2025/1時点)。
車もバイクもこの枝道に乗り入れすると、かなり痛い目に遭うから、徒歩でどうぞ。

この通りの倒木でアスファルトの道が封鎖されています、その横から徒歩なら通れます。

20分ほど登っていくと、カーブで見晴らしの良い場所があり、その先少し登ると内浦重須見晴台(上の写真)が現れる。
撮影場所
| どこで撮る? | 内浦重須見晴台(上の写真の狭い場所) |
| どの方向で撮る? | 内浦湾・淡島越しに富士山 |
| 撮影地点のバリエーション | ①内浦重須見晴台 ②ちょっと手前のカーブのところ |
撮り方
| 季節 | 12-4月、富士山の冠雪がある時 |
| 時間帯 | 朝(7-10時) |
| 天候 | 晴れ |
| レンズ焦点距離(35mm判換算) | 50mm |
| レンズフィルターの要否 | C-PLフィルター必要 |
| 三脚の要否 | なくても大丈夫 |
| 三脚が使用可な場所? | 使用可 |
| 撮影時の障害 | 夏場のみ虫/蚊が天敵 |
| 場所取りは必要? | 必要なし(ほぼ無人の場所) |
| 構図と主題 | 内浦湾・淡島越しに富士山 |
他
| トイレ | なし |
| あると便利 | 飲み物(道を歩いてくると息が上がる) |
撮影実例
沼津市内に富士山写真スポットは数あるが、ここ内浦重須見晴台がベスト、ただし地元民でも行かない秘境の地。
そんな噂を聞きつけて、ウェブ上で撮影された写真を見たら、それはもう素晴らしい光景。

歩くのは問題ない、冬場だし、汗も虫もそんなに出てこないさ、と長浜城跡見学者駐車場から歩く。
枝道に入った頃から、完全無人のジャングルを歩いている心地、こんな場所を訪れる観光客はいません。

ところが撮れる写真は納得のもの、合点がいきました、内浦重須見晴台は沼津市が誇るべく富士山撮影スポット。
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発端丈山見晴台
2025年7月6日
内浦重須見晴台から直線距離で500mほどにある発端丈山見晴台に行ってみた。
真夏の日中だから富士山は空気に隠れてお姿見えず、今日はただの下見っぽい感じで。

角度は流石に似ているけど、派生系としてこの発端丈山見晴台もちょっとした富士山撮影スポットね。

見晴台の全景はこうした感じ、ただ山の中腹の一角にあるスペース、まぁ一般的には来る価値はない。

日蓮宗住本寺の横を、廃墟寸前の建物前を通ってアスファルトの狭い山道を登っていく、途中で草葉の合間から海辺の町が見えてきた。
2025年7月6日
伊豆長浜城は後北条氏の水軍拠点、内浦湾に船を係留しやすい場所、海城かと思ったら地形的には守りやすい山城。

一帯を監視しやすい位置にあって、それでいて小高い山城なのだから、それは城としては良い場所&地形。

今川方の沼津城が中央左手に見える位置関係だという。

二の丸と一の丸の間、物見櫓の下は堀になっていた、なんだか地元の方がある程度再現してくれている伊豆長浜城。

安宅船(あたけぶね)のサイズを再現していると、100人が乗り込んでいた海軍主力船ね。
2022年11月6日
興国寺城跡は沼津市内にあった、駿河湾と東海道からちょっと山沿いに入ったところ。

続100名城の興国寺城、その本丸跡の真っ平らな土地の広さにびっくり。

裏手にある大空堀の深さときたら凄い!広角レンズで撮っても伝わらないでしょうが。

あの北条早雲の旗揚げの城として知られる、後北条氏はここから始まったと言っても良い。

地形以外に見どころはない興国寺城。

土塁と空堀の興国寺城、それだけは見てほしい。

地元の方が除草作業、この沼津市の宝の一つを守るために。

