この日は吉野山の千本桜を見ようと、わざわざ愛知県から奈良吉野山へ日帰りドライブ。
吉野山直前の道が混み過ぎて通行規制、やむなく途中から電車にきりかえて吉野駅へ。
吉野駅から山上へのケーブルカーも並びすぎているので、まずはバスで中千本へ。
素晴らしい1日だった、下千本~中千本~上千本、すべてがなんと満開の日に当たっていた!
ここに来るまでどれだけ時間がかかっても、一度は来たかったよ、一回は見たかったよ、吉野山の桜。
一目で千本の桜が見れると聞いたが、いやいや、本当に桜の木の数が多過ぎて、それも特定の場所に集中していて、別格な景色。
子供の頃からかな、誰からか、いつからか、吹き込まれて信じ込んでいた、ここ吉野山の桜こそが日本一のサクラだと。
これでも、この景色であっても、今の吉野山は深刻に桜が枯れている状況にあると聞いた。
名刹・金峯山寺には足を運ぶ時間もなく、残念ながらこの日は桜だけを満喫。
豊臣秀吉という男は余程の桜好きらしいな、京都の醍醐寺の桜も最高中の最高なのに、わざわざここ吉野山までも自分の庭にしていたなんて。
カメラを向ければ、上千本まで満開、桜の木々がなんだか海のように広がって。
別に望遠レンズで撮っているわけでもないのに、写真一面が桜が咲いた部分になっている、どれだけ桜があるのかっていうことよ。
多くの人が行き交っていました、中千本~下千本の参道。
たくさんのお店も出ていて賑わっていたし、それ以上ない幸せですね。
自分の目で吉野山を見た時もすごい場所とは感じたが、こうして写真にしてみると、最高の桜名所に映っている、流石にこんな桜写真は他では撮れない。
汗ばむ陽気、この日は義姉夫婦と一緒に吉野山の散歩。
確かに写真でよく見ると、枯れたような桜の木も目立つ。
全盛期の吉野の桜は、これ以上、もっともっとすごいのだろうか。
まるで想像ができないファンタジーの世界ね。
桜が昇り龍のように、山の下から上へと駆け上がっていくようだ。
1−2週間は止まってくれる桜昇り龍、春の吉野山の奇跡。
吉野山といえば葛きり、お茶屋でいただきましたが、僕の口には合わないみたい。。。
吉野山は修行僧たちの聖地のはずなのに、この桜の季節だけは何処よりも華やぐ。
帰りはケーブルカーに乗って下千本から吉野駅へ。
一生に一度は訪れたかった、日本一の桜名所と言われる奈良・吉野山の旅でした。
これで吉野山の素晴らしい景色、ずっと僕の胸の記憶のうちに。