ランニング

平勝寺〜金蔵連峠〜寧比曽岳、トレイルランニングコース写真

標高差600mのトレイルランニングコース、道が広くて景色も良い。

なかなかの本気訓練場所としては、愛知県豊田市で最良のひとつ。

超長距離走を前にして、身体に程良く負荷をかけたくて、平勝寺〜金蔵連峠〜寧比曽岳を走ってみた。

往復24km、4時間ほどのトレラン冒険になった。

平勝寺〜金蔵連峠〜寧比曽岳トレイルラン

平勝寺を訪れて、綾渡の夜念仏の記憶に浸った後、東海自然歩道を走り出す。

標高520m、朝10:08、まだ花粉が飛んでいなくて、寒い日だから走りやすい。

金蔵連峠までは美しい林が続く、割合平坦な細い道、最初から気分が良い。

10:57に金蔵連峠、その先から上りが増えてきて、そして道の横幅が広がってくる。

寒いので汗で体力の消耗が少ない、手袋とビニーを装着、金蔵連峠あたりから霜が見られるように。

行き交うハイカーはゼロ、完全無人になった。

この4ヶ月、スポーツジムで筋トレしてきた成果が出た気がする。

脚力は元からあったにしろ、上半身を中心に全体が一回りパワーUPしたからかな、走っていて我ながらバランスが良い。

数値にはできないけど。

寧比曽岳の山頂までの登りにも挫けない心身、トレッキングポールなしで挑んだが問題ない。

キレイな景色を見つけては足を止め、i-Phone15proで撮り出すのもいつものこと。

平勝寺〜金蔵連峠〜寧比曽岳トレイルラン

トレイルコースの横幅の広さは何か理由があるのでしょうね、防災上なのか。

ミディアムテンポのロックをかけながら踊るようにして走る、RUNを後押ししてくれる音楽。

平勝寺〜金蔵連峠〜寧比曽岳トレイルラン

標高1121mの寧比曽岳山頂近くになると景色が変わった、空が見えてきた、林に葉っぱがない。

平勝寺〜金蔵連峠〜寧比曽岳トレイルラン

12:23寧比曽岳山頂、11kmを2時間15分ほどで。

下にある13年前の記録よりもちょっとだけ早い、私の身体は退化していないことを確認できて満足だった。

今年は暖冬ね、山頂には雪はなく。

大好きな富士見峠手前の紅葉の道を走り抜ける、この一瞬が永遠。

平勝寺〜金蔵連峠〜寧比曽岳トレイルラン

そしてゴール地の富士見峠へ、上の写真の左上が富士山、雲がかかっていたけど、お姿は見えた。

富士見峠でしばらく考え事、とても寒くて体の芯が冷えても富士山と向き合いたかった。

寧比曽岳山頂出発13:00、金蔵連峠14:14、駐車場14:58。

金蔵連峠を過ぎた頃からペースが落ちた、補給不足が原因ね、身体ひとつの軽量RUNではちょっときついか。

走り終わっても身体にダメージは少ない、これってやはり筋力トレーニングの賜物なのかな。

13年ぶりの平勝寺〜金蔵連峠〜寧比曽岳24kmトレイルランニング、まだまだ私は走れることを再確認できた。

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平勝寺⇔寧比曽岳 トレイルラン
2011/05/15 15:23:00

山里をトレイルランすることは楽しい。新しいコースを求めて、東海自然歩道のどこをRUNしようかなーと探していて、平勝寺と寧比曽岳、片道11.2kmに目を付けた。寧比曽岳には何度も行っているよ、段戸湖からも、大多賀峠からも。足助方面から登るのは初めて、しかも片道11.2kmとは本格的に鍛え中の僕には丁度良い距離。スタートの平勝寺は、山里の小さなお寺だけど、空海が開いたとされ、重要文化財の仏像もあるお寺。走り出した直後は田園風景が美しく、でもすぐに山道に入る。そこからが長かったよ、随分と整備されたトレイルロード、この上なく走りやすいけど、誰ともすれ違わない道が永遠と続く。このコースもまた、道の風情がひんぱんに変わっていくから、RUNしていて楽しい。金蔵連峠を越える頃から、いよいよ標高1,000mらしい山の表情を見せ始める。長距離だからモンベルのアルパインポール・アンチショックを持って走る。いつか熊野古道・中辺路40kmを走破する目標があるから、その準備にね。先週に定光寺〜白岩の里25kmを走ったばかりなのに、続けて22kmを走ろうとする僕はちょっとやり過ぎかなぁ。20kmを越えるトレイルラン、しかも標高差もある道だから、アルパインポール・アンチショックで疲労を軽減していかないと辛い。金蔵連峠までが1時間、寧比曽岳まではさらに1時間30分。寧比曽岳の頂上で休んでいると、僕の格好を見た若いご夫婦が興味津々そうに色々聞いてくる。「アルパインポール・アンチショックがあると疲れが半減するからお勧めですよ」と伝えてみました。距離11.2km、2時間半、標高差500mをトレイルランしても、僕の体は結構元気。これはいけるぞ、と実感しながら帰りも同じ道を引き返す。ずっと下りだから余裕だろう、と思いきや、途中から疲労蓄積が見え隠れしてペースダウン。下りは、金蔵連峠までが45分、平勝寺までが60分、最後は結構疲れ気味。それでもSalyuのbe thereっていう曲の美しさに励まされながら、なんとか22.4kmを走り切る。三河の東海自然歩道を、ノースフェイスのシングルトラックでトレイルランする旅はまた続く。真夏になるとマムシやら暑さやら天敵が出現してくるけど、負けずに挑戦したいな。平勝寺と寧比曽岳の往復コースは、歩くと半日がかり、途中にお店もない。ストイックな人でなければ、段戸湖から寧比曽岳への美しいコースがお勧めです。




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