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ノリタケの森は写真撮影スポット、名古屋駅すぐ

ノリタケの森を写真撮影、名古屋駅近くとは思えぬ広いスペースと自然

ノリタケの森の写真

名古屋駅で時間が空いて、どこか写真撮れる場所はないか、と地図を見ていたら、ノリタケの森を見つけた。

イオンモール則武新町の建設現場も見たかったし、名古屋市西区則武新町まで歩いてみた。

ノリタケの森の写真

さっき、地下道を通ってきたルーセントタワービルが正面に見える(一番高いビル)。

こんな都心環境にありながら、ノリタケカンパニーさんは地域社会貢献のためにこうしてノリタケの森を一般開放してくださっている。

ノリタケの森の写真

赤レンガと整備された緑が素敵、カメラの被写体として良い場所ね、ノリタケの森。

ノリタケの森の写真

手入れされた草花、園内歩いていて庭職人さんたちがいらっしゃった。

ノリタケの森の写真

イオンモール則武新町でショッピングを楽しんで、ついでに横にあるノリタケの森で公園遊びをする、と。

なんとも恵まれた場所で素敵ね、ノリタケの森さん。

イオンモール名古屋ノリタケガーデン2021年10月27日オープン、則武新町の森に開業

都市型イオンモールとして名古屋の表情を豊かにしてくれるね、

ノリタケガーデン名古屋イオンモールのオープンは2021年10月27日に。

イオンモール戦略の主軸は郊外出店にあるが、

東海地方、とりわけ愛知県内ではイオンモール勢が市場をもう席巻済み。

出店できる郊外という郊外にはもう出し切った印象すらある。

次の価値観を見据えて、イオンモールを打ち立てようとしているのが、

名古屋駅から徒歩15分足らずの街中・ノリタケの森。

ノリタケガーデン名古屋イオンモールという名称でオープンするとか。

その挑戦ポイントは、イオンモールを都心真っ只中にオープンさせる胆力にある。

その発想の確かさに、私はイオンモール企画力の停滞しない凄みを感じるのだった。

ノリタケガーデン名古屋イオンモール
店舗数未定
敷地面積57,000 m2
店舗面積30,870 m2
駐車可能台数2,100台
オープン予定2021年10月27日

イオンモール則武新町のオープン予定地
ノリタケガーデン名古屋イオンモールのオープン予定地、建設中の写真 2020年6月25日に撮影

ノリタケガーデン名古屋イオンモールがオープンする立地条件は凄いな、意外だな。

名古屋駅から距離にして500m、徒歩15分圏内

一言で「名古屋駅」といっても、新幹線や在来線、

2027年開業予定のリニアモーターカーまで含めれば巨大な空間になるが、

いずれにしても名古屋駅から歩いて行ける西区則武新町三丁目に、

オープン計画されるのがノリタケガーデン名古屋イオンモール。

イオンモール則武新町

(隣接するノリタケの森の1シーン、名古屋ルーセントタワーが右の一番高いビル)

名古屋駅からみて、ルーセントタワーの先、

トヨタ産業技術記念館の手前に位置するノリタケスクエア。

元々は陶磁器・ノリタケカンパニー本社工場の跡地でしたね。

そんな都心・巨大ターミナル駅の一等地に、

ノリタケガーデン名古屋イオンモールを新規オープンさせる計画なのか。

東京でいえば、東京駅丸の内口から徒歩15分の場所にイオンモールが開業するようなもの。

週末に、家族で、自動車で郊外へ行き、広い駐車場に停め、まとめた買い物?

平日に、1人で、地下鉄で都心へ行き、駐車場なんてなく、小さなお買い物?

やはり相反するような価値観を感じてしまう。

ノリタケガーデン名古屋イオンモールの立地は、なんともチャレンジング。

ノリタケガーデン名古屋イオンモールの建物構造

1~3階イオンモール店舗
4~6階オフィスフロア

あれ?駐車場はどうした?何故にイオンモールの上にオフィス?

そんな建物構造のイオンモールなんて初めて聞きましたよ。

いいなぁ、そんなオフィスで仕事したいなぁ、というのが素直な気持ち。

だって、容易に思いつくメリットだらけなのだ。

メリット

 ・会社の食堂がなくても、イオンモールのフードコートが専用食堂

 ・ランチはもちろん、残業前に夜食食べたら仕事効率アップ

 ・昼休み中や仕事終わりに買い物できて便利

デメリット

 ・さすがにイオンモール内は混むだろうな

 ・下の階が楽し過ぎて仕事どころではない

ノリタケガーデン名古屋イオンモールが成功すれば(もちろん成功するのだろうが)、

新ビジネスモデルのノウハウを得たイオンモールは、他都市にもそれを活かす。

オフィス複合型のイオンモール兼オフィスビルという新商品の拡散。

郊外型一本足打法なんて古いイオンモールイメージはもう立ち消えだ。

新種類の商品を手にしたイオンモールの次の企画が、なんだか楽しみ。

すると、都心にあるデパートの様相は次第に変わっていって、

特に単独で展開しているような企業体力に限りがあるデパートは影を薄めていき、

イオンモールが市街地でも勢いを伸ばすかもしれない。

東京の銀座や六本木に、イオンモールきらきらメガ都心ができる日も近い。

更に書けば、ノリタケガーデン名古屋イオンモールの隣接地には、

19階建ての高層マンションが建築される予定。

イオンモール + オフィスビル + マンション

ときたら、一つの町が則武新町にできるイメージ。

イオンモールを超えて「イオン・マイシティ」「イオン・ライフ」まで広がっていく、

もう止められないイオングループの未来。

ノリタケガーデン名古屋イオンモール これまで、これから

2014年12月ノリタケ本社工場閉鎖
2016年3月跡地にイオンモールが2019年オープンと発表
2019年4月着工
2021年10月オープン予定
2027年リニア新幹線 名古屋開業予定

ところが最近出てきた心配ごと

1)新型コロナウィルス影響で、そもそも商圏需要が停滞しないか
2)東京オリンピックが2021年夏開催まで延期になり、オープン時期がかぶる
3)ららぽーと東郷は名古屋は2020年開業、キッザニア名古屋は2022年開業、イオンモール豊川は2022年開業、続くけど影響でないか

イオンモール則武新町のオープン予定地
名古屋駅近くにオープンする、ノリタケガーデン名古屋イオンモールは建設工事中@2020年6月25日

知らずや、東海道新幹線に乗っていると、

ノリタケガーデン名古屋イオンモールは車窓からはっきり確認できる立地。

京都駅近くから見える東寺の五重塔に、あなたは古都京都を感じることだろう。

ノリタケガーデン名古屋イオンモールに、いつかは名古屋を感じるようになるのか?

「あっ、イオンモールだっ、今、名古屋を通過しました」

となるのか、名古屋城は緑色の屋根がほんのちょっとしか見えないし。

イオンモール則武新町

(隣接するノリタケの森の1シーン、イオンモールと相性良さそう)

イオンモールは郊外出店型から、

ノリタケガーデン名古屋イオンモールを契機に街中へも進出する。

ジ・アウトレットという、アウトレットモールブランドを、

イオンモールは広島県で始めている。

それらが軌道に乗れば、つまりは

日本中のあらゆる小売業をイオンブランドで制覇するのかもしれない。

そこまで考えると、ノリタケガーデン名古屋イオンモールのオープンは

未来の重責を追っていて、成果を出さずにはいられない立ち位置なのね。

博打を打っているとは思えないよ、イオンモールほどの手練れが。

将棋で言えば、何手も前から読み込まれた待望の王手、

ノリタケガーデン名古屋イオンモールはこれからの時代に登場すべきヒーローなのだろう。

東海地方・2020年以降オープン予定の商業施設まとめ

すでにお腹いっぱいなのに、これでもか!まだ食べるのか!とばかりの攻め方。

そもそも東海地方にはイオンモールを絶対王者として、

地元の強豪・アピタ(ユニー)が次席から首位を窺い、

個性を放つ三井不動産・プレミアム系列のアウトレットが存在感確かな各要所に、

イトーヨーカ堂・ららぽーとが飽和の中の新鮮味、

コンビニはセブンイレブンが強いドミナント戦略を採っており、

商圏人口1,000万人の東海地方とはいえ、商業施設が飽和状態になって久しい。

いや、それは誤った見方だろうか。

2009年オープンから10年経ったmozoイオンモールを週末に訪れれば駐車場待ち、

最古参1995年からのイオンモール岡崎(当時はジャスコ岡崎南)だって、状況は同じ。

商業施設は満ち足りていないのではないだろうか?

まだまだ拡張・増築の余地があると計算した企業が、次の新しい商業施設のオープンを企画しているのが現状なのだ。

東海地方オープン予定商業施設まとめ

きっと今後オープンしそうな東海地方の商業施設

2020年9月ららぽーと東郷
2021年秋ノリタケの森(イオンモール)
2021年以降イオンモール土岐
2022年イオンモール豊川
不明岡崎本宿アウトレット

これらが全てオープンしたら、混雑している東海各地の商業施設の客が分散化される?

あるいは、新しい商業施設のオープンと同時に、

老朽化されたものが閉鎖ないしリニューアルのために休業するかもしれない。

ショッピングモールのサイクルは転生するものかもしれないね、

今どき10年単位でないとしても、15年~20年単位で。

寿命が近づいたら変体するか場所を変えて再生して、また次の商業施設へと命をつなげる。

動植物ら自然のことわりのように、ショッピングモールにもまた寿命というものがある。

そのためには、一見飽和状態に見えるイオンモールもららぽーとも、

数年後の計画を出し続けて、次世代のショッピングモール旗艦店を出しておかないと、

将来も活況が続くだろう東海地方の商業施設として、維持継続ができないという読みもある。

イオンモール勢ですら、今が大半のシェアをとっているからと言って手を緩めれば将来の没落に繋がるかもしれないのだ。

バブル後、2000年前後に造られた中小の商業施設はその役割を負え、

今後オープンする大規模商業施設に吸収合併・統合される運命なのかな。

随分厳しい競争なのだな、東海地方の商業施設のオープンときたら。

スクラップ&ビルド、輪廻転生のショッピングモール物語は今後もずっと、

いいえ、未来永劫に続いていくということで。




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